穏やかに

２月もとうとう晦日を迎えてしまった。
雪も降らないで春が終わってしまうとの予報に、どっこいそうは為るまい。かならず寒波が来るのではと小生は予想していましたがどうも外れそうだ。

昼前に思いたって散歩に出かけました。そして「○スコ」ストアーの近くまで歩いたのでカミさんに電話。
前からセーターを一枚購入したらと言われていたので待ち合わせる事に。
さすがに衣類は全て春物に変わっていたが、丁度良いのを見立てて貰い購入しました。

そして昼は定番の同じ建物にある「○ック」のハンバーグで済ます事に。
さすがに今日は最近食べ始めた「ビックマック」は敬遠して、チキングリルサンドを食べました。チキンが揚げてないのであっさりしていて美味しい。これはカミさんも大好きの様です。

後は何時もの散髪屋さんを覗いたら、直ぐに出来ますとの事でカミさんと別れて散髪に。

そして帰りも散歩の続きを。結局遊歩道を一時間以上歩いた事になります。

帰宅したら「孫」が上手にコマ回しをしている動画が、娘の携帯から送られてきました。
昨夜、電話でボク上手にコマ回しが出来る様になったよ、メールで送るからねと言われて楽しみにしていたのです。
おまけにパソコンで「孫」からのお手紙が届きました。ボクのコマ回しを見て下さいねとありました。
ＴＶゲームが大好きになり、いささか心配していましたが、今度はコマ回しに夢中の様子。
これも少しづつ成長している証なのだと考えました。
いよいよ最後を迎える３月の通園は、早バス時刻になる様で明日からは早起きが辛そうだ。

さすがに陽が落ちたあとは風が冷たく寒い。穏やかに今月も終わってしまいました。

安倍総理の反転に期待

安倍内閣のが不支持率が遂に支持率を上舞ってしまった。
一連の閣僚達の事務所経費のあいまいさ。国民の気持を逆なでする発言を繰返す無神経な閣僚や与党の幹部達。
官邸サイトの若い人たちの指導力、統卒力のなさが目立っているからだ。

更には多くの自民党員から「挟み撃ち」にあっているのが一因だと言われる。
例えば総理になる前に言っている事と、なってからの言動が異なると指摘される。
ひとつは「靖国問題」だ。参拝する、しないを明言しない。参拝推進派と参拝反対派の双方から攻められる。
経済問題では、小泉改革路線を引き継ぎながら「再チャレンジ」などの名目で国の支出増の道を選んでいる。
反面では「族議員」から地方への目配りがまだまだ少ないと、二つの方向から突き上げられている。

これからの安倍政権に期待されるのは、就任早々に中国、韓国を訪れ関係改善にに努めた事で、両国に対する考え方が随分変わってきた事である。
北朝鮮に対する６者協議でも、総理の中韓訪問で、日中韓３ヶ国の連携がスムーズになったと言はれる。
対外外交が最高責任者の決断で大きく変わる、そんなダイナミックな行動を実践して見せた安倍氏に国民は期待しているのだ。

自民党内の大所帯の中で、支持派と不支持派双方を粘り強く説得して行く必要もある。
時には小泉前総理のあの「すごみ」で相手を圧倒する事も期待したい。

総理が提唱する美しい国つくりには、「企業が儲かる」から皆が「豊かさを実感できる」事が必要である。
企業利益が過去最高になったが、非正規職員の増大や勤務時間の長期化などで雇用が安定していない。
豊かさを実感できるのは労働現場の過ごす時間から、親しい人たちと過ごす時間にあると思う。
「企業から家計に所得が移る」政策が求められている様に思うのだ。

何にしろ戦後で一番若い総理が簡単にくじけてしまい、旧守派の老人達に「若い者には任せられない」と言われては困る。

世代交代の歯車を戻さない為にも、ここ一番安倍総理の踏ん張りを期待したい。

肥満ランキング

朝日新聞の自冶体何でもランキングによれば、栄えある「肥満日本一」はダントツで沖縄県らしい。
ＢＭＩ（肥満指数）が２５以上の割合が男女共に高く、２位の北海道を１０数％も引き離している。
実に県民の半分は肥満である様だ。沖縄県は全国でも一番高い現状を県民に報せるＴＶＣＭも流している。
肥満は動脈硬化などを引き起こす「メタボリックシンドローム」と密接な関係にあるからだ。
かっては「長寿県」だった沖縄県は、２０００年の男性の平均寿命の順位が５年前の４位から２６位に転落している。
原因は脂質の多い欧米食に変わり、運動不足も重なり肥満が増えたと推測される。

