北陸自動車道福井ICを越えて暫く北進すると女形谷(おながたに)PA に着くが、すぐ此の近くに受法寺という寺が有って、その庫裏裏の茂みに巨大なスダジイが隠れている。
PA( パーキングエリア)で下道に降りる訳には行かないけど、受法寺の有る山久保集落は山裾に開けた田園地帯にこじんまりと家並を連ねる長閑な集落。
<建物越しに見えるスダジイの巨木>
集落の中程に大きな境内を持つ受法寺は北陸の集落に多い浄土真宗の寺院で小さな集落に在っても立派な境内や建物を持つことが多い。
公民館横の狭い通路を伝って裏に回ると見事なスダジイがどっかり腰を落としている。
根本付近でまるで扇の骨の様に六幹に別れ、それぞれが大空を目指す様に伸びている。
推定樹齢約300年、目通り幹囲約8.5mと、まだまだ若いがボリュームはかなりのものです。
どのスダジイでも同じですが根元はうねり脈打ち、迫力があり、勿論まだまだ成長途上で元気そのもの。
撮影2009.4.11