今日、6月の2本に続き、妻の4本目のインプラントが入りました。こ腔内環境は腔内環境は大幅に改善され、これからの食事が楽しくなることと喜ばしい限りです。
現役時代の私の歯は頑丈で、30歳過ぎから東南アジアへの長期派遣が多くなり、歯肉を痛めてしまいましたが、60歳までは歯医者にかかったことはほとんどありませんでした。当時現地では、毛先が角張って固い中国製のハブラシしか売っていなかったのです。やがて歯肉が後退し、歯茎の象牙質が剥き出しになってしまいました。3年前までは何とか27本が健在していましたが、次々に土台が崩壊し始め、今では17本にまで減少してしまいました。ところが6年前に患った脳梗塞の治療に血液サラサラ薬を服用している関係で、手術ができず、歯医者はインプラントは出来ないと言うのです。さらに、私は噛む力が強く、顎の骨が変形しているので、腔内外科で削ってもらわないと、入れ歯も駄目とのことです。
おいしそうに食事を楽しむ妻をよそ目に、私は細切れにした料理を鵜呑みにするような哀れなことになってしまいました。歯ごたえを失うと、食事の楽しみは半減します。弘前にいる次男が送ってくれる美味しいリンゴにかぶりつくことも出来ません。野菜も細切れにして、電子レンジで温野菜に調理して飲み込んでいます。最早、生命を維持するため「餌を摂っている」と言って良い有様です。「失って初めて知る大切さ」です。歯を大切にしましょう。毎月歯医者で手入れをしましょう。途上国に出かけるとき、災害避難の際は、ハブラシ、歯磨きを必ず持参しましょう。
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