MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~東京佃島界隈

2016年09月28日 | まち歩き
芸術の秋を迎えて各地で美術・絵画展が開催されていますが、八重洲の画廊で開催されている「第15回日本スケッチ画会展」に出かけてきました。
「日本スケッチ画会展」は、淡彩・水彩スケッチ画で関東近辺において指導的な立場の画家の皆さんの作品展で、今回も75名の皆さんの作品約300点が出品されていました。

この日は、展示会の最終日だったので、出展された多くの画家の皆さんの顔が見られ、馴染みの出展者との楽しい水彩談義をしながら、交流会を楽しんでいました。

毎回感じることですが、美術館で開催される公募展のような堅い雰囲気はなく、多くのスケッチ愛好者が集い身近に感じる水彩画の個性ある画風や筆タッチの素晴らしさを語り合っていました。
知人の作品も毎回のことながら清里や安曇野の美しい高原の風景が描かれており、昨年もスケッチに出かけた想い出が過ぎっていました。



他にも素晴らしい構図や彩色、大胆さなど参考になる作品が多くレベルの高い作品ばかりですが、中でもハイレベルの憧れの作品で窓辺の風景と美しい彩色・構図の素晴らしさに魅せられました。

この夏は、猛暑や雨の異常な天候が続きスケッチ出来る機会も少なかったが、素晴らしい作品に刺激を受けて描きたい気分にスイッチ・オンとなりましたね。

会場を後にして久しぶりの秋空に誘われて隅田川の佃島から勝鬨橋へとブラ散歩していました。
会場近くの京橋エリアの明治屋の周りには、 オープン間もない「京橋エドグラン」という新しいランドマークとなる超高層ビルが聳え立ち、すっかり京橋エリアの光景が変わっていました。


京橋から八丁堀を経て隅田川の中央大橋に着くと、佃島界隈も超高層マンションが立ち並び、その前に兜をイメージした斬新なデザインの吊橋「中央大橋」の主塔が高層ビルをバックに聳えています。
隅田川には多くの名橋がありますが、中央大橋は夜景スポットとしても人気の橋となっています。

橋の上から上流を望むと永代橋の先に東京スカイツリーが美しい姿を見せており、感動シーンでした。

また、主塔の上流側には「メッセンジャー」と称する彫像が立ち、パリ万国博に出品された作品だそうで隅田川とセーヌ川との友好記念に寄贈されたものです。

橋を渡って佃島に渡ると、今は石川島公園の中にパリ広場も設けられています。
この石川島公園は、以前は元会社のドックがあったところで、何度も通った工場跡地が思い出されて懐かしい想い出の地です。

石川島公園から隅田川テラスを歩き勝鬨橋へと向かいました。
中央大橋の下では、水上バスが通過しボート遊びの光景も見られます。

中央大橋から下流の佃公園に入ると、サクラ並木が続き桜の名所ですが、チャリダーにもサイクリングコースとして人気スポットのようですね。

その先には、石川島灯台という櫓のような和風の灯台があり、石川島人足寄場奉行が作った灯台だそうで堂々とした景観ですが、今はトイレとなっています(笑)


佃島の名所の一つである住吉神社に立ち寄って参拝しましたが、住吉神社は佃島の鎮守として海上安全の守護神です。
徳川家康の命を受けて、摂津国佃村から移り住んだ漁師達が住みついたところだそうで、名前の由来にもなっています。

辺りを散策すると佃煮屋が並び懐かしいレトロな光景が見られます。

昔の「佃の渡し」の石碑も置かれています。

住吉神社の裏には、入江があり朱色の欄干の佃小橋や掘割の光景は今も変わらずスケッチポイントとして何度も描いてきましたが、この日も二人の絵描き屋が筆を取っていました。

掘割りと佃小橋の先にリバシテイの高層ビルが並ぶ光景は、魅力的なコントラストを創りだしていました。

佃島から隅田川テラスを経て勝鬨橋・築地大橋へと向かいました【続く】

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