富山、あの立山中腹「立山黒部アルペンルート」専用バスターミナルの大駐車場脇の原野にあって、一見かぼそく弱々しく見える桂の巨木。
標高約650m、立山美女平麓にあたる県道6号線を挟んだ西側にポツンと立っている。
桂の根元には小さな祠が在って今に信仰が生きているのだろう。
根元近くで二幹に岐れているが、あの桂の老木特有のヒコバエが密集する姿は見られない。
そのぶん細身で厳粛さに欠ける。
推定樹齢300年以上、目通り6.0m、樹高23m、見上げる姿は結構威厳に満ち満ちている。
冬には雪原の中どの辺りまで雪に埋まるのだろうか??
撮影2009.10.31