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今回の巨樹旅はこの石徹白(いとしろ)の大スギに逢いたいと言うところから出発した。
かねてから、本やNETで見て地図を検索,いつかは必ず会いに行こうと心に決めていた。
地図を広げて、この直ぐ近くまで車が進入出来るのかに不安があったがそれも前もって白鳥町の観光協会に確認すみ。
いざ、目的地の山中近くに来ると、白山中居神社辺りで目的地はこの辺りですというアナウンス、地図上でまだまだ山奥なのに・・・・・。
ちょうど人を見かけてたずねて見るとこの先、山道を6~7km走った奥だと言う、言われるままに山道を進むこと15分ばかしだろうか??
やがて何台もの車が駐車する広場に出る、ここが白山登山の岐阜側登山口、石徹白(いとしろ)の大スギの直ぐ下。
登山口から420段の石段を約10分程、ヒイヒイ登りきると視界が開けた前方にこの異様な姿の大杉の姿が飛び込んでくる。
確かに馬鹿でかく、天を突く高さはなく、普段見慣れた杉の姿ではなく、それはあたかも杉の名を借りた神そのもののような感じもする威容さであった。
この木も白山開祖の泰澄上人の杖が育ったものと言う伝説を持っていて、良く似た話が各地の巨樹にも残っている。
白山信仰のシンボルとして往古より登山道の入口に立ち、多くの人達を見てきた木で、国の特別天然記念物に指定されている。
樹齢1800年、 樹高24m、 目通り幹周14mと記されていて、屋久島の縄文杉、奈良十津川、玉置神社の神代杉と共に日本の杉の三傑と云われてるようです。
木の頂部葉すでに欠損して久しいのか、雑木が着床、主幹の樹皮もはがれて白骨化したようにも見えるが残った数本の枝には緑の葉を茂らせていて
懸命に生きている証を残している。
同じ時に来た団体さんの一人が、パック酒を「元気でいてくれ長生きしろよ」と振舞っていたのは印象的でした。
撮影2007.10.6
どれも画像が小さく欲求不満でした。
ここで紹介されて、やっと全容が見られた思いです。
素晴らしい迫力ですね。ただ、私個人としましては、周りが開けているのが残念です。
何だか老体が風雨に晒されているようで・・・。
もう少し鬱蒼とした森にあれば、こんなに白骨化しなかったのでは、と考えてしまいます。
神社の情報、有難うございます。
南山城は、まだ空白地域でして、行ったことのない場所ばかりです。
フラッシュも見せていただきました。
緑が濃くなる頃に行ってみるつもりです。
石徹白の大杉、確かの廻りが開けて過ぎています。
深山幽谷の気配全くなしです。
いつの時代からこうなのかは判りませんが??
山城は、僕の見識では、昭和初期の綴喜郡以南が奈良文化圏、それより以北は京都文化圏だと考えています。
僕の住む所は奈良文化圏の最北端。
ここから南は特に面白い地域です。
旧加茂町、笠置町から、奈良大和高原地域がもっぱら僕のテリトリー。
又お土産持参で伺います。
有り難うございます。