鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

日本代表・柴崎岳・昌子源、コメント

2014年12月15日 | Weblog
アジア杯選出の鹿島・柴崎、初のA代表公式戦に「これまでと異なる喜び」
 日本サッカー協会は15日、2連覇を狙うアジア杯(来年1月9日開幕、豪州)の日本代表23人を発表。選出された鹿島のMF柴崎岳とDF昌子源が、クラブを通じコメントを発表した。

 日本代表として初の公式戦に臨む柴崎は、「まずは、2015アジアカップの日本代表メンバーとして選ばれたことを大変嬉しく、光栄に思います」と喜びのコメント。「個人的にA代表では初めての国際大会ですが、これまでの親善試合と異なる喜びを感じています。しかし、国際大会は個人が経験を積む場ではなく、あくまでも国として結果を残さなければいけない舞台です」と気を引き締めた。

 そして「チームとしても個人としても、最高のコンディションで大会に入り、勝利を積み重ね、最良の結果で大会を終えられることを願っています。色々な課題をクリアして、試合で結果を残し、チームに貢献できればと思います。日本のアジアカップ連覇に向けてベストを尽くします」と誓った。

 柴崎と鹿島に同期入団の昌子は、A代表のキャップ数がゼロでの選出に「アジアカップの日本代表メンバーに選出されたことをとても光栄に思います。正直なところ、自分の中では嬉しさと同時に驚きもありましたが、招集されたからには代表選手としての誇りと責任感を持って大会に臨みたいと考えています」と、素直な気持ちを告白。「オーストラリアで試合に出場できるよう、大会直前の合宿から気持ちを高め、自分のプレーをピッチで表現していきたいと思います。日本のアジアカップ連覇に向けて最善を尽くし、チーム一丸となって目標を達成するために努力します。国を背負う覚悟を胸に、それに恥じないようなプレーを心掛けたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします」と意気込んでいる。




アジア杯に挑む岳と源のコメントである。
それぞれ意気込みを語っており、公式タイトルに向けたモチベーションは高い。
是非とも豪州の地にて躍動し、チームに貢献して欲しいところ。
活躍を楽しみにしておる。

円熟味を増した左足のスペシャリストが挑む2015年の一挙手一投足が今から楽しみ

2014年12月15日 | Weblog
山形のJ1復帰・天皇杯準優勝を支えたDF石川竜也…遅れてきた「黄金世代」の意地

山形昇格の原動力となった石川は99年Wユース準優勝メンバーの一人 [写真]=Getty Images

文/元川悦子

 毎年恒例だった元日の東京・国立競技場開催ではなく、12月13日に日産スタジアムで行われた今年の天皇杯決勝。ガンバ大阪対モンテディオ山形という顔合わせになったゲームは、宇佐美貴史とパトリックのゴールでG大阪が2点をリードして後半へと突入した。

 山形としては、リスクを冒しても攻めに行くしかない。1週間前にJ1昇格プレーオフでジェフユナイテッド千葉を倒して4年ぶりのJ1切符を手にした百戦錬磨の石崎信弘監督は、後半途中から千葉戦で決勝点を挙げた山崎雅人を下げ、林陵平を投入。林をトップ、ディエゴとロメロ・フランクを2シャドウに置く勝負布陣を敷いた。

 その交代の2分後、3バック左に陣取っていた34歳のベテラン・石川竜也が思い切った攻撃参加から鋭いクロスを上げた。これを松岡亮輔が触り、最後はロメロ・フランクが飛び込んでゴール。山形が一矢報いることに成功する。最終的に宇佐美の一撃を食らって頂点に立つことはできなかったが、1点を巧みにお膳立てし、パトリックの決定機を再三再四ブロックしたベテランDFの凄まじい闘争心は、チームに大きなプラス効果をもたらしたはずだ。

 その石川は、G大阪のキャプテンマークをつける遠藤保仁とともに1999年ワールドユース(ナイジェリア)に参戦し、準優勝をつかんだ「黄金世代」の一人である。1次リーグ突破がかかったイングランド戦(バウチ)では、スタジアムが予期せぬ停電に陥る中、正確な左足FKを決めるという大仕事をやってのけている。「明確な武器を持っている選手は最終的に強い」と本人も語ったことがあったが、遠藤にしても、小笠原満男(鹿島)にしても、長く生き残っているベテラン選手には目に見える長所がある。石川の精度の高い左足のキックというのは、大いに重視すべき部分と言っていいだろう。

 当時は筑波大学の学生で、チーム唯一のアマチュア選手ということで注目を集めていた。その彼が鹿島アントラーズ入りしたのは2002年。だが、プロ5年目の2006年春、当時のパウロ・アウトゥオリ監督から突如として戦力外のような扱いを受け、東京ヴェルディへレンタル移籍する苦い出来事にも遭遇した。翌2007年から鹿島はオズワルド・オリヴェイラ監督が率いるようになったが、石川は復帰せずに山形へ再度レンタル移籍。2008年のJ1初昇格の原動力となる。それから今季までに足掛け8年間をみちのくの地で過ごしたが、J2降格やケガもあり、キャリアが全て順風満帆だったわけではなかった。

 石崎監督が就任した今季も、シーズン当初は控えに甘んじることが多かった。

「監督によってスタイルや戦い方が違うし、それを1からやる覚悟を持たないといけなかった。チームの一員として石崎監督のやりたいサッカーを理解し、最後まで同じ方向を向いてやり遂げる必要があると思っていた。今季の山形はそういうチームだったし、夏場以降にグッと成長してきた実感があります。僕自身も石崎さんが来てからトニーニョ・セレーゾ(現鹿島監督)や伸二(小林=徳島監督)さんの時代に匹敵するほどの厳しいトレーニングをやったけど、その成果をゲームにしっかりと出すことができた。シーズン後半からは3バックの左にも初めてチャレンジして、センターバックのイメージとは違った仕事をやろうと思っていたし、すごくやりがいがあった。最終的には天皇杯ではガンバに勝てなかったけど、充実した1年だったのかなと思っています」と石川はタフなシーズンを戦い抜いた満足感を吐露した。

