知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

成長のためのリソース

2020年01月08日 | スキルアップ
アジアで日本のみが近代化に成功した理由は、
 知の素養(学問)があったこと
 貨幣経済(経済・お金)の土壌があったこと
だと言われています。

西欧列強に学びに行き、応用して導入した。

法律では、
 民法はフランス
 憲法・刑法はドイツ
から学んでいます。

ちなみに韓国は、併合時代に日本が法典を整備しており、
現在のテキストも我妻民法が土台にあります。
韓国民法をウィキペディアで見れば、
日本の民法と条文の配置が全く同じであることに気がつくと思います。
日本文化を毀滅するとしながら、
 国家の根幹である民法を毀滅できない
ことに、
 法律家でもある文在寅のジレンマを見て取れる
と思います。


 よいものは、法に反しない限り、学んで取り入れればよい。
日本の近代化や戦後の高度成長は、
 海外から学ぶ
ことで成し遂げられた。

現在でも、ノーベル賞受賞者は
 海外での研究経験がある。

心理学(自己啓発)では、
 モデリング
という手法があります。

モデリングの手法は、非常に役に立つので、関連書籍を読んでおくとよいと思います。


成長するためには、
 自分のモデルを探す。
スタイルを徹底的に学ぶ。
まねできるところは取り入れる。

検証し、成長しているかどうかを確認する。

PDCAを回す。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)


気をつけないといけないのは、
 閉鎖環境に身を置くと、成長しなくなる
ということです。

これは、日本の大学や病院などがよい例です。

組織内での出世が目的化すると、
 研究や技術を磨く
という本来の目的が薄れてしまうわけです。

会社も同じで、出世のためには、
 飲み会、ゴルフ、上司の雑用のおつきあい
という
 成長につながらないものに時間がとられる
ため、
 リソースである時間
をとられてしまいます。


社外の人と交流したり、本やセミナーなどに参加し、
 外部の目を持っておく
ことは非常に重要です。

成長のためには、
 知の素養

 経済(お金)
が必要となります。

知の素養は、
 閉塞的な社会には限界がある
ので、
 海外など広い社会で身につける必要がある。

そのためには、
 視野を広げる。


どんなに上司に気に入られても、
 その会社から出れば、全く意味がない。

そうであれば、
 社外でも通用する実力を身につけておいた方がよい
というわけです。

時間とお金とエネルギーが
 成長のためのリソース
です。


今後は、さらに、国家も、会社も頼ることができない時代になります。

頼るべきは、
 自分のスキルと資産
です。

資産は、
 お金、不動産、投資信託、株の配当や自分のビジネスなど定期的にお金が入ってくるリソース
と、
 頼れる子供(配偶者)などの人的リソース。

人的リソースが乏しければ、
 定期的にお金が入ってくる資産のリソースを複数持っておくと安心です。

そのために、
 定年までにリソースを築くことを目的とする。

若いうちは、お金を稼ぐスキルを身につけ、
 スキルを身につけたら、投資に回していく。

さらにお金が貯まったら、
 ポートフォリオを考え、現物、株式、不動産、ビジネスなどバランスよく配分する。

ロールプレイングゲームのように、こつこつ目的を達成していく。

そのために、必要となる知識を
 時間をかけて自分で身につけたり(第2テーゼ)、
 専門家の協力を得たりして(第3テーゼ)
利用していく。

こんな感じで、戦略的にスキルの習得に努めている人と、
 何も考えずに日々を過ごしている人との間に
差が生じるのはやむを得ないと思います。

目的を決めて歩いている人と、気ままに散歩している人との違いです。

そのため、
 成長のためには、まず、目的を定める
必要があります。

日本が西洋列強に追いついた最大のリソースは、
 植民地になりたくない
という強い欲求があり、
そのために、
 強国になるという確固たる目的があった
からだと思います。

将来、
 生活に困窮したくない
という強い欲求があれば、
 知的に成長するための原動力になる
ということです。
コメント
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