いかにも由緒有りげな・・・、井光神社を「いかりじんじゃ」と読ませる神社境内裏斜面に聳える大杉。
川上村井光は紀伊半島の屋根、大台ケ原に続く深い渓谷上の山深い山岳集落。
奈良方面より紀伊半島を縦断する2ルートの内の東側ルート、「千本桜」の吉野山ふもと辺りから吉野川沿いに遡る国道169号線で約20km、大峡谷をなす吉野川を武光橋で左折、吉野川に流れ出す井光川沿いに約3km、急坂を登り詰めると井光集落に着く。
井光神社は神武天皇による大和平定の際、光る井戸から出て来て、吉野国の神だと名乗った井氷鹿(いひか)を祭神とする古い神社。
いひかを「井光」と書き「いかり」と転訛したのだろう・・・・なんともややこしい話です。
そんな事はさて置き、問題の大杉はこの神社の歴史程に驚くべきものでは無く・・・まあ何処にでも在りそうな大杉。
神社裏、社殿上の崖に根を貼り、樹齢約300年、樹高約33m、目通り5.6mと記されて居る。
傍らに在ったトチノキは目通り4.2m 樹高26mとなって居る。
両樹共にまだまだ若く、それほど特記すべくもないが、こんな山奥に古事記神話に出てくる神が居たとは・・・と感慨一入。
全く現在とは別の価値観があったんだろう??。
撮影2010.5.16
ところで、「滝の千年ツバキ」に会われたことはありますか。
京都府なのでここに載っているかと思って見てみましたが・・・
ツバキですから大樹とは言えませんが、樹齢1200年は流石に大きいです。
4月に花が咲くそうです。
そちら雪があって寒いんでしょうね。
こちら山城は今冬も雪は見ないで済みそうです。
>ところで、「滝の千年ツバキ」に会われたことはありますか。
行きましたよ、ただ花の咲いてない時期に行ってるのでイマイチでしたけどね。
やっぱり花の時期に行ったほうが良いんじゃないかな。
しかし人の多いのも考えもんですが・・・。