ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

旅行の記

2007-03-03 20:56:21 | 独り言
昨日から一泊二日の上諏訪温泉の親睦旅行を楽しんだ。
行きは新宿西口からの高速バスを利用する事に。JR線と30分位しか違わないのに、料金は特急料金の半額だ。
バスターミナルに着いて驚いた、今回一緒に旅行する人達の内、実に14名が同じバスに乗り合わせたのだ。
さすがは年金生活者達だ。異口同音にバス料金の安さを上げた。確かに昼飯代が出る勘定だ。

約3時間の3時半には到着、明治44年に発見された湖岸に近い温泉の老舗ホテルが宿泊場所だ。
さっそく街を散策することに。ホテルの隣り合わせに「片倉館」なる建造物がある。何でも「女工哀史」に名高い岡谷にあった製糸業者の記念館だ。
その敷地の中に大浴場が残っている。一般に公開しているそうだ。入浴はしていないが、仕事を終えた女工さんを入浴させた浴場だそうだ。浴場は胸までの深さがあり、底は玉砂利だそうだ。大勢の女工さんを入れる為に、ゆっくり湯に着かれない様にしたとの事だ。
隣が片倉館の懐古館で今は諏訪市に寄贈された美術館を拝観、収蔵品は目新しいものはなかった。郷土出身者の作品が主だった。
そして市内の名所のひとつ高島城を見学、4時には閉まっていたので外観だけの見学に。諏訪湖の浮城で有名、大河ドラマ「風林火山」に登場する悲劇の城だ。

温泉は鈍い褐色湯だが熱めなのが良い。露天風呂も2箇所もあり、かりんジュースのサービスが嬉しい。寝る前と今朝の起きぬけにと都合3度も湯浴みした。

夜は恒例の大宴会。最中に留守宅に泊まりに来ている「孫」からの電話で顔を見ながらのTV電話。

そして今日は貸切バスで遊覧に。最初は湖畔に近い北澤美術館を拝観、ガラス工芸コレクションの一部が展示してあり見事だ。
その後に野沢菜センターに立ち寄る。小生は山形の清菜付けの方が好きであり、買物はパス。
後に諏訪大社の上社を拝観。7年に一度の「御柱まつり」が名高い。境内の片隅に雪が少々残っていた。
少年野球チームが必勝祈願に勢揃いをしていたし、赤ちゃんの宮参りが3組程賑やかにお参りしていた。

そして甲府市内までバスを一気に走らせる。山梨県美術館でミレーの収蔵品を拝観の為だ。ここの美術館は実に充実していて見る時間が限られたのが残念。
そして向かいの店で名物「ほうとう鍋」で昼食。そして新宿西口までバスで帰路に。

観光地よりも美術館巡りが主になった旅行でした。お互いに遠慮のない仲間達との付き合いを楽しんだ二日間になりました。信州なのに関東方面と変わらない暖かいのが何よりでした。

   諏訪湖の浮島(高島城を模してある)
         

   高島城
         

   諏訪大社 上社
         
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