アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ヒダカミセバヤ

2021年10月20日 | うちの庭では

石垣島で同僚から譲られたミセバヤで、栽培歴は20年を越えています。青森県の十三湖でシジミラーメンを食べた食堂でもらったもらったアワビに貝殻に植えてあり、もう15年以上土替えもせず毎年元気に花を咲かせています。恐らく根生菌でも共生しているのでしょう。花言葉は「大切なあなた」です。

衆議院選挙が公示されました。選挙になると、どの候補者も異口同音に「大切なあなた」を口にします。しかし、大企業の内部保留は未曾有の額になっているのにかかわらず、一般庶民の所得は、先進国中唯一下がりっぱなしです。選挙前は、「大切なあなた」は国民ですが、選挙が終ってしまえば「大切な大企業」になってしまうのです。国民は勤勉に働き、貧困に、子育てに、教育に、ローン返済に、共稼ぎに喘ぎ、一生懸命大企業に貢いでいるのです。

1955年、自民党結党以来、一時的に細川内閣、民主党政権があったものの、政権与党の座にあり続け、安倍政権に至り政治腐敗の極みを招いてしまいました。今回の選挙で、これでも投票率が50%台と低迷し、政権交代が実現しないとすれば、大人しく怒らない国民は、腐敗政治家にとり益々「大切なあなた」になってしまいます。税金をじゃぶじゃぶ浪費し、債務をどんどん積み上げても許してくれる、本当に「大切なあなた」になってしまいます。物言う「あなた」にならなければなりません。

自民党に投票する人の言い分は、「他に信頼できる政党がない」です。失政を咎め、政権交代を繰り返すことで、政党は国民の怒りを無視できなくなるのです。我々が政党を教育する最も有力な手段は、選挙しかないのです。


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