丹後半島の井根町は舟屋の里として近畿一円では良く知れ渡っているところです。
もう大昔には渥美清の寅さんシリーズでもロケ地として使われた風向明媚な漁村でもあります。
そんな伊根町も海岸線を離れて少し走って見ると長閑な山村風景が広がっています。
長延は伊根町役場前を走るR178で丹後半島の先端部を目指し、途中長延口で左折、小さな峠を越えて集落へと入る。
小さな長延川の橋のたもとに古森神社が鎮座していてその境内脇の斜面タブの巨樹がおおきい主幹を突き出すように空に向かっている。
特に根回りの力強さには目を見張る物があって、この斜面で力いっぱい巨大な幹を支えて踏ん張っているような感じがします。
傍らには古びた粗末な表示板が有って近畿一のタブの木、幹周り6.8mとあり、樹齢推定?OO年とありますが?の部分が消えていて解りません。
このタブの木は殆ど知られることも無い様で、隠れた京都の巨木だと言うことです
撮影2008.5.18