ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

スピードを落そう

2013-02-28 11:15:12 | 独り言
 今朝の天声人語から。 
 「これからの日本は、スピードの落とし方本気で考えなければ」と提唱される、藤本智士さんのことを紹介している。遅いことやミスをとがめ合う時代に一石を投じたいと、大阪のおおらかなニュースを集めた壁新聞を始めたそうである。「【かまへん】というゆるさを取り戻したい」との意味を込めているらしい。

 前にも書いたような気がするが、米国のスポーツ番組(野球、ゴルフ、アメフト、バスケット)等々のTV放送を見ていると、米国人の観衆の皆さんは実にゆったりと楽しんで観戦している様が伺える。素晴らしいプレーには惜しみなく総立ちで拍手を贈っている。この余裕が日本人には少なくなっているのではないかと思うのである。

 小生が最近でよく気が付くのは、車を運転している時である。油断もスキもないのである、ゆっくり法定速度内で走っていると、かならず追い越して無理に直前に割り込んでくる。次の信号で一緒になるのだから無理な割り込みは意味がないと思うのだが、一瞬も待てないのだろうと思ってしまう。

 企業の経営でも一時的な損失が出た場合、かならず株主等に遠慮しているのか、従業員のリストラ等を立て直しの柱にしがちである。何故内部保留の資金を一時的に放出して対応しないのだろうか?。日本の経済界にもスピードを速めて経営の改善を求める姿勢が蔓延しているのだろうと思う。そのために割を食うのは一般の人たちである。

 一事が万事である、先の藤本さんが提唱の通り、何事もスピードを優先する、現在の風潮は見直す必要な時だと思ってしまう。「かまへん」と言う言葉にはおおらかな許しの意味もある様に思う。

                      
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サムライジャパンは勝てるのか?

2013-02-27 18:54:43 | 野球
 もう今週末からWBC第一ランドが始まると言うのに、サムライジャパンの練習試合を見る限りでは、残念ながら非常にこころもとない出来だとみている。特に昨夜は阪神Tに3安打の完封負けである。3連覇を目指すチームとしては随分と見劣りすると思うのは小生だけだろうか。

 サッカー日本代表には欧州リーグで活躍する選手も網羅したチームづくりが出来るのに比べて、サムライジャパンには前回大会に出場した選手の多く、特にMLBに移籍した選手の招集が出来ていない。米国チームもそうだが、MLB内のチームではWBCへの選手派遣を回避している傾向がある。その為にダルビッシュ投手やイチロー選手等々の召集が不可能の様相である。

 ところが米国チームを除いた各国チームは、MLBの自国の現役選手をほとんんど網羅して出場してくる。先ずは第一ラウンドの中国、ブラジル、キューバーといずれも力のあるチームと対戦する。ここで2位以内に入らないと先に進めない。

 是非ともサムライジャパンには、WBCの3連覇を目指して欲しいと思うのだが、正直言って現状ではなかなか厳しいのではと思っている。監督以下コーチの皆さんと選手諸君が、地元の利を生かして一丸となって戦って欲しいと思っている。
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歌舞伎界の明るい話題から

2013-02-26 19:49:28 | 独り言
 東京の新歌舞伎座が竣工したと報じられている。ただ4月からの?落し公演を待ち望んでいた「18代目中村勘三郎丈」と「12代目市川団十郎丈」の死去は歌舞伎界に暗雲をもたらしていた。

 そのなかで明るいニュースも報じられて、歌舞伎ファンのひとりとしていささかホットした思いもしている。それは音羽屋尾上菊五郎の長男である尾上菊之助と播磨屋中村吉右衛門丈の4女との婚姻の話題である。

 ご両人の、婚約会見では両家の父親たちが、それぞれ喜び一杯でコメントをしていたのをTVでも拝見したが、先の暗雲を払拭する朗報だと思っている。新郎は音羽屋の御曹司であることから、当然、後継者をもうけることが期待される。

 同時に播磨屋の中村家には男子の後継者がいないのであることから、新郎新婦は少なくとも2人の男の子をもうけて、弟は播磨屋の(今の吉右衛門が、松本幸四郎の弟ながら、祖父の先代吉右衛門の養子となった)養子となることが期待されるのではないかと推察している。

 そんな勝手なことを考えていたら、10数年前に歌舞伎座公演で「寺子屋」を鑑賞したことを思い出した。松王丸に音羽屋が扮し、武部源蔵に播磨屋が共演した芝居である。この舞台を見たあとの感想が手帳に残っている。「音羽屋と播磨屋が競いし寺子屋のいろは送りの幕の哀しさ」とあった。梨園の中のこととは言え、不思議ないにしえの結び付だと思ったのである。

