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高山市の郊外、丹生川町の北端山中に有る千光寺参道脇に立つ見事な国定天然記念物の巨杉です。
千光寺は伝承によれば、仁徳天皇65年(377年?)、両面宿儺が開山したと伝えられ、嘉祥3年(850年)頃、真如親王(弘法大師十大弟子の一人)が開基したと言う高野山真言宗の古刹で、又「円空仏」を多く伝える寺として名高い。
麓の集落から参道への入り口脇に立つ簡素なお堂には・・・
六体のレプリカと思しき円空仏が出迎えてくれてくれます。
車参道を登ること500m強、参道左手、旧参道脇に巨大で空高く伸びる五本一塊の杉が見える。
雪の多い地方にしては珍しく直立していて、背が高く格好の良い杉です。
掲示板に拠ると樹齢1200~1500年と有るがそれはどうも信じ難いほどに若々しく樹勢も良い。
根元もいたって健全、目通り12m、樹高50mとなっていて、まさに惚れ惚れするほど気高く、若々しく見える樹です。
五本の杉の木が根元で癒着した合木で神木の縄も掛け渡されている。
撮影2009.9.21