巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

京丹後市峰山町 縁城寺のシイノキ

2013-02-23 | 京都府

京都の北端、天の橋立、宮津湾を基点として日本海に突き出す丹後半島、その中程にある京丹後市峰山町にあるシイの巨古木。

京丹後市峰山支庁舎付近依り府道663号線で北上すること約3km、橋木公民館への辻で右折、そのまま道成に進めば、集落を抜け縁城寺へと突き当たる。

山懐の寺は縁城寺と言う丹後きっての名古刹、養老元年(717)、天竺僧「善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)」が千手観音像を安置し開闢。

そんな山内には「京都の自然二百選」に選ばれたシイの古巨木が群生している。

参道右手、土手上に主幹をうねらせながら大空を目指すシイの大木。

樹襞や樹瘤が複雑に絡み有って、シイの古木独特の樹容を呈し、目通り5.1m、樹高17m・・・、巨古木としてはちょっと物足りない気もするが・・・・・

築地塀脇にもこんな1本・・・・、これも中々どっしりして居ます。

なぜか?本堂前の廻縁には古色豊かな仁王像・・・・・、結構立派な仁王門が在ったのだろうか???

名古刹も度重なる天災人災には勝てなかったのだろう。

撮影2010.5.29



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