 喜びの婚約会見から
                   

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突然やって来た

2013-02-26 09:45:05 | 独り言
 昨日の朝からついに猛烈な花粉症の症状がやってきている。昨年12月から用心して(もっともアレルギー性の湿疹が出ていたこともあり)抗ヒスタミン剤のZを毎日服用していた。そんな効果もあり、杉花粉の飛来の情報がありながら、何とか発症せずに済んでいたのでした。

 ところが起き抜けから猛烈な鼻水とクシャミの連発である。そして目がやたらに痒くなる。典型的なお馴染みの花粉症の様相である。常備してある点鼻薬を点しても鼻水は止まない。これではどうしようもないと朝食を済まし、新聞を読み終わった時点でベットに潜り込んで昼過ぎまで寝てしまったのでした。午後には何とか起き出したが微熱が出ている様で身体全体が怠くて叶わない。

 何故、昨日の朝に突然やったきたのだろうかと考えたら、一昨日の朝方に強風の中を近所の遊歩道に紅梅とロウ梅の写真を撮りに行っている。そのあとに写真展の作品の搬出に行き、さらにカミさんも誘い千葉港のポートタワーに出掛けている。やはり杉花粉がMAXで飛び出しているに違いがないが、服用薬が効いていて今年は大丈夫と油断したのが良くなかった様である。

 幸いに今朝は通常に戻っている。昨日の様に一度始まったら止めどもないのが堪らない。何方か花粉症退治の良薬を造り出してくれないだろうかと祈るだけである。発明者は絶対ノーベル賞間違いなしと断言しても良いのではないだろうか。

 千葉港にあるポートタワー(県が500万人の人口達成を記念して建設した113Mのタワーである)。夜景100選にも選ばれていて、四方を見渡せる景観は素晴らしい。たまたまこの時季は展望台からは東京湾越しにダイヤモンド富士が見えるのである。コンデジの為にあまり良く写っていないのが残念であるがご紹介である。
             
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17分の空中散歩で

2013-02-25 09:21:04 | 独り言
 22日に撮影に訪れた葛西臨海公園。公園の一画にある大観覧車は世界一の高さまで上がり、360度の眺望が望めるのが売りものである。料金は一回乗車すると¥700円である。幼児も一人前の料金が徴収される。幸いに高齢者は¥400円に割引があるのが有難い。

 カメラを手にさっそく乗り込んでみた。実にゆっくりと回っていて、最高点は120Mの上空まで上がることになる。四方が良く見えるのでカメラを彼方此方にに向けて撮影したのが下記のモノである。珍しいので敢えてご紹介してみる。
          
     東京スカイツリー方面 

     湾岸高層ビル     

     東京デズニー方面  

     ゲートブリッジ方面  
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今世紀最強級の寒波が

2013-02-24 19:59:36 | 独り言
 天気予報では北日本に今世紀最強級の寒波が襲来すると報道されている。

 何時も当ブログにお越しいただいている、「しらほさん」「杉やんさん」「ニコニコ堪忍さん」「うめっしゅさん」「晩節さん」の皆さんにはお見舞いを申し上げます。

 その他の地方にお住いの皆様にも、万全の対応をされんことをお祈り申し上げます。
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母の思いを

2013-02-24 12:05:34 | 独り言
 現在の少子化の勢いはとどまることを知らない。1930年(昭和5年)は4.72、1960年(昭和35年)は2.00だった合計特殊出生率は、現在は1.20まで減少している。50年後の日本人口は8000万を切るとの予測までも出ている。

 そんな折だが、朝日新聞の朝日句壇で、児を授かった母の喜びを歌い上げた短歌に出会いました。
  「 シェアしてた体に別れの一蹴りを加えて我が子は生れ出て行く 」 東京都 黒河内葉子さん

 体内で育て上げた我が子を、お腹にシェアしてたと表現して、無事出産した喜びの瞬間を歌い上げた名句だと思いました。きっと生まれ出た子どもは、母親の愛情を一杯に受けて立派に成長して行くのだろうと推察する。

 残念ながらせっかく子を授かりながら、出産を思い留まる母や、成長を見守ることなく死に至らしめる等の両親があとを絶たないことを考え合わせると、短歌の作者の深い愛情を全ての子どもたちに平等に与えて欲しいものだと思ったのでした。

