アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

土浦市仲城町の町屋

2005年02月13日 | 私の町、土浦
 真壁町の蔵造りの街並に匹敵する規模のものは土浦にはありませんが、旧水戸街道筋の仲城町には蔵造りの町屋が数軒、土浦市の文化財として保存されており、観光協会、蕎麦屋、薬局などに利用されています。城下町特有の鍵型に屈折した道も残っています。ここを土浦市民の心の故郷として整備してもらいたいと願っています。
 土浦市もここの景観保全に力を入れておりますが、現状はまだ改善の余地がかなりありそうです。先ず、景観を著しく邪魔している電信柱と電線を地下埋設にして、街並をすっきりさせたいものです。解体の憂き目に遇おうとしている蔵造りの町屋を移設してきて、もう少し町屋の数を増やしたいところです。できれば道路も歩行者天国にしてゆっくり散策できるようにしてはどうかと思います。ハード的には以上ようなことに思いつきましたが、大きな予算と土地・建物の所有者の権利調整が伴うことですので、実現には多大の努力と時間を要することなのでしょう。
 昨日の真壁のひなまつりでは、半日かけて数十軒の店を訪ね、店の人の暖かいもてなしを受け、何時の間にか財布の紐が緩んでしまいました。それでも半分くらいの店しか回れず、3月にもう一度訪ねようとしております。ところで我が仲城町では用も無いのに店の戸を開けるわけには行かず、ぶらぶら歩いても5分も持たず、あっという間に通り過ぎてしまいます。できるだけ長時間お客さんを引き留め、その間にものを売るというのが、商売上手の心得の一つと思います。蔵町通りを標榜するくらいですから、蔵の中には先祖伝来のお宝が眠っていることと思います。これら歴史的物件を店の一画に、ミニ博物館風に展示し、「どうぞお気軽にご覧下さい」の看板を出しておけば、お客さんが店に入る大義名分ができるではないですか。ハード的対応と異なり、このソフト対応は個々の店が個別に取り組める手っ取り早い活性化策と思いますが。
 なお、私は明日から10日ほど土浦を離れますので、投稿は月末までお休みします。
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1 コメント

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独り言 (森戸卓爾)
2005-11-22 15:55:32
院長見習い期間、暇の合間?に覗かせていただいております。

わが憧れのスペイン,羨ましい限りです。

小生は、当院定年の65歳までお預けです。

明けて60、飲むばかりで能もなく、それまで寿命が持ちますやら。

土浦に勤務するようになって1.5月、同感です。

毎朝駅から歩行前進するたびに、何かうら寂しく故郷浜田を思い出します。

元気出せ土浦と、呟きつつ・・・・





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