どうもこの樹は忘れてしまいそうなので直ぐにUPしておこう。
1月24日、湖東の勧請縄の追っかけの途中で見かけたケヤキの巨樹ですがまったく何の表示もなく、又人に聞くにもこの寒空のした誰も外には出ていません。
国道8号線(中仙道)が愛知川を渡る少し手前、左手に冬枯れの大きな梢が見えるので車を左折近づいていてみた。
道路の右手がちょうど公園になっていて駐車するにも何の問題もない。
冬枯れの巨木は一目見るとケヤキなのか?ムクノキなのか見分けがつかない。
この大きな樹は道路を挟んで公園の対面にあって空き地に有って、小さくて粗末な鳥居と、奥の一角には、これも本当に小さな祠が祀られていましたが、この冬姿の巨樹だけがデンと腰をすえていて少し侘しい。
多分幹周り5~6m、僕の直感ではケヤキ、取り合えず撮影だけ済ませて帰ってきました。
環境庁のデーターで旧五個荘町の巨樹を調べて見てこれに違いないという物を見つけました。
幹周り5.9m、へそ宮さんのケヤキがそれです。
他も調べて見ると、山王神社の御神木で、12軒からなる中村講と呼ばれる講に守られ、地上5mで幹が分岐するあたりに30cm程つき出た“こぶ”がありこれをへそに見立て「へその宮さん」と呼ばれる。
幹周り5.7m,樹高28m、樹齢 300年(推定)となっています。
多分近くの人しか知らない、無名の巨樹だと思います。
どういういきさつで、この山王神社はこんな寂しい姿になっているのかは知る由も有りませんが・・・・。
撮影2009.1.24