よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

宮崎こばやし絶景ウオーク2017「せっかくウオーク」(宮崎県小林市須木村)

2017-02-27 10:52:42 | ウォーキング

2/25から始まる「こばやし霧島連山絶景ウオーク」に参加しました。

この大会は5年ぐらい前まで宮崎市内で開催されていましたが、2013年JR吉都線が開通100周年を迎えることになり、会場を宮崎県小林市に移しました。

私は、小林会場になって最初の年、次の年、そして今年と3回目の参加になります。

今年は、24日から出発して「すきむらんどのせっかくウオーク」にも参加しました。須木(すき)村は、小林ICから車で約40分。熊本県側の山あいの集落です。

11:00受付開始。弁当と豚汁、それと地元の小学生が栽培したもち米を使った「おこわ」を頂きました。

  

  

  

12:30出発式。今日は須木小学校の全校生徒も参加しています。

出発前の準備体操では、都城弁を使った「ラジオ体操」が披露されました。体操の後半の部分の「飛ぶ」所は、都城弁で「ぴんこ ぴんこ」と言います。これには、参加者も一斉に笑い出しました。

そういえば、小林市を始め、旧「西諸県(にしもろかた)郡」の方言を使った小林市のPR動画「諸県弁がフランス語に似ている」がネットの再生回数が200万回を達したとのことです。

フランス人が、西諸弁を使って話しているのですが、どう聞いてもフランス語にしか聞こえません。皆さんはどう聞こえますか?YOUTUBEのアドレスはこちらです。https://youtu.be/jrAS3MDxCeA

 

大吊り橋を渡ります。この吊り橋は、歩道橋としては、日本一の吊り橋だそうです。高さは、30,5m長さ155m。

  

   

アップダウンが続きますが、周りの景色を見ると、「きつさ」も忘れそうです。

 

15分ぐらい歩くと「かるかや」の看板があります。ここを右折。

  

しばらく歩くと、「萱葺きの家」が見えてきます。

  

集落の中心に「萱葺きの宿 かるかや」があります。

ここは、宿泊設備もあり、地元でとれた食材を使った料理が有名です。須木萱葺きの宿かるかやのHPは、こちらです。http://www.sukimuland.jp/taberu/karukaya.html

ここでのんびり一日を過ごすと、きっと命の洗濯ができそうです。最近では、外国の方の利用も増えているそうです。

   

せっかくウオークのコースは、ここで折り返します。

   

しばらく歩くと、スタートした吊り橋が見えてきました。ここから見る吊り橋も絵になります。

  

コースは、ままこ滝(須木の滝)の展望台に向かいます。このままこ滝、正式には「須木の滝」です。この滝には下記のような伝説が残っています。

その昔、須木村の山深い滝の近くに若いきこりの夫婦が住んでいた。彼らには1人のかわいい女の子がいた。山の中の一軒家でも、親子水入らずの生活はとても楽しいものであった。
四季に移り変わる周囲の景色を眺め、日ごとに成長していくわが子の将来を思い浮かべながら、元気に働けることは夫婦にとって何よりの幸せと思われた。
しかし、その幸せは長くは続かなかった。妻がふとした病がもとで、幼い娘を残して帰らぬ人となってしまったのである。平和で楽しかった生活は一瞬にして壊れてしまった。幼い娘を連れての深山での仕事はあまりにも無理があった。毎日の生活さえ男一人の手では思うままにならない。そこで、やむなく後添いを迎えることになった。
娘はやがて6歳となったが、後入りの母は娘が邪魔で仕方がない。何かにつけてはきつく当たっていた。娘にとって頼りの父は朝早く家を出て、夕方遅く帰るので、継母と終日暮らすよりほかになかった。
「ああ、お母さんが生きてくれていたら・・・」。子ども心に今は帰らぬ母親を慕って何度泣いたことであろうか。
ある昼下がりのことであった。野良仕事を終えた継母と娘は、滝の上の岩に並んで滝を見下ろしていた。いつもは娘を憎む継母も、その日だけはやさしく、「しらみでもとってやろうかね」と言いながら、娘をひざに引き寄せ、髪をとかし始めた。
すぐ真下の断崖(だんがい)を落ちる滝の水は、白竜が踊り狂うように地響きをたてていた。この継母に恐ろしいたくらみがあろうなどとは、つゆほども知らない娘は、うれしさで無心になって自分の帯と継母の帯の端とをしっかりと結んでいた。
そのときであった。ころを見計らっていた継母は、自分のひざに寄り添う娘をこん身の力で滝つぼに突き落とした。しかし、千尋の滝つぼに落ちていったのは、いたいけな娘とその子を憎んでいた継母の2つの塊であった。それ以降、人々はこの滝を「まま子滝」と呼ぶようになった。この話を聞いた村人たちは、2人の供養のために観音像を祭った。それで「観音滝」とも呼ばれている。
正式な名称は「須木の滝」。綾南ダム建設で湖の水位が上がったが、豊かに水をたたえる湖面に、滝音を響かせて落下する景観は雄大で、美しい。(みやざき神話と伝承101より引用)

 

   

  

14:18出発地のすきむらんどにゴールしました。ゴール後、食堂の横にある「かじかの湯」に立ち寄りました。

このかじかの湯、今日は、ベテランズデーということで65歳以上の入湯料は、半額の200円です。証明書が必要なのかな?と受付の方に聞きましたが、証明書はいらないとのこと。

自分では若いと思っていても他の人からみれば、それ相当の年齢に見えるのでしょうね。(涙)

7kmのウオーキングでしたがアップダウンがあったせいか、しっかり汗をかいていました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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