久しぶりに横浜ベイサイドマリーナから富岡八幡公園をぶら散歩してきました。
ベイサイドマリーナは、東洋一のマリーナとして大小のクルージングが見られ、以前に仲間とスケッチしていましたが、リニューアルされて以前とは景観も変わりシンボルタワーも無くなり、寂しい光景となっていました。
マリーナには、様々な形状のヨットが係留されており、係留最大隻数は1500隻を誇る日本一のマリーナとなっていて、またの機会に描いてみたいモチーフが多く見られました。
マリーナに隣接するアウトレットパークの奥には、新しい「ユニクロパーク」 が出来て、屋根上に色々な遊具が設置されて家族連れで大賑わいの人気スポットとなっているようですが、この日は人影は少なく寂しい雰囲気でした。
またの機会にスケッチしたいと期待しながら、鳥浜ベーサイドを後にして、近くの富岡八幡公園(宮の前公園)へ向かいました。
自然豊かな緑の公園内の高台にある富岡八幡宮は、約700年前に大津波が起こった際に八幡山がこの地を守ったことから「波除八幡」とも言われているようです。
芝生広場から富岡八幡宮の入口には、赤い鳥居がひと際目立ち、鳥居の横には、「漁港記念碑」と「海水浴発祥・宮の前海岸碑」が設置されて、過ってこの地は宮の前海岸の漁業の町だったようです。
八幡宮境内には、夏詣の幟が立ち蝉の声が聞こえる静かな雰囲気が感じられました。
東京深川八幡宮とは、異なる景観でしたが、源頼朝が鎌倉の鬼門にあたるこの地に創立した古刹で、天照大神、八幡大神、蛭子尊(恵比寿神)が祀られていて、「ハマのえびす様」と呼ばれているそうです。
境内には、熊野三社や稲荷社、祖霊社の末社も鎮座し、厳かな雰囲気となっています。
参道には、金沢七福神の蛭子像が設置されて、釣竿を持ち大きな鯛を抱える姿で、大漁守護、五穀豊穣、海の安全を守る漁業の神様となっています。
横浜金沢区のマリーナや富岡八幡宮の歴史が刻まれた街並みを、暑さを忘れながらぶら散歩でした。
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