一方の一番肥満指数の少ない新潟県の健康担当者は「なぜでしょうか？」と首をひねる。
雪国である上に、乗用車の世帯あたりの保有台数も1.5台と全国で１０位である。太りやすい環境だと思われる。
只、新潟県の１５歳以上の男性は一日あたりの歩行数が、２００４年度は７８７０歩で全国平均より３００歩も余計に歩いているとの統計もある様だ。

このランキングから見ると、どうも肥満は歩かない事に遠因がありそうだ。

小生自体もめっきりウオーキングが少なくなってしまった。寒い事もあるが、ちょっとした用事も直ぐに自動車を使ってしまう。そして体重も増えて７０Ｋｇに近ずいている。クワバラ、クワバラだ。
毎日の食事が美味しく、３食とも確りと食べている。おやつも遠慮なしだ。
ダイエットの第一歩は、やはり毎日少なくとも１００００歩以上はを歩かないとヤバイと考えてしまった。

元エース「ジョニー黒木」の決意

千葉ロッテＭの元エースの黒木投手が永年の故障から回復できず苦しんでいる。
あの真っ向から力強く投げ込む姿は見事だった。
あのマウンド上の彼を見れなくなってから数年が経っている。

先日の朝日新聞の地元版に、彼の今年に賭ける意気込みが球団の広報担当から紹介された。
今年の自主トレを球団の主力投手陣と同一の球場で実施したらしい。
そこで彼が見たものは、実に伸び伸びと野球を楽しみながらやっている若手投手達だった。
思い起こせば自分はいかに力を入れて、ただガムシャラに精一杯の投球にこだわってきたかであった。
肩の故障に苦しみ這い上がろうとして力む、それでさらに他の箇所の故障を誘発する。
そんな事の繰り返しでもがいてきた。
昨年も一軍に登録されながら、翌日には登録を抹消される等の繰り返しで苦しんだ。

そして今年、彼は楽しみながらの野球をやろうと決めた。そんな彼は実に晴れ晴れとした表情だった様だ。
千葉ロッテＭの地元ファンの一人として、かってのエース「ジョニー黒木」の復活を祈っている。

あのマリンスタジアムでの彼の勇姿を是非見たいものだ。

いよいよ球春

今日からプロ野球がオープン戦に突入した。
来月末のリーグ戦突入を前に、キャンプの成果を試される時期を迎えた。
しかし肝心の読売Ｇでは主力選手である、高橋由、阿部の故障が明るみに出る等どうも波乱含みだ。
明日の日曜は、高校球児の楽天Ｅの田中投手と千葉ロッテＭの大嶺投手が投げ合うらしい。非常に楽しみではある。
海外に活躍の場を求めた選手も多い中で、日本プロ野球界の為にも大いに盛上った戦いを期待している。
１２球団が満を持してのチーム作りの成果を注目したい。

一方米国のＭＬＢのキャンプにも総勢１６名の多数の日本人選手が参加している。
どうも毎日のＴＶは初のＭＬＢ選手になる、松坂、井川、岩村の練習風景をかなり放映している。
イチローや松井、井口、田口、大塚、斉藤等の既にＭＬＢで成果を挙げている選手の活躍もみものだ。
しかしながら日本人選手の先鞭を付けた、野茂投手の話題が上がって来ないのが寂しい。
昨年を棒に振った野茂投手は、肘の故障も癒えた様でマイナーからの再挑戦を目指している様だ。
好漢の再起動を節に祈りたい。

そしてサッカーもいよいよ来週からシーズン入りだ。Ｊ１、Ｊ２共にやはりキャンプを打上て臨戦態勢に入る。
今日は先鞭を切って、昨年のＪリーグと天皇杯で優勝の浦和Ｒに天皇賞２位のＧ大阪がスーパーカップ戦を戦った。
このところ浦和Ｒにどうしても勝てなかった、Ｇ大阪が４－０で優勝した。
マグノアウベス選手が見事なハットトリックを決めて快勝している。
Ｇ大阪の西野監督にはどうも悲壮感が漂う様な雰囲気があったが、これで今シーズンも良いスタートが切れるのではと思った。

