鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

佐藤洋平、日本サッカー協会・GKコーチ就任

2014年12月11日 | Weblog
仙台佐藤GKコーチ退団へ 後任に高橋氏
 仙台の佐藤洋平GKコーチ(42)が今季限りで退団し、日本サッカー協会のナショナルGKコーチに就任することが、10日までに決定的となった。後任には99年から02年に仙台でプレーし、今季までJ2岡山でGKコーチを務めた高橋範夫氏(43)が候補に挙がっている。

 仙台市出身の佐藤GKコーチは現役時代の01年に日本代表候補に選ばれ、08年に磐田で引退。09年から地元仙台でコーチを務め、昨季まで正GKだった林(広島)を日本代表に育てた。今季はJ1出場経験のなかった関が1年間フルで活躍できるまでに成長。指導力を評価され、日本サッカー協会が将来の代表選手育成を目指す各年代別のコーチに抜てきされた形となった。

 また、分析担当の沖田優コーチ(36)も今季限りで退団し、J2札幌への復帰が決定的。すでに退任を発表した里内猛フィジカルコーチ(57)はJ2千葉入りが確実となっている。
 [2014年12月11日10時36分 紙面から]




仙台GKコーチを辞職し、日本サッカー協会のGKコーチに就任する佐藤洋平である。
鹿島のゴールマウスを守っておった佐藤洋平は出世街道を登っておる様子。
洋平の育てたキーパーが日本を救うことを楽しみにしておる。

鹿島は新旧の日本代表が眼を引きます

2014年12月11日 | Weblog
Jリーグのレベル低下と日本サッカーの強化について
Jリーグのレベルは低下しているのではないか

2014年のJ1リーグは、最終節に優勝が決まるドラマティックなフィナーレとなりました。J1復帰初年度でリーグを制覇したガンバ大阪には、心から拍手を贈りたいと思います。

しかしながら、日本サッカーに関わる者のひとりとして、見逃せない現実があります。

優勝したガンバ大阪の勝点は63でした。J1リーグと同じ18チームの2回戦総当たりで行われるドイツ・ブンデスリーガの13-14シーズンに当てはめると、勝点63は4位です。同じシーズンのオランダ・エールディビジでも、優勝には届きません。3位タイです。

リーグ戦の優勝の目安は、試合数の2倍と言われます。34試合なら68です。J1リーグの優勝争いは最終節までもつれましたが、ハイレベルの競争が繰り広げられたとは言えないでしょう。

ガンバ大阪の得点源を担ったのは、ブラジル人フォワードのパトリックでした。シーズン途中の7月に加入した彼は、宇佐美貴史に次いでチームで2番目に多い9得点をマークしました。ナビスコカップ決勝でも2ゴールを叩き出し、MVPに輝いているし、Jリーグのベストイレブンにも選出されています。

では、2014年のJリーグで主役級の活躍を見せた彼は、ブラジルでどれほどの実績を残してきたのか---。母国ではほぼ無印の存在です。名門クラブでキャリアを積んできたわけではありません。超一流とは言えない外国人選手が優勝の原動力となったところに、私は危うさを感じます。Jリーグのレベルが低下しているのではないか、との疑念を抱かずにはいられません。

アジアのクラブチームが覇を競うAFCチャンピオンズリーグで、Jリーグ勢はベスト8に1チームも勝ち残ることができませんでした。横浜F・マリノスがグループステージで敗退し、セレッソ大阪、サンフレッチェ広島、川崎フロンターレはラウンド16で姿を消しました。

ラウンド16まではアジアを東西に分けて戦うため、実質的に日本、韓国、中国、オーストラリアによる争いです。そのなかで、Jリーグのクラブはベスト8に1チームも送り込むことができなかった。ライバル3ヵ国の後塵を拝した。Jリーグの質の低下を、ここでも読み取ることができます。

2ステージ制は日本サッカーの強化につながるか

Jリーグのゲームを観ていると、「日本全国総ボランチ化」と言うフレーズが思い浮かびます。

ボールをつなぐ。ボールを下げる。横に展開する。ボールを保持するポゼッションを大切にすると言えば耳触りはいいけれど、実際はボールをまわしているだけで、対戦相手に脅威を与えるには至っていない。フィールドプレーヤー全員が、ボールをつなぐだけのボランチになってしまっている印象を受けます。


柴崎岳 〔PHOTO〕gettyimages

そうした傾向が強いなかで、鹿島アントラーズとサガン鳥栖は希望を抱かせてくれました。どちらのチームも、相手のペナルティエリア内に意欲的にボールを運んでいました。タテに速いサッカーが特徴です。

鹿島は新旧の日本代表が眼を引きます。ベテランの小笠原満男と、22歳の柴崎岳です。ハビエル・アギーレ監督のもとで日本代表に招集されている柴崎は、タテパスの質が際立っている。仕掛ける意識をはっきりと感じさせる姿勢は、頼もしい限りです。