 何とか安心して子どもを生める環境と、心配なく子育てが出来る環境とを作り上げることが急務だと痛感する次第です。

 今朝、近くの遊歩道に咲いた紅梅である。もう満開だ。

         
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蜩の記

2013-02-23 17:56:47 | 読書
 2012年直木賞受賞作の葉室麟著「蜩の記」を図書館から借り出し読了しました。

 豊後・羽根藩の郡奉行や用人を勤めた主人公戸田秋谷は、藩主の側室と不義密通した罪で、何故か10年後に切腹することをを命ぜられて、かって自身が郡奉行で差配した山里での蟄居生活を余儀なくされる。

 主人公と妻(幾江)と2人の子(長男郁太郎と長女薫)は共に山里に暮らしながら、同時に蟄居の10年の間に藩の家譜の作成を命じられている。7年を経過した頃に、やはり城中で刃傷沙汰を起こした、壇野正三郎が主人公の監視を兼ねて家譜の作成の手伝いを命じられて家族の元にやってくる。

 この家族の住む山里は、かって悪政に苦しむ農民たちが、藩主の横暴を幕府に訴え出るなどの事態を発生させた土地柄であり、郡奉行(藩政)に対する抵抗も強い土地柄だった。しかし主人公の粘り強い説得などもあり、かろうじて暴発をを防ぐことが出来ている。

 一方主人公の監視役を命じられていた正三郎は、日々、主人公の清廉な人格に触れるうちに、免罪だったことを確信していく。そんな折りに長男郁太郎の友人の農家の子(源吉)が、村役人等の殺害の疑いで逮捕されて拷問を受けたうえで死亡する。

 怒った郁太郎は正三郎の案内で、城下に赴いて家老に直接その暴挙を訴えて、一矢報いようとするが、しかし2人は捕らえらてしまう。主人公は単身禁を犯して、家老宅を訊ねて2人の釈放を願い出る。若かった頃に共に藩を背負う人材としてライバルだった、主人公の家老への説得で無事に2人は釈放される。

 その後、主人公の長男はその気概を認めれて、家禄を復活することを認められ、さらに正三郎も長女薫と結婚することになる。しかし主人公の罪は許されることもなくやがて切腹の時を迎える。

 あくまでも武士道を貫こうとする主人公に、偉大なる侍魂を見いだして一気に読み進めてしまいました。権謀術策の渦巻く藩政のなかで、あくまで正義を通すことの難しさは、現代の企業の中でも同じなのだと痛感させられました。時代劇ながら主人公の罪に問われた真相は?と一種のミステリー風なのも合わせて、実に読み応えのある小説である。 
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葛西臨海公園にて

2013-02-21 17:16:44 | 勉学
 元の企業のOBの皆さんと一緒に、東京湾に面した葛西臨海公園の撮影に出掛けました。この時期は満開の水仙の花が見られる。その他には白梅の花が咲き始めている。さらに珍しいマンサクも花盛りである。

 朝は今冬の最高の寒さであったが、日中になると晴天になり陽射しも暖かである。またこの公園には世界一と称する大観覧車もあり、17分の空中散歩では東京湾を一望できる他、晴れた日は富士山も展望出来る。そして都心やスカイツリー、さらに隣接するTDLや千葉方面も良く見えるのである。

 昼食タイムでは園内のホテルのレストンで、写真談義である。同じ趣味の皆さんとの談笑は楽しい。公園の突端の海岸広場では、結婚式を控えた若いおふたりが、記念の撮影をしているところに遭遇した。快く我々の撮影もOKしてくれたので撮影に挑戦した。( ^)o(^ )。

 今日の撮りたの写真を下記に紹介して見る。

 水仙の花々
          

 白梅である
          

 マンサクの花と大観覧車
         

 幸せそうなおふたりである。韓流ドラマの一場面の様であった。
                 
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紅梅

2013-02-20 16:56:08 | 独り言
 昨日は雨から思わぬ雪になるほどの寒さだった。しかし今日は朝からの晴れ模様。午後になると風もなく暖かさが戻ってきた。カメラを手に近隣の泉谷公園に出かけてみました。お目当ては何本かの紅梅の花の木々である。

 天声人語氏の言では、探梅は冬の季語だが、春先には観梅となるらしい。まだまだ寒さがぶり返すこの頃であるが、紅梅はまだまだ3分咲きというところだと思いながら写して見ました。

 公園では何人かの方に、ようやく咲き始めたのですねと声をかけて頂いた。おばあちゃんとお2人の孫さんが、パンくずを持ちながら池の鯉に餌をあげていた。このまま暖かになればと良いのだがと思いながらカメラ散策である。

 今日の紅梅の花である。
            
             
                               
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