アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

安曇野のホソバノハハコグサ

2006年10月23日 | みどりの仲間達
弘前で採取し我が家で鉢植えにして育てているホソバノハハコグサを安曇野でも見かけました。毎日親しんでいる野草ですので懐かしく見つめました。冷涼な気候を好む野草なのでしょう。
弘前では低く頑丈な姿でした。少なめで小さめの花は形よく丸く固まっていました。高山植物を連想させる可愛らしい野草でした。我が家では草丈が伸び、花はふっくら大きく、数も多く、まとまりもよく、園芸種にも引けをとらない美しさでした。安曇野では背が伸び、花も小さくまとまりが悪く、雑草然としたみすぼらしい姿です。安曇野のホソバノハハコグサでは、私も育てようという気は起きません。
育つ環境の違いにより、同じ遺伝子を持つ野草も別種の植物のように姿を変えてしまいます。かつて日本は夜道を安心して歩ける国として、欧米人から驚異の目で見られたことがありました。しかし昨今は夜道の一人歩きは安全とは言えなくなってきました。犯罪が増えたのです。同じ日本人が変心したのです。礼節を尊んだかつての日本人は、マネー競争に眦を決する擬似アメリカ人に変身しました。日本人が育つ社会環境が無残にも崩壊してしまったのです。
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