若手の五輪代表の最終予選が迫っており、さらにアジアカップの３連勝を賭けた予選も始まる年だ。
Ｊ１、Ｊ２の選手達も是非見事なスタートダッシュを見せて欲しいものだ。


今夜の「クスリ」
夫婦でボケ防止の為に折紙に挑戦してみた。新聞の折込チラシを利用している。ちょっとした小物入れにも使える。指先を使うのもボケ防止になるらしい。

　　　　　　　　　　　
　

￥１０円ぷちまんじゅう

先日来、時々出掛ける￥１００レンタルをやるビデオ店の片隅で工事が始まった。
何だろうかと思い興味津々で見守っていたら、何とこれが￥１０ぷちまんじゅうの店だった。

昨日が開店当日だったので、大いに物好きで、甘い物に目のない小生もさっそく掛けつけてみた。
ぷち庵とあったが、２０個入りのまんじゅうをさっそく買ってみた。
何とまんじゅうは２０個を箱に入れて￥２３０だった。箱代と消費税が加算されていた。チャッカりしている。

しかし帰宅後カミさんとさっそく賞味してみた。一口大の蒸かしまんじゅうだが結構美味しい。
瞬く間にそれぞれに５個をおやつ代わりにたいらげた。程よい甘さの「こしあん」だ。
そして今日も残りをカミさんと賞味。これなら子供のおやつにもほど良い大きさで、手の出る値段だと思いました。
おやつには丁度良いのではないかと思う。

温泉まんじゅうを小さくしているアイデァも中々の物だと見ました。

和菓子店ではひとつ￥１００～￥１５０以上はするまんじゅうが、その値段で満喫出来る。
時々買いに来ようと！

　こんな感じのまんじゅう　これで￥200だ

　　　　　　　　

今、一番見たい映画「あかね空」

藤沢周平亡き後、平成の時代劇作家とし精力的に作品を発表している、「山本一力」の直木賞受賞作「あかね空」が映画になる。
上映は３月下旬になる様だが待遠しい。
主演はＮＨＫ時代劇ドラマ「蝉しぐれ」で清冽な演技を見せ、そして今年の大河ドラマ「風林火山」で薄汚れた主人公の「山本勘助」を演じている「内野聖陽」だ。相手役は「嫌われ松子」を演じた「中谷美紀」で夫婦役の両人だ。

物語は京都の平野屋で１０年間豆腐つくりを修行して、新たに江戸の街で売り出そうとした男の物語だ。
江戸に着いたあとに、偶然出会う江戸っ子の娘との出会いが新たな門出に花を添えた。
確りと水を絞り落とす江戸風の硬い豆腐に対し、柔らかな京風の豆腐が、中々に深川の住民には受け入れられない。
しかし偶然の出会いで、永代寺の庫裏に喜捨が可能になり、その後毎日豆腐や油揚げを納める事が出来る。そして少しずづ料亭や庶民にも京風豆腐の味が理解され始める。
そして夫婦から家族の揺ぎ無い絆が３人の子供に受継がれて行く。
映画ではどう描かれているかは不明だが、子供達の時代になった後の衝撃的なクライマックスを楽しみにしたい。

夫婦愛、家族愛の暖かさを描ききる持味の「山本一力」作品だが、小生が２度も３度も読み返した作品だ。
それだけに映画がどこまでこの小説の持つ味を具現出来ているのか楽しみだ。

　　　　　　

映画「寝ずの番」

マキノ雅彦（津川雅彦）監督の映画第一回作品「寝ずの番」を本日鑑賞した。
レンタル店にはかなり前から出ていたのですが、２本～３本しか入荷がなく今まで借りられない状態でした。
そして一昨日念の為にレンタル店に立寄ったところ、幸いにも借り出せたのでした。

偉大な映画界の重鎮のマキノ省三を祖父に、そして叔父にはマキノ雅弘監督がいる。
今回３代目のマキノ雅彦が監督として初めてメガホンを取った作品だ。

大阪の落語会の重鎮が急死した。亡くなる直前の珍妙な出来事が伏線にあり、通夜の出来事が面白い。
落語の「らくだ」のなかで演じる死人のカンカン踊りをさせる場面での、長門裕之の演技？が絶妙だ。

