ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

9月を終えるにあたり

2007-09-30 18:48:11 | ニュース 
9月の話題は何と言っても安倍総理の辞任劇でしょう。
先日の夕刊に朝日新聞の編集委員の1人が、「「産経抄」の良心」と題するコラムを書いている。
面白いので紹介したい。
朝日新聞は安倍内閣総辞職の日の社説で、一年間の安倍政治を振り返り「評価すべき点がなかったとは思わない」と書いた。
それに対して産経新聞の「産経抄」では「あれほど安倍たたきに熱心だった朝日新聞もさすがに良心がとがめたのか」「御為ごかしそのものだ」と批判したらしい。
永年の愛読者の小生も(50年間朝日新聞一筋で過ごしてきている)さすがに朝日新聞の安倍総理を徹底的に批判した姿勢には全面的には賛成しかねた。
しかし編集委員が主張するとおり、就任早々の安倍総理が訪中、訪韓を決断した時には社説で「政権交代を機に新たなスタートが切られることを歓迎する」としていたし、一方就任前のタカ派的言動が心配されたが、村山首相談話や河野官房長官談話の継承を表明した時にも「大いに歓迎する」と評価した。そんな主張には小生も賛同の意を持った事は確かだった。

しかし安倍総理の辞任を前にたたきすぎだと反省して、今になって唐突に評価を始めたと「産経抄」子は揶揄したのだ。
それに対して安倍前総理にとって痛かったのは朝日新聞の批判だけだったのか。
むしろ、右派論壇とタッグを組んで靖国神社参拝や村山、河野談話の見直しを求め続けた「産経新聞」の身びいきこそが、重荷になったのではないかと反論する。産経新聞は読んだ事がないのでその辺の指摘については、小生もよくは判らない。
安倍前総理の就任時には読売新聞も支援する意向を持ったと聞く。しかし順次批判を強めて安倍総理退陣に傾いた様だ。後任人事では福田総理実現に動いたと聞く。

ようやく動き出した福田内閣の今後の動きを見守りたい。一方的な主張だけを鵜呑みしないそんな批判的な態度で、新聞も読んでいく必要がある様だ。

九月末まで夏日が続いた天候だが、ここ2~3日は過ごしやすくなっている。ようやく秋を迎えた実感だ。
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「どんど晴れ」

2007-09-29 16:16:24 | TV DVD
終わりましたね。朝の連続ドラマ「どんど晴れ」。
始まってからは暫くは見ていなかったのですが、何故か今回は途中から見ておりました。
昨年の放送の「純情キラリ」は、戦前から戦後にかけての、小生なども経験した時代の話で共感を持ちながら見たのでした。
NHKの朝ドラはご当地番組で、大河ドラマの様に全国各地を舞台に描かれております。
友人のH夫妻などは毎年朝ドラの舞台を巡るツアーに参加する程のフアンで毎朝を楽しみながら見ているそうである。

さて今回の「どんど晴れ」は盛岡が主舞台である。一本桜や岩手山が印象的に登場します。
しかし舞台になった老舗旅館での若おかみ修業の争いや、後継者争い、乗っ取り企業との戦いなどを経ていながら物語としては平板なドラマでした。
遠野の民話に出てくる「座敷わらし」の登場が、幸運を運んでくるとして主人公をそれに見立てる事や、経営の危機を乗越える支援者の登場などが、唐突すぎてあっけない終わり方に、いささかの違和感があるのは仕方がないと思った。
物語の舞台となった、格式を持った老舗旅館などはとても小生などには似合わないだろうと思う。
機能的なホテルに慣れてしまったせいか、おもてなしと称するサービスはかえって煩わしい。
それに料金的には庶民には到底利用できない額なんだろうと思うと、舞台となった老舗旅館等は、今後も存続の可能性があるのだろうか?そんな事を考えながら、今朝の最終回を見てしまいました。

