四国西端豊後水道に面した宇和島市伊吹八幡神社、拝殿正面に並び立つ国の天然記念物に指定された二本の大イブキです。
JR北宇和島駅の南東約500m、山裾に南面して建つ、和銅5年8月15日に創建したとされている古社です。
このイブキ二本は「伊予守源義経」が社殿を造営したとき、家臣に植樹させたとされ、樹齢は800年を超えている。
正面から見ればまるで二本のイブキが生きた鳥居・・・・結界の印でもあるように見える。
向かって右側の一本が大きく目通り約5m、高さ約20m。
相当な年月を生きながらえ、それなりの傷みも有るがまだまだ活力旺盛、枝いっぱい緑に染めている。
左の一本は傷みが激しい。
尚、神社名や町名の伊吹はこのイブキにちなんだ命名だとか・・・・。
撮影2010.9.23