アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

キクイモ

2011年09月10日 | みどりの仲間達
 キクイモが開花期を迎えました。土浦市の保健センターで開催されたヘルスサポーターの会に出かけた際、隣接する霞ヶ浦医療センターの構内で、草丈が3メートルにも伸びたキクイモが鬱蒼と茂り、ヒマワリに似た美しい花を咲かせていました。私の菜園にも1坪ほど栽培し、塊根を野菜として利用しています。菊芋に含まれるイヌリン効果により、血糖値低下、膵臓機能改善、中性脂肪の減少、肝機能の回復などの効果があるとされ、健康食品として高い評価を得ています。一方、繁殖力が旺盛な北アメリカ原産の外来植物で、外来生物法で要注意外来生物に指定されています。
 キクイモの花言葉は「隠徳」です。東日本大震災における原発事故の煽りで、今年の夏は電力不足が心配されましたが、庶民・企業の節電努力で計画停電は回避されました。我が家でも、検針票によると9月分の消費電力は昨年と比べ27%も減少していました。停電が回避できたのは、こうした国民一人ひとり、各企業の節電努力によるものと思われます。何のことは無い、国民の節電意識が高めれば危険な原発は要らなかったのです。原発産業を国家経済政策の柱の一つにしようとした政府・経済界の思惑はあっさり崩れ去りました。電力消費を増やし、原発新設を推進しようとした電力業界の「オール電化」キャンペーンの浅はかさが浮き彫りになりました。今夏の停電回避は、国民一人ひとりの賞賛さるべき「隠徳」ではないでしょうか。

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