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虎とマリン V消滅

2007-09-27 11:19:11 | 野球
一週間前まで優勝争いの先頭を走っていた、阪神Tだが、このところ「燃え尽き症候群」的敗戦が続いている。
先発投手陣の核が確りしないながらも、何とか自慢の鉄壁「JFK軍団」のリリーフ陣で勝利を積み重ねてきた。
5~6回までに何とか打線が点を取ってリードが出来れば、阪神Tのペースで勝ちに持っていけた様だ。
それが打線が湿っている。先発陣が早々にリードをされてしまう。何とかリードや同点に持込んでも、今度は疲れの出ているJFKのリリーフ陣が持ち堪えられなかった。昨夜も豪腕を誇った藤川が打ち込まれて負けている。
こうなれば残りのペナントレースは巨人Gと中日Dの消耗戦を待つしかないと思う。クライマックスシリーズで、勝ち残りを賭ける準備に入るのが妥当だと思うが?
セ・リーグは巨人Gが何とか優勝ではないかと思う。

一方のパ・リーグ、我が千葉ロッテMも何とかクライマックスシリーズの進出を決めた。交流戦頃からのふがいない戦い振りが気になっていた。ケガ人が続出した事もあるが(どのチームでも永いペナントレース中はどうしてもあるのだが)特に押さえの小林雅投手の出来不出来が大きい。なんとリリーフ失敗で7敗している。この内の4試合が勝ちで終わっていたら優勝戦線のトップにおどり出ていた。さすがに最近は登録抹消で調整に励んでいる。クライマックスシリーズに再登場を期待している。
こちらも打線が好調だけに、先発投手陣が持ち堪えれば一昨年のようなミラクル発揮で、日本シリーズに出られるかもと一縷の望みさえ持っている。
パ・リーグの優勝は北海道日ハムFで何とか決まりだと思う。来季は米国に帰るヒルマン監督が有終の美を飾るのでは。

いよいよ終盤だ、両リーグの戦いは最後まで見逃せない。

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背水の陣内閣

2007-09-26 15:00:50 | ニュース 
福田総理の就任と内閣陣が決まった。
どちらにせよ政局の空白を埋める意味で、早急に後任内閣が動き出した事は喜ばしい。
例により褒めたり、良い評価をするのがタブーになっているらしい、マスメディアは「居抜き内閣」「派閥重視内閣」と囃し立てて、清新さがないと酷評している。
さすがに民主党も、首脳陣は自民党と同様の清新さに乏しいところから、表立って酷評は出来ないで居るようだ。

改めて自民党役員と内閣人事の中身をみ直してみた。
自民党役員の4役全ては60代である。わずか政調会長の谷垣氏が62歳。派閥の長たるにはまだ50代の政治家には任せられないのが現状だろうか?しかし我々の知っている昔の派閥の長は集金力に長け、直ぐにでも総裁になりうる実力者揃いだった。その点からは今の派閥は往年の力は失っており、政局を左右する力はないと見ました。現状の自民党を纏めていくのには、まあまあの人事といえそうだ。71歳の福田総理の永年の仲間が集まったというところだろう。YKKと持て囃された内の曲者のYKが表面に出て来ないのが良かったと思う。

内閣人事では総理の71歳をはじめ70代が4人、60代が3人、そして50代が11人と意外な配置になっていた。
一般の企業でも大半は既に60代初めと50代の役員が経営に携わっている。その点政界も確実に若返っているのだと思う。
安倍総理の若さが、経験のなさが、周辺の人材の未熟さが、安倍総理の辞任を産んだとされる。
今回引き継がれた若い大臣達には、老練な総理やベテラン大臣に指導を受けて、明日の日本を運営できる様な力を是非付けて欲しい。舛添、渡辺、石波、鳩山、増田大臣などには、是非若さを活かし吸引力を発揮して働いて欲しいものだ。

参議院とのねじれ現象を持つ政局である。この逆境の舵取りに敢然と挑む福田総理と新内閣の船出に期待したい。対する民主党も新たな対応を迫られている。
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拝啓 ジャック・バウアー殿