そして一番弟子の通夜の話。思い出話の途中に出て来て演じる笹野高志の落語がオチが下ネタながらやはり上手い。

さらに師匠のおかみさんが亡くなった通夜の席。元芸者だった彼女（富司純子）の知られなかった一面が披露される。
下ネタ類の唄合戦を演じる中井貴一の役回りも面白く、この喜劇を楽しそうに演じているのに感心した。

大阪でのそれこそ底抜けに明るい落語家達の生活を通し、ＴＶなどでは絶対に放映出来ない、お色気と下ネタ満載の映画になっていました。通夜に故人を偲びお守りするのが「寝ずの番」だ。そして底抜けに笑いのめして皆で偲ぶ。

最近のお笑い芸人が主体のＴＶにおけるお笑い番組とは一味も二味も違う喜劇を堪能しました。
あまり詳しい内容を説明出来ないのが残念です。「作品は　Ｂの上」

　　　　　　　

ああ花粉症

本日から西日本、明日からは東日本にいよいよ本格的な「スギ花粉」の襲来があるらしい。
ＴＶでも本格的な花粉情報を今日から出している。
明日からは東日本でも陽気が３月下旬並みになるので、花粉は一気に街中を覆いそうだ。
暖冬・小雪が、スギは林からの飛散を早めている。
関東地方も２１～２２日にかけては、最高気温が１５度を超える為に、「非常に多い」の予報が出る。
気温「１５度」は花粉の飛散が増える目安になるらしい。

幸いに昨年の日照不足から、スギの雄花の生産量が少なく、この春の花粉の飛散は、地域によって平年並みから平年の２０％と少なくなる予想だ。
しかし２年前の大量飛散の年に花粉症を発症した人が急増した為に、飛散量が少なめでも症状の出る人が多いらしい。
さらに飛散が早まった事で、今年は終わるのも早く、関東地方では、スギの飛散は３月下旬には下火になる。

ＮＰＯ花粉情報協会事務局長は「気温の高い日には特に要注意、マスクなどで花粉を吸い込まない、家に入る時も服の花粉を落とし、持込まない。アスファルトに落ちた花粉は風で再飛散する、風の強い日も用心が肝心」と注意を呼びかけている。

小生も強度の花粉症だが、昨年はこの期間に入院していて経緯もありあまり悩まなくて済んだ。
今年も軽度な症状で生活ができる事を祈っている。散歩に出る際にもはマスクの常備を心掛けたい。

ここまで来たか？

ニュースによると茨城県内で１６個、栃木県内で９個の半鐘が盗まれているそうである。
あの火の見櫓の上の、銅と鉄の合金で出来たかなりの重量物である。（４０～５０Ｋｇ程の重さらしい）
子供の時には田舎でも集落のあちらこちらに在るのを良く見かけていた。
半鐘の歴史はかなり古くからあるもので、火事や出水の際に打ち鳴らして住民に非常を報せた。
時代劇などの映画やドラマでも重要な役割を担うものだ。
インタビューを受けた方が「あの半鐘は歴史も古く、文化財でもある是非返して欲しい」と訴えていた。
今に有名寺院のあの巨大な梵鐘まで目を付けられかねないかなと老婆心ながら考えた。

さらに最近良く聞く話では、資源不足から金物（特に銅線や鉄材）の盗難が相次いでいる。
工事現場や工事場等から鉄材や銅線が盗まれる事故から、下水道のマンホール等まで被害に遭っている。
公共施設の駐車場のアルミ材のポール等もやはり被害に遭っている。

先日の同級生の会で会った女性は、永らく名古屋で解体業をを営む個人商店に勤めている。最近はビルの解体で発生する鉄筋屑が驚く程の値段で売れていると言っていた。
（余談だがそれに目を付けた国税庁が解体業界に一斉に所得隠しが無いか査察に入ったらしい。）

成長著しい隣国などでも資源不足に嘆いており、どうもその辺にも流れるので値段が高騰しているのではないか。
盗難事故の多数の発生もその辺が原因のひとつではとの予測もある。

現金支払機を重機で丸ごと盗み出す手口や、建物の壁に穴を開けて盗みに入る等の実に手荒い盗難事故も跡を絶たない現状を見ると恐ろしい事である。

それにしても「遂にここまで来たか」の感を持ちました。