
国道307を山城から甲賀に向けて走るとあの狸の焼き物でお馴染みの信楽の街中に入る直前、いよいよ狸の置物が並んでいる店を見かける辺り、道路左側山裾に通る旧街道沿いに連なる古い集落です。
セブンイレブンの有る中野の信号を左折、次いで旧道との辻を右折すれば左手に大きい鳥居が見え、その先に杉やケヤキの並木が続く長い参道がある。
旧街道から一直線に拝殿まで伸びる参道は綺麗に清掃され清清しい。
参道中程右手に大きく根張りの見事なケヤキが有る。
特に発達した板根は見事ですが、苔や蔦などが絡みついて樹盛には影響が無いのかとちょっと気にかかる。
目通り約5m、樹高25m、樹齢約300年、見事な板根ながらかなり腐食が進んでおり傷みも激しいように見える。
近くにはこれより大きなケヤキの切り株が有って、この固体の行く末を案じ無いでもない。
撮影2008.8.31