八景島のアジサイ巡りの後、海の公園から金沢山称名寺を散策してきました。
横浜で唯一の海浜公園ですが、コロナ感染防止のためビーチへの立入禁止となって人影も見られない寂しい光景でした。
公園内の松林でもジョガーの姿が見られますが、初夏とは思えない静かな光景でした。
海の公園から、鎌倉時代に北条実時が建立された金沢北条氏の菩提寺の「称名寺」へ向かいます。
公園から約20分で称名寺へ着き、入口の赤門をくぐり桜道の参道の先の「仁王門(山門)」には、関東一の大きさの二体の金剛力士像(仁王様)が見られます。
仁王門前の塔頭光明院の表門も四脚門、切妻造茅葺の建造物で有形文化財となっています。
仁王門には、阿吽の金剛仁王像が迫力ある姿で迎えてくれました。
仁王門前には、10体の供養塔や馬頭観音像が並び古き時代を感じられます。
阿字ケ池には、「かながわの橋百選」のシンボルの朱色の反橋と平橋を配した「浄土式庭園」が広がり、その先には本堂や金堂が見られ以前にも描きましたが、素敵なスケッチモチーフとなっています
橋を渡り極楽浄土の世界で本堂へ参拝します。
金堂横の釈迦如来像が安置される「釈迦堂」
境内に接する金沢文庫と境界には、称名寺と金沢文庫を繋ぐ隧道が設けられていますが、隧道の中には、金沢八景を描いた浮世絵が飾られています。
金沢文庫は閉館されていましたが、館の前には、中世に造られた「中世の隧道」が保存されています。
境内の一角には、金沢貞顕公と北条顕時公など北条一族の墓が並び、鎌倉時代の歴史を感じることが出来ます。
国の史跡に指定されている歴史スポットを巡ったあと、称名寺の裏山にある市民の森を巡っていました。【続く】
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