ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

胴体着陸

2007-03-14 18:05:05 | ニュース 
何時も見慣れたワイドショーの画面が、いきなり高知空港に切替わった。
まさに全日空機(ボンバルディアDHC8-400型)が前輪が出ないままに着陸しようとしていた。
後に繰返し見ても恐ろしい場面だ。
前輪の代わりに機首を滑走路に擦りつけたままで着陸する巨大な航空機。悲鳴に似た火花が散っている。
そして何とか着陸に成功した場面を見て安堵しました。
着陸の際に機首が滑走路への接触した衝撃で、実に高温が発生するようだ。
心配した火災の心配もなかったのは不幸中の幸いだったと言える。
幸いに乗客にも怪我人も出ず、無事着陸出来たのは、ひとえに36歳の機長の判断と操縦技術だったらしい。

今回の事故機は、国産のYSー11機の後継機として、カナダのメーカーから36機が納入され国内で運行している内の一機だ。
小ぶりで効率の良いボンバルディア機は、国内の地方路線用には格好の機種だった。
しかし、この機種では納入以来に機材不調などで計70件を超す事故例が報告されている。
今回の事故でも「緊急の手動操作で前輪を出そうとしたが、途中で止まってしまった」と機長が話している。
早急に同型機を総点検し、同様の事故の再発防止を図ってもらいたいものだ。

乗り合わせた乗客の談話では、機長の冷静な事故の内容の説明が順次あり、乗客は比較的落ち着いていたらしい。
パニック状態にならなかったのは、実に幸いだったと思う。

アサヒコムから

     
コメント
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