アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

蔵町通り

2009年03月31日 | 私の町、土浦
NHKの新しい朝ドラ「つばさ」は小江戸と言われ、店蔵が連なる川越が舞台です。先祖から伝承された文化を大切にし、街並みが見事に保存され、連日観光客で賑わっています。古い町並み、蒸気機関車、ちんちん電車、素朴な駄菓子、人は皆伝統文化を好むようです。
我が町土浦の衰退振りは目を覆うばかりです。駅ビルにはシャッターが下り、駅前のショッピングセンターは休日でも閑散としています。うちの近くのスーパーマーケットも今日限りで閉店となりました。中心街でも「近々閉店」の張り紙がいくつか見られます。
土浦市も手を拱いてばかりはいられないと、店蔵が比較的残っている旧水戸街道筋の仲城町商店街を、川越に見習って、蔵町通りとして整備を始めました。しかし約300メートルの街並みに10棟程度の蔵作りが点在するだけで、川越とは比較になりません。遅きに失した感は否めませんが、それでも電線の地下埋設工事を実施し街並みはすっきりしました。これからここに再び人出を復活するには、商店街の一致団結したハード、ソフト両面に及ぶ環境整備の弛まぬ取り組みが求められます。先祖を粗末にした付けのなんと大きなことか。
ご先祖を 呼び戻したや 街興し
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タコノアシ | トップ | ツマキチョウ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

私の町、土浦」カテゴリの最新記事