6号駄鉢で大株に育った弁慶草の根が、コガネムシ類の幼虫、ネキリムシに食い尽くされてしまいました。小さな鉢の中になんと52匹ものネキリムシがうようよひしめいていました。30本ほどに増えた茎は、ばらばらに完全に分離していました。弁慶草は丈夫な野草ですので、分離された茎はそれぞれ根を再生させ、独立した株となって再出発できます。
鉢土はネキリムシが土をほぐし糞を混ぜたので、ふかふかの団粒構造になっていまし . . . 本文を読む
寒冷で水の少ない扇状地に拡がる安曇野では、蕎麦が代表的な土地利用型農作物になっています。播種から3ヶ月で収穫できる蕎麦は、やせた土地でもよく育つので、稲が不作に終わった年には、稲の収穫を直ぐに諦め、蕎麦を播種すれば冬までに収穫できるのです。蕎麦は安曇野の人達には最重要作物なのでした。
安曇野を歩くと蕎麦処の多いのに驚かされます。蕎麦処ごとに先祖伝来の製法が伝えられているようで、食味は千差万別です。 . . . 本文を読む