ブログが前後しますが、今回、いぶすき菜の花マーチには、JR九州の「アクティブ65」全九州版を使って行きました。
これは、JR九州全九州エリア内、3日間乗り放題(但し、博多~小倉間山陽新幹線は除きます)です。
折角ですので、九州の観光列車を利用して指宿までの行程です。
1日目 博多駅発7:49 九州新幹線「さくら405」 熊本駅着 8:27
熊本駅発8:37 特急「くまがわ1号」 人吉駅着 10:01
人吉駅発10:09 いさぶろう1号 吉松駅着 11:22
吉松駅発11:25 はやとの風1号 鹿児島中央駅着 12:49
鹿児島中央駅発15:01 菜の花号 指宿駅着 16:15
本当は、鹿児島中央駅から「いぶたま」にも乗車したかったのですが、指定席が一杯の為快速「菜の花号」にしました。
このうち、いさぶろうは、肥薩線のスイッチバックを走行します。
くまがわは、3月のダイア改正で廃止、人吉~熊本間は、いさぶろうが運行することになります。
くまがわ車内で北九州のNさんご夫妻と合流。
くまがわは、八代から日本三大急流「球磨川」を通り、人吉へ。球磨川では、霧が発生していました。
10:01くまがわ1号人吉駅に到着。ホームには、「いさぶろう」が待っていました。
然し、吉松からの上り列車が雪の為徐行運転しているため、約20分ぐらい停車。この間、人吉駅の名物駅弁「栗めし」を買いに行きました。
約20分ほど遅れ、人吉駅を出発。肥薩線沿線は、1/17の雪がまだ残っており、時速25km/hの徐行運転です。
大畑(おこば)駅に到着。ここから列車は、スイッチバックに入ります。
下記、大畑駅からスイッチバックを動画にしました。(運転士さんが1号車から2号車に移動しますので少し時間がかかります。)
大畑駅から矢岳駅を過ぎると日本三大車窓の一つである霧島連山を見ることができます。(真ん中より少し右側に桜島が見えます)
肥薩線には、もう一つスイッチバックの区間があります。肥薩線(当時は、鹿児島本線)開業時、SLだったため、坂道が登りきれず、このようなスイッチバックが
取り入れられました。
「いさぶろう」は、約30分遅れて吉松駅に到着。本来ならば、ここから観光列車「はやとの風」に乗る予定でしたが、列車が遅れたため、もう出発していました。
11:59吉松発の普通列車で隼人駅へ。
肥薩線は、1909年(明治36年)門司~鹿児島全通の時は、鹿児島本線の一部でありましたが、1927年(昭和2年)、八代~鹿児島間の海岸沿いに新線が
開通すると、元の区間は、「肥薩線」と改められました。肥薩線区間は、開業当初に出来た駅舎が今もなお残っています。
隼人駅からは、日豊本線に乗り換えます。隼人駅発13:14で鹿児島中央駅へ。途中鹿児島のシンボル「桜島」が見えてきました。
鹿児島中央駅13:44到着。Nさんたちは、指宿枕崎線「いぶたま」に乗るため、ホームを移動。私達も乗りたかったのですが、指定はもう満席でした。
次の列車まで時間がありますので、市電に乗って天文館に向かいました。
そうそう、鹿児島中央駅には、「若き薩摩の群像」の銅像が建っていました。
江戸末期に国禁を犯して海外留学を果たし、新生日本を建設する原動力となった19人の薩摩藩英国留学をモチーフにしています。
この中には、朝ドラ「あさが来た」に出てくる「五代友厚」もいます。
市電を天文館で降り、向かった先は、南国しろくまで有名な、天文館むじゃき。
冬場に食べる「しろくま」もいいですね。(笑)
それから鹿児島中央駅に戻り、15:01快速なのはな号で指宿に向かいました。