巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

新熊野神社(いまくまのじんじゃ)の大楠

2007-03-01 | 京都府

 


新熊野神社( いまくまのじんじゃ) は京都市内、東山通りの七条を、まだしばらく下がった西側の道路脇に鎮座する古社です。



平安時代、後白河上皇は平清盛に命じて紀州の熊野権現を勧請して1160年に創建、熊野をここに再現したと伝えられていて、新たな熊野との意味を込め、新熊野神社と称されている。



交通量の多い道路際で、道路までも覆うようにして立つ大楠は、創建時に熊野から取り寄せ、後白河法皇が手植えしたと伝えられるもので、神木として大切に祀られ、神域内にあって真近まで寄るわけには行かない。



樹齢850年、樹高26m、目通り幹周6.7mで、樹冠は大きく、すくっとまっすぐ伸びた主幹は損傷も無く樹勢は旺盛です。



 熊野の神々が降り立つ「影向(ようごう)の大楠」とも云われており、後白河上皇のお腹の持病が治まったいわれから、
「お腹の神様」としての信仰も篤いとか???。



この大楠は京都市の天然記念物に指定されてい。


撮影2007.12.16


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