2007-09-25 12:46:07 | TV DVD
遂に「24」シリーズⅥが公開される時期が来てしまいました。
TV放送で貴方のドラマのCMが流れると7歳の「孫」がジャック・バウアーと真似て歌い出すそうである。
思えば貴方に最初にお会いしたのは、4年程前に入院手術があり事後の2週間は自宅療養を強いられた時でした。医師から自宅での療養のひとつに、とにかく出来るだけ歩く事を勧められていました。そこでDVDを借りだして映画を観ることにした。レンタル店は丁度歩くには良い距離で、その時分に評判になりかけていた「24」の貴方に出会ったのでした。

9.11のあの忌まわしいテロ事件のあと、米国内で起こった対テロに対する怒りはもっともな事でした。
あの事故の後、貴方が主演された「24」シリーズが、米国のTV界で絶大な支持を受けたのは当然だと思います。
シリーズⅠでは、米国で始めての黒人大統領候補が暗殺の危機に遇うことから始まりました。CTU(対テロユニット)LAの責任者だった貴方と、黒人大統領候補の戦い。そしてシリーズⅡ以降も続く貴方のまさに獅子奮迅、不死身の戦いには何時も驚きを持ってまいりました。
そしてシリーズ毎の逸話で、いつも孤独で厳しい戦いを強いられ、あまつさえ味方の裏切りにも出会う。そんな貴方をつい応援してまいりました。実に4年間で今回のシリーズⅥにまでの永い付き合いになりました。

特に今回のシリーズⅥでは、過酷にも実の父親と弟との戦いもある。そしてテロが用意した核爆弾の奪取の為に、テロの指導者さえ味方に引き入れようとする。その最中に核爆弾がLA郊外で爆破されて12.000人余の被害者が出てしまう。
同時に貴方を全面的に信頼しテロとの戦いを望む大統領、大統領周辺でのさらなる強攻策実施の為に、大統領暗殺をも辞さない勢力の暗躍。残るは3個の核爆弾。テロはアラブ系のテロリストに乗じる某大国の国粋者。そのアジトに潜入し・・・・で今回の配巻が終了する。
中国に20ヶ月軟禁されて、政治配慮により帰国させられた貴方ですが、今回シリーズでより過激な行動と残酷な振るまいに及ぶのには正直うんざりです。前にも述べておりますが「眼には眼を」式の米国民に脈々と流れている精神、銃社会のやられたらやり返せの考え方は米国民が等しく共感する事なんだろうと思うのですが、小生はやはり違和感を持ってしまいます。
しかしながらジャック・バウアー殿、どうぞこのシリーズはまだ半分まで来たに過ぎません。わが身を省みない使命感で3個の核爆弾が米国内で使用されない様テロとの戦いを続けて頂きたい。そしてこれ以上の多数の犠牲者も出さない事をも祈ります。
どちらにせよ貴方をここまで追って来たのですから、地獄の底まで付き合う覚悟は出来ています。

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チャイナ・フリー

2007-09-24 16:22:04 | ニュース 
米国を中心に、「China-free」と商品に表示する動きが拡がっているそうだ。
安全性に疑問のある中国商品は含まれていない、と安全を強調する意味に使われているらしい。
この「~のない」という意味の「フリー」は、「デュティーフリー」(免税)などに使われているものだ。
元来、日本では「フリー」は「自由」「好き勝手」と捉えられているが、本来の意味は何らからの拘束から解放された状態を指すようだ。従って「スモークフリー」は、たばこを吸わない人向けに「たばこで嫌な思いをしなくても大丈夫」となる。これが「たばこ吸い放題」などと読むと大間違いになる。
健康への関心から、最近は「アルコールフリー」「ミルクフリー」などの言葉も使われる様だ。
「チャイナ・フリー」は、中国商品を「ノー」とは強く否定はせず、含まれないから安心してという肯定的表現だ。
これは現在では中国製の製品をボイコットせざるを得ない動きに他ならないのではないだろうか?