鳥栖もタテへの意識は高い。技術力を特徴としたチームではありませんが、最前線に豊田陽平がいます。日本代表にも選出されている彼は、少しぐらいアバウトなボールでも何とかしてキープしたり、シュートにつなげたりすることができる。ヘディングに強い豊田がいることで、鳥栖はペナルティエリアで積極的に勝負を挑んでいるのです。

鳥栖のサッカーを支えるもうひとつの特徴はハードワークです。豊田へロングボールを入れたら、全員が長い距離を走って彼をサポートする。中盤をある程度省略する代わりに走力を高め、ロングボールを攻撃の有効な手段にしているのです。

J1は来シーズンから2ステージ制に変更されます。プロ野球のポストシーズンのように、各ステージの優勝チームなどが年間チャンピオンを争う戦いも開催されます。盛り上がりを作ることで注目度アップをはかりたいのでしょうが、日本サッカーの強化につながるのでしょうか。

2ステージ制が競技力向上を促すのであれば、先進国がすでに取り入れているはずです、しかし、スペインもイタリアも、ドイツもイングランドも1シーズン制です。

目先の浮揚効果はあるかもしれませんが、果たして2ステージ制が日本サッカーのレベルアップに結びつくのだろうか---。「YES」と即答できる材料が、私には見当たりません。




Jリーグのレベル低下について危惧する山本昌邦氏である。
確かに最終節までもつれ、前半には降格圏に沈んでおったクラブが逆転優勝してしまうリーグは、第三者には面白いように見えるが、無名の助っ人一人の力で、そうさせてしまうことには違和感を感じさせる。
そんな中で、鹿島のサッカーは希望と述べる。
岳と満男のボランチコンビが繰り出すパスは天下一品。
若さが勝ち点を失わせたが、来季はかなりやってくれよう。
他のJクラブとは一線を画した鹿島のサッカーで日本を、アジアを席巻しようではないか。
楽しみである。

鳥栖・林へオファー

2014年12月11日 | Weblog
豊田、安田ら鳥栖主力が流出危機
 今季5位の鳥栖が躍進を支えた主力の流出危機に陥っていることが10日、分かった。

 大黒柱の日本代表FW豊田陽平(29)は、資金力のある複数クラブによる争奪戦が必至の状況で、GK林彰洋(27)は鹿島、DF安田理大(26)は神戸、韓国代表MF金民友は韓国Kリーグの強豪クラブが獲得に興味を示している。

 竹原稔社長(53)は「すべての選手を残留させる。自信がある」と話すが、金銭条件は他クラブが上回っているもよう。竹原社長は「お金じゃない」と残留へ誠意を示していく方向だが、その一方で来季を「一番難しい年になる。ターニングポイント」と、最悪の状況も想定しているようだった。
 [2014年12月11日7時46分 紙面から]




鳥栖の林へのオファーについて改めて報じるニッカンである。
競合クラブは特にない模様。
鳥栖としては慰留に努めるが金銭面では鹿島に分があるように受け取れる。
ACLチャレンジも含め、鹿島移籍をを選択する可能性は高いのではなかろうか。
続報を待ちたい。

山口武士、中田浩二引退についてコメント

2014年12月11日 | Weblog
[熊本]山口武士コーチが話す、鹿島同期入団の中田浩二への思い
 熊本では藤本主税、吉井孝輔、原田拓が引退となったが、J1でも元代表の引退が発表されている。鹿島の中田浩二選手の引退について、同期入団だった山口武士コーチに話を聞いた。

 「浩二から直接LINEで連絡をもらいました。こっちからは『現役生活お疲れさま』と返して。まだどうなるか分からないけど、鹿島で頑張ると言ってました。僕は映像をまだ見てないんですけど、セレモニーで(小笠原)満男が泣いてたという話も聞いて、ちょっと驚いたんですけどね。まぁ、自分としては鹿島では満足いくプレーはできなかったけど、ライバルとして一緒にプレーした仲で、プレーはもちろん、その姿勢や人気の面でも鹿島の一時代を支えたというか、歴史を作った人物だと思います。スケールの大きな選手で、特別足元が上手いとかスピードがあるっていうタイプではなかったけど、技術もしっかりしていたし、冷静に状況を把握して、安定したプレーをしているのはすごいなと、いつも思っていました。リーダーシップもあったし。僕が鹿島を離れて、違う舞台でサッカーを続けることになった時も同期の皆が応援してくれて、自分にとってはそれも支えになっていました。これからも頑張って欲しいし、また試合を通してでも会えたらと思います」
(熊本担当 井芹貴志)




中田浩二の引退について口を開いた山口武士である。
同期の繋がりは深く太い。
この縁は重要であろう。
これからは指導者としてライバル関係を築いていくのだ。
注目しておる。