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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

文科省が英語を壊す

2014-10-03 21:29:28 | 本-言語関連

図書館から借りた『文科省が英語を壊す (中公新書ラクレ)』を読了。
「文法が悪の根源」とか「小学校からの英語の授業」、「英語は小さいうちから学んだ方がいい」という考えに警鐘を鳴らす著者。
最近の英語の授業では文法よりも会話に力を入れているそうですが、英語力は低下する一方。やはり英文法をしっかり学んでこそ英語力は身に付くと著者は言いますが、そのとおりだと思います。私も高校までに英文法を学んだので、今の英語力があるのではと思います。
小学校での英語の授業には私も反対。だいたい週2回程度の授業ではまず足りないし、英語嫌いの子どもをますます増やしてしまうと思います。
英語を小さいうちから勉強させても全く意味がないということですが、やはり日本で生活している以上そうでしょう。周りは殆ど日本語に囲まれていますから。たとえ海外に住んだとしても、日本に戻るとすぐ英語を忘れてしまうとか。
でも実際には、もうじき小学校での英語の授業が始まるらしいですね。他の科目の成績も下がっているというのに、どうして英語ばかり槍玉にあげられるのか。日本人の英語への憧れが強いせいですね、きっと。

文科省が英語を壊す (中公新書ラクレ) 文科省が英語を壊す (中公新書ラクレ)
価格:¥ 778(税込)
発売日:2004-09


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