たしかに現在の中国を報道で見る限りでは、あらゆる面で決して安全とは言へないのではと思う。衣料品をはじめ中国に製作を依頼している商品は我が国にも氾濫している。
スーパー等でも食品に中国産とあると、つい二の足を踏んでしまう。ましてや中国各地を訪れて、現地で食事をするなどは恐ろしくて出来ない。良く中国に旅している友人にその点を聞いてみたが一流どころのホテルは全く安心だと一笑されてしまった。
しかし13億の民を持つ中国の急速な発展の陰で起きている、環境汚染の問題も恐ろしいものだ。来年に迫った北京五輪会場を視察に訪れた競技関係者の話では、競技直前まで北京入りはしたくないなどの談話も紹介されていた。コピー商品の製作も大繁盛らしい。すっかり本物を真似た会社や工場まで作ってしまうというから凄いものだ。
あらゆる問題を抱えている中国。先進国の仲間入りをするまでには、まだまだ時間が掛かりそうだ。


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福田総裁の誕生

2007-09-23 15:55:16 | ニュース 
今日のニュースは自民党総裁選挙に尽きます。
先程までTVでカミさんと総裁選挙の中継を観てしまいました。
予想どうりの選挙結果でしたが、麻生候補が予想外の健闘で200票にせまる投票を獲得した。
自民党は、小泉、安倍路線のいささかの修正を、安定感抜群の福田新総裁に求めたようだ。
日本丸は、世界の荒波の中で沈没寸前だ。対北朝鮮戦略、対中韓政策にも一歩前進が望めると期待したい。
もちろん国内でも難問山積だ。強力な布陣で今日の難局に当たる、新たな内閣の船出を待っている。
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いよいよ明日に

2007-09-22 16:49:09 | ニュース 
安倍総理の衝撃的な辞任劇から始まった、後継者選びは実に騒がしい一週間だった。
いよいよ明日の自民党内の総裁選挙でその帰趨が決まる。
TVや討論会、記者会見などを見る限りでは、小泉、安倍総理の改革路線の継承は続きそうだ。
ただ動の麻生、静の福田と言はれる様に、少しだけ路線の違いは出ている。
最後になって麻生幹事長のクーデター説や、拉致被害者の帰国の際の福田元官房長の言動など、揚げ足取りがもあったが、大勢は動かないのだろうと思う。
日本記者クラブでの総裁選討論会で、「リーダーとして最も大切な事は」と聞かれて、麻生氏は「孤独に耐える力」福田氏は「決断。それも辞めるときの決断が大事」と答えている。
参院選の敗北後に安倍総理が辞任の決断を出来ず、改造内閣の人事で信頼できる相談相手を失った事を念頭においた発言だと理解した。
強いリーダーシップを売り物にする麻生氏、しかし官房長官の時には自分もリーダーシップ発揮したと主張する福田氏。
これまでの自民党総裁としては、変わり者で一本気だった小泉総理。そして強い指導者を目指しながら、若さを克服出来なかった安倍総理。
明日の自民党は、今後の日本丸のリーダーにどちらを選ぶのだろうか?国民は固唾を呑んで待つしかない。




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まさか自分だけは

2007-09-21 17:40:50 | 独り言
グループメールの会のひとりが訃報を伝えてきた。同じ企業に勤務した小生より4歳も年下の方だった。悪性腫瘍系による病気との事だから「がん」性のものだった様だ。
同じ職場で一緒に仕事をした事はなかったが、ゴルフなども何度かご一緒した記憶がある。 合掌!

