地域の青少年育成協力会の春恒例のイベントである異年齢集団での遊びである「第12回遊ing 西高」が開催され委員として従事してきました。
昨年は、東日本大地震の直後だったので、やむなく中止となっていたが、今年は約200名の事前申し込み者があり、真冬のような雨の一日だったが、悪天候を吹き飛ばすように元気な子供たちで大賑わいでした。
管理者の世代では、学校から帰宅すると近くの公園に誰誘うことなく集まって、低学年から高学年が一緒になって、ボール遊びやビー玉、鬼ごっこ、リレー競争(駅伝)など、日暮れまで遊んだものですが、今は、少子化や保安上などで、全く見られなくなっている。
そんな背景もあり、「遊ing 西校」は、地元高校と青少協、防犯協などが協力して、高校生の部活サークルが企画した講座を通じて、異年齢の子供たちが交流するイベントで、大変人気を呼んでいるようだ。
今年も、運動系(テニス・ボース・バレーボール・剣道)、文化系(コーラス・楽器演奏・将棋・美術・かるた)、料理(菓子つくり・クレープつくり)など14の講座が準備され、事前の申し込みに殺到していたそうです。
管理者も体育館でのボール遊びの見守りに従事して子供たちの遊びに注目していたが、講師である高校生のガイダンスやルール説明に、真剣に聞き入る子供たちの姿に、感心していた。
遊びでは、ハンドボールやドッジボールなどのメニューを楽しんでいたが、プレーのみならずお兄さんの背中にぶら下がって飛び回る姿を見せられていたが、高校生と小学生の心通じ合っての交流は、素晴らしい絆ができていたようだ。
概して年齢差による力やスピード差を考えると、危険であると思いがちであるが、どうしてどうして高齢者は、しっかりと若齢者を庇いながら楽しむ気配りが見られていました。
料理講座を覗いてみると、こちらでもお姉さんたちが小さい子に教えながら共に楽しんでいる光景が見られ、家庭では見られない経験を楽しんでいたようだ。
2時間半の限られた時間での交流でしたが、講師側の高校生にとっても事故防止と楽しく遊ぶために、苦労しながらいい経験を積んでいたようで、終了時には気持ちが通じ合い共に抱き合って別れを惜しむ光景が見られていた。
校内では、あちこちに生徒たちが描いた壁画が公開されており、高校生の画とは思えない素晴らしい作品に子供たちが感心して見入っていた。
素晴らしいですね・・・・・私達は恵まれた
世代だったのですね!