アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

紫蘭

2018年04月28日 | うちの庭では

紫蘭は懐かしい花です。小学生のころ住み、今は兄が住んでいる実家の南東角に植わっていたのです。大学を卒業して青森に赴任する時も同じ場所で育っていましたので、あまり移植を必要としないようです。我が家のは、ジャーマンアイリスと一緒に3年ほど前隣家から数株譲られました。今では立派な群落となって庭の南西角に元気に鎮座しています。花言葉は「楽しい語らい」です。

人は「楽しい語らい」で癒され、集まるのではないでしょうか。そう感じるのは、健康体操クラブの雰囲気です。高齢者を対象に、土浦市が養成している運動推進員の指導で毎月2回健康体操を実践しているのですが、会員が増え続けているのです。10年前9人から始まり、現在46人が所属しています。15人ほどに増えた指導員も交代で楽しそうに活動しています。その原動力は「楽しい語らい」にあると考えています。体操にも真面目に取り組んでいますが、会員の何よりの楽しみは、むしろ「楽しい語らい」なのです。

市の高齢者福祉課との協働事業で、経費のかかる公民館使用料・保険料は市が助成してくれるので、年会費は1人当たり400円で運営してゆけます。市としては、高齢者が健康体操で健康になり、医療費を節減したいと言う期待が大きいのです。指導員には「今日用がある」を、会員には「今日行く所がある」を提供しているのです。経済的負担は微少で、安心して楽しく人と交える場所になっているのです。月2回のクラブですが、会員たちの明るい顔を見ると、家にこもりがちな高齢者が待ち望んでいる日になっていることが感じ取れます。

クラブ活動は指導員の自主性に任せ、会長の私は裏役に徹しています。関係機関との打ち合わせ、部屋や用具の確保・準備・後片付け、会員への連絡、会計などクラブ事務などを行っています。高齢者クラブの「うたごえ」で鍛えた大声を利用して、遊戯の歌を歌ったり、音頭を取ったり、体操のモデルになったり、要望に従って指導員をサポートし、負担を軽減してあげています。私自身も、社会に貢献していると言う自覚が湧き、皆が「楽しい語らい」に興じているのを見てうれしくなり、クラブが繁栄していると実感し、生甲斐を感じることができるのです。

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