今朝たまたま朝日新聞に載った「日本がん協会巡回セミナー」の記事を見ていた。
「がん」は1981年からずーと日本人の死因のトップを続ける「国民病」になっている。
2006年には「がん」の死亡者は約33万人に上がったそうだ。
高齢化がすすむと、「がん」治療にかかる医療費はさらに膨らむと予測されている。
思うような治療が受けられずに病院を転々とする「がん難民」も生まれてきて問題になっている。
政府は「75歳未満のがん死亡率を10年以内に20%減らす」と明記したがん対策推進基本計画を閣議決定している。
さらに計画では、乳がんや大腸がんの検診受信率が現在20%にすぎないのを、「5年以内に50%以上にする」との数値目標も盛っている。

日本人が罹患するがんは、胃がんや子宮がんが減る一方で、肺がんや大腸がんが増加している。急速な「西欧先進国型」になり生活習慣が大きく変化しているかららしい。
現在、がんの大きな原因には30%が「たばこ」、35%が食事、10%がウイルスや細菌感染である。すなわち75%が生活習慣・生活環境によるものだ。
従前から言はれる様に、たばこは吸わない、アルコールは控えめに。運動して肥満にならない、塩分を控え野菜や果物多く摂るなどの単純な生活習慣の実施で、がんの予防をする事が大事になります。

小生の場合は、人間ドック検診でたまたま便潜血検査を受けた。結果は潜血反応が見られたとの事で、注腸検査を受けたのでした。そのレントゲンの映像では、やや盲腸部分の膨らみが足りないので、念の為にと内視鏡カメラによる検査を勧められた。
最初は躊躇したが、最終的に受診した結果で結腸部分に「がん」が発見された。幸いに一部が悪性だったが、転移の兆しもなく、「がん」部分の大腸を15Cm程切除しました。
その後3年間は定期的に検査を続けましたが、今は先生に完治と言はれております。
45年程の勤務中は病気らしい病気もせず、ましてや入院の経験も無い程の健康自慢でした。
たまたまの人間ドックでの検査の結果で早期発見が幸いしました。「がん予防はまず検診」が必要で、早期発見が「がん」から命を守る早道の様である。
まさか自分だけはと思わずに検診を受ける事をお勧めする。

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ヤクルトS 古田監督の憂鬱

2007-09-20 17:44:59 | 野球
昨日の試合前に行なわれた、古田選手兼監督の引退と監督辞任の会見を見た。
淡々と会見に臨んでいたが、残る選手達に何か残す言葉をと問いかけられて、永らく沈黙して、そして涙を流した。
2年目の今年は監督としての結果は残せなかった、無念の涙であったのではないかと推測した。
シーズン中の8月から、フロントサイトでは、現役引退を執拗に求めていたふしがある。
その事が先に報道関係者に伝わってしまった。それにも古田監督は強い不信感を持った。
今シーズンの始まる前に主力打者の岩村選手がMLBに移籍した。その後の大砲の獲得について、現在中日Dで活躍している中村紀洋選手の獲得や、外国人選手の獲得を懇望したがフロントは了承しなかった。
2月の春季キャンプ時点で既に「今年で監督を辞めると言い出すのは、間違いないだろう」と球団幹部がもらしたそうだ。言語道断の話だと思った。
そんなフロントと一部の選手との間に、充分な信頼関係が修復できないままにシーズンを終わろうとしている。

旧師の楽天Eの野村監督は「われわれの世代の後の人材が少ない中で、これから監督らしくなっていくところじゃないか。もったいない。いい参謀が必要だった」とコメントした。
確かに監督として周囲を納得させる実績が残せてはいないし、古田監督らしさの采配ぶりも見られなかった。しかし主力選手にケガ人が続出する苦境のなかで、充分な戦力を与えられないままに頑張っていたと思う。

どうもセ・リーグの各球団の経営者には問題が残る。従来からの人気に負んぶしてパ・リーグのような経営改革を怠ってきた。
ヤクルトSの経営者にも、選手会長として先のストライキを指導して、改革の一歩を踏み出させた古田監督の存在が煙ったいらしい。生え抜きの優秀な人材を、今後の野球界の為にも積極的に育成する気運はないらしい。
一流経営者になれない証しを見ているように感じてしまう。

今夜のクスリ
昨日の大相撲、土俵に駆け上がろうとする女性、審判と観客と高見盛に捕りおさえられる。

                       

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