ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

ドラフト改革に「王監督」の提言

2007-03-18 16:49:10 | スポーツ一般
プロ野球のオープン戦も終盤だ。来週からのリーグ戦開始に向けて各球団も万全の準備に怠りないようだ。
しかしNHKを始め、各TV局は渡米した松坂や井川投手、イチロー松井等のMLBの話題を余りに追いすぎる為に、日本プロ野球界が少々霞んでしまった感があるのは残念だ。

今週西武Lの裏金問題については、裏金を受領した2人が相次いで会見している。
そこで表面化したのは、西武Lの悪辣さと善良な若き野球人の今後の野球人生の行く末の心配だ。
特に早大の選手の場合は、入団誓約書にサインをさせ、入団時の契約金から支給した裏金を返還させる事まで約束させている。それに高校時代の野球指導者までが保証人でサインしている。
プロ野球に入団する選手達に、監督やコーチ、あるいは甘い汁を吸おうと群がる者が居る構図が垣間見える様だ。
しかし今回の該当選手達には、今後の球界に復活出きるる道を是非拓いて欲しいものだ。

とにかく今のドラフト制度の内、特に希望枠入団制度が糾弾されている。アマ球界も一致した廃止を声高に主張している。この事は自球団に入団を果たさせる為の裏金の横行の事実が、いはば常識化されて来た経緯もあったのではないかと邪推している。
この希望枠入団で一番の恩恵を受けたのは、この制度の推進者の読売G、ソフトBKHだと言われる。
特にソフトBKHはこの制度で有力選手を、順次獲得して、今日の強力なチームを作り上げた事実がある。

そのチームの「王監督」にしてから、今回の問題に言及して「入団希望枠」の撤廃と完全ウエーバー方式の提唱をしている。
自球団の補給第一の観点を、球界全体の繁栄を目指す方向に考え方を変更せざるを得ないと認識された様だ。
あとは読売Gの態度次第だと思われる、あのWオーナーが今のドラフト制度には問題が無いとインタビューに答えているからだ。

完全ウエーバー方式は、弱小球団の戦力引上げ目指した、ドラフト制度の導入をした際の大命題だった筈である。
とにかく早急なドラフト制度の改正を切に望みたい。

今日の「ホロリ」
大相撲の「高見盛」の話題をひとつ。あの大げさな「ロボコップ」の様な仕草が大人気だが、その不器用さもあり小生のご贔屓力士だ。ところが同郷の力士「安美錦」になんと10連敗目を喫した。プライベートでも言葉も交わさないと言ふ苦手な相手だ。好漢「高見盛」の奮闘を期待する。

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする