4/19~4/20は、JWA久留米つつじマーチ20kコースに参加しました。20kは、高良大社・森林ツツジ公園コースです。
会場の中央公園には、花ミズキがきれいに咲いています。
つつじ公園の見事なツツジに魅せられてもう6年連続の参加です。
7:30 またいつものように40kmコースの方と一緒にフライングスタートです。
今年のコースは、高良大社を登るコースに変更されていました。久留米大学の構内を通り、御井町の高良大社の大鳥居を左折し、御井(みい)小学校に入っていきます。
御井町は、昔の防津街道(薩摩街道)「府中宿」があった所です。そういえば、大鳥居の近くには、旧家がありました。こういう街道を見ると歩きたくなりますね。(笑)
この大鳥居は、承応4年(1655)に建立され、高さ6,8mです。
さあ、高良大社へ向かいます。ここから急な坂道が待っています。
私、坂道はそんなに苦手ではないのですが、もう心臓がパクパクしてきます。息を整えながら登っていきます。
約30分かけて登ってきました。然し神殿までには131段の階段が待ち構えています。
高良大社は、「高良玉垂命」(こうらたまたれのみこと)、住吉大神、八幡大神の三柱の神々を祀る旧国幣大社、筑後一の宮です。
古くは「高良玉垂命神社」と呼ばれていました。大社に伝わる「絹本著色高良大社縁起」によれば、今から1600年前、仲哀天皇の御世、異国の兵が筑紫(九州)に攻め込んできました。
西に下った神功皇后が追い返し、筑紫国四王子嶺に登って神仏に助けを祈られたとき、高良玉垂命という神が住吉の神と共に初めて出現されたと伝わります。(高良大社HPより)
高良玉垂命は、武内宿祢と言われています。
今月初め、山陽道・明石の稲爪神社を歩いた時、異国の鉄人が来たとありましたが、この時代やはり異国から攻められたみたいですね。
話を元に戻します。ここ高良大社には久留米ツツジの原木があります。
江戸時代末、久留米藩士坂本元蔵(1785~1854)が、キリシマツツジを原種として苦心の末、新種の改良に成功したことで知られています。
坂本は、高良山及び梅林寺の境内に二千本余りのツツジを植えたといわれ、そのツツジから種子を採取しました。
現在、梅林寺にはツツジの古木は見当たらず、古木群生は高良山に残るだけです。(案内板より) これが久留米ツツジの原木です。↓
高良大社の裏を通り、第一回のチェックポイント久留米森林ツツジ公園へ。ここはかつて南北朝時代に菊池一族が拠点としていた山城跡です。
ツツジ公園には、久留米ツツジ100種、62000株が植えられています。
高良山を降りていくといろんなお花が咲いています。「シャガ」「踊り子草」・・・・・・・
分岐点を過ぎると20kコースを歩く人は、まばらになりましたので、民家のお花を見ながらゆっくり歩きます。
二回目のチェックポイントの山川小学校では、地元さくら味噌の味噌汁、白玉ぜんざいが振る舞われました。
山川小学校を出てJR久大本線沿いに歩いていると、特急「ゆふいんの森号」に会いました。手を振ったけどわかったかな??
もう「なんじゃもんじゃ(ひとつばたご)」の花が咲いていました。
高良川では、5kmコースの方と合流します。こちらは、子供さん連れでウオーキングを楽しまれていました。
12:05 ようやくゴールしました。
明日も20kを歩きます。