もう今では見れなくなってしまった立木神社のウラジロガシの巨木です。
僕が此処を訪れ、この樹を撮影したのが2009年5月、その後お蔵入りさせていてつい最近思い出したように検索してみると、2009年12月についに命が尽きたようです。
鎮魂の意味を込めて在りし日の最期の姿を此処に留めておきます。
立木神社は草津市中心部に近い旧東海道に面して建つ、1200年の歴史を有する豊かな緑に囲まれた古社です。
表参道を入って直ぐの向かって右手側、脇参道鳥居横に息も絶え絶え生を繋いで来たウラジロガシの思い出姿
広い石柵に囲まれ、注連縄を掛けられたウラジロガシは最後の力を振り絞るようにたった一本の細い枝先に最後の若葉を噴出していた。
殆ど生気の見られない主幹、もう長くは無いと思っていたがこれが見納めに成ろうとは・・・
樹齢/約400年、目通り6.3m樹高10m・・・・これが命尽き果てる最後の姿です。
ただただ鎮魂・・・。
撮影2009.5.6