2/22(水)ふくおかウォーキング協会楽しいウォークは、「南区・大橋から大池湖畔を歩く」でした。
集合場所は、西鉄大橋駅、参加者は45名。
南区の副都心として人気の「大橋」は、市中心部のアクセスの良さで高い人気を誇ります。福岡県住みたい街ランキング2019では、堂々の第2位です。
2017年からは、西鉄天神大牟田線の特急が停車するようになりました。
「大橋」の地名の由来は、国道385号線大橋交差点にあった「大庭大橋」(現在はありません。場所はマックスバリューの所)から起因します。
コースは、大橋駅スタート~みやけ通り~三宅中央公園~八良ヶ浦池~若久通り~皿山中央公園~野間大池公園~西鉄高宮駅ゴールの約10KM。
大橋(編入時は三宅村)が福岡市に編入されたのは、昭和8年(1933)。当時は、周辺には農業用地が多く灌漑用のため池も多数あったそうです。
現在でも南区には、ため池が点在しています。
三宅中央公園の所には「筑紫官家(つくしのみやけ)跡」があります。案内板によれば、6世紀の初め、大和朝廷は北部九州の豪族「磐井の反乱」をおさえましたが、その後の筑紫近辺の
支配の強化、内部統一や対外交渉の重要な拠点として官家(みやけ)を設けました。官家の呼び名が南区の「三宅」という地名に残っていることからその場所は、大橋付近という説も
ありますが、遺跡や遺物が確認されておらず詳しくはわかっていません。
若久通りのスーパーで休憩。スーパーの向かいには、屋内のテニスコートがあります。
皿山中央公園へ
野間大池公園
野間大池公園から大池通りを抜け野間緑地へ
12:10 西鉄高宮駅へゴール。
ゴール後、アフターウォークで高宮駅近くにある「旧高宮貝島家住宅」へ
「旧高宮貝島家住宅」は、麻生・安川とともに「筑豊御三家」と称され、「炭鉱王」と呼ばれるほど隆盛を誇った貝島太助氏の弟、貝島嘉蔵氏の邸宅です。大正4(1915)年に直方市に
建設され、昭和2(1927)年に高宮に移築されました。
伝統的な和風建築技術で建てられ、公私を区別した接客空間と生活空間をもち、最大時には1,172㎡と圧倒的な規模を誇りました。現在は接客空間であった主屋(507㎡)と茶室(71㎡)が残され、
平成17(2005)年に福岡市に寄付されています。主屋は、豪華で厳格なたたずまいを醸し出す書院造と素朴な材料を用いた粋な数寄屋造の部屋が存在し、それぞれ工夫された意匠で満たされ、庭園を望む開放的な空間となっています。
福岡市内有数の大規模な近代和風建築であり、石炭業全盛時の歴史を伝える貴重な建造物であることから、平成29(2017)年5月に福岡市登録文化財に登録されました(高宮貝島家HPより)
2022年(令和4)4月からは茶室などの貸部屋やレストラン(高宮庭園茶寮)、ホールなどを整備した緑豊かなおもてなしの場・高宮南緑地として活用されています。
できれば、高宮庭園茶寮でランチ(@3800)をしたかったのですが、予約もしておらず、高宮駅近くのカフェでチャンポンをいただきました。
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