日々の多忙にかまけ約一ケ月振りのUPです。
糸魚川市真光寺集落の一番奥、白山神社境内に残された旧真光寺阿弥陀堂、その名残の大公孫樹。
真光寺集落は県道221号線が海川沿いに走る右岸、山裾を駆け上がった山麓を拓いて造られた隠れ里。
周りは良く圃場整備の行き届いた棚田に囲まれ、遠くに日本海も見え隠れする高台に約20戸ばかりの民家が肩を寄せ合う。
そんな白山神社境内に立つ大公孫樹は新潟県天然記念物に指定されている。
推定樹齢600年、 目通り幹囲9m、樹高20mと掲示されている。
主幹は永年風雪に耐え忍んで来たのか、上部は相当白骨化が進んで痛々しいが、枝いっぱいに葉を茂らせて元気そう。
株元にも大きな傷痕が有り・・・
以前ここには大公孫樹と合体したイタヤカエデが共存していたそうですが、雪害で折れたイタヤカエデを伐採した傷跡だそうです。
日本海に近い高台集落には一体どれほどの雪が降り積もるのだろう???
撮影2012.9.13