 同期の遠藤と久しぶりに同じピッチに立ったことにもいい刺激を受けたようだ。

「ヤットが今季JリーグMVP? やっぱり満男にしてもそうだけど、中盤でパス捌いてる選手は長持ちするよね(笑)。自分はDFだから負担も大きいけど、イシさんの練習についていけているうちは大丈夫。マリノスの主力の人たち(中澤佑二、中村俊輔)も高いレベルのパフォーマンスを維持してるし、サッカー選手に年齢は関係ない。まだまだ成長できるはず。この先も大事な場面で勝負につながるプレーを出せるような選手であり続けたいですね」と彼は30代半ばにさしかかっても向上心を失うことはない。

 実際、山形というチームは、36歳の山岸範宏、30歳の松岡、33歳の山崎らベテラン勢が多い。石崎監督も「年齢層が高いのは気がかり。有望な若い選手を育てたい」と話したことがあったが、少なくとも来季はこの陣容がベースになるはず。石川らはそれを踏まえて今季以上にフル稼働しなければならない。

 円熟味を増した左足のスペシャリストが挑む2015年の一挙手一投足が今から楽しみだ。




天皇杯決勝戦にて気を吐いた山形の石川である。
クロスにFK、そして守備。
全てに於いて高いクオリティを発揮した。
惜しくも敗れたことで過小評価されておるが、石川の選手としてのピークは過ぎておらぬ。
まだまだやってくれるであろう。
来季はJ1の舞台にて対戦することとなる。
心して相対峙しようではないか。
楽しみにしておる。

岩政、岡山加入

2014年12月15日 | Weblog
岩政大樹選手 新加入のお知らせ
このたび、岩政大樹選手が、ファジアーノ岡山に加入することとなりましたので、お知らせいたします。
《岩政大樹(いわまさ だいき)選手 プロフィール》
■ポジション:DF
■生年月日:1982年1月30日
■身長/体重:187cm/83kg
■出身地:山口県
■経歴:岩国高校−東京学芸大−鹿島アントラーズ−BEC Tero Sasana F.C.(タイ)
■代表歴:2010年ワールドカップ日本代表、2011年アジアカップ日本代表、U-22日本代表、ユニバーシアード代表 
■Jリーグ受賞歴:ベストイレブン(2007・2008・2009)
■出場記録:

その他の出場歴
AFCアジアチャンピオンズリーグ  28試合出場2得点
スルガ銀行チャンピオンシップ   2試合出場1得点
ゼロックススーパーカップ      4試合出場0得点
■コメント:
この度、ファジアーノ岡山に加入することとなりました、岩政大樹です。
ファジアーノ岡山が、日本のトップクラブとなる力になりたいと思っています。
まずはその第一歩として、新しいチームメイト、そしてサポーターの皆さんとJ2優勝を目指します。
応援よろしくお願いします。




予てから噂のあった岩政の岡山加入が公式に発表になった。
来季からは岡山を引っ張るDFリーダーとなろう。
強豪ひしめくJ2の中で、J1昇格を掴める位置に行くには岩政の力が必要である。
岡山の躍進はあるのであろうか。
岡山に注目である。

源・岳、アジア杯日本代表選出、植田、トレーニングパートナーに選出

2014年12月15日 | Weblog
昌子選手、柴崎選手 日本代表選出のお知らせ
2014年12月15日(月)

本日、AFC アジアカップ オーストラリア 2015に向けて、日本代表メンバーが発表されました。

鹿島アントラーズからは、昌子選手、柴崎選手が選出されました。 なお植田選手はトレーニングパートナーとして国内合宿に参加いたします。




アジア杯に向けた日本代表に選出された源と岳である。
日本代表の数少ない公式戦に招集されたことは、非常に嬉しい。
また、トレーニングパートナーとして植田も選ばれておる。
国内合宿にて日本代表の空気に触れ、より成長してくれるであろう。
アジアの頂点を目指して尽力するのだ。
楽しみである。

U-21日本代表 U-21タイ代表戦

2014年12月15日 | Weblog
U-21日本代表 国際親善試合 U-21タイ代表に勝利を収める
2014年12月15日



国際親善試合 (U-21タイ代表 対 U-21日本代表)
2014年12月14日(日) キックオフ18:00 試合時間 90分(45分ハーフ)
Rajamangala National Stadium(タイ/バンコク)
U-21タイ代表 0-2 (前半0-1、後半0-1) U-21日本代表
得点
16分 豊川雄太(日本)
90+1分 鈴木武蔵(日本)
スターティングメンバー
GK:牲川歩見
DF:亀川諒史、奈良竜樹、植田直通、松原健
MF:大島僚太、原川力、豊川雄太、矢島慎也
FW:荒野拓馬、浅野拓磨
サブメンバー
GK:櫛引政敏、吉丸絢梓
DF:山中亮輔、三浦弦太、岩波拓也、室屋成
MF:遠藤航、中島翔哉、井手口陽介
FW:久保裕也、鈴木武蔵、南野拓実
交代
HT 牲川歩見 → 櫛引政敏
HT 松原健 → 室屋成
HT 植田直通 → 岩波拓也
HT 奈良竜樹 → 三浦弦太
HT 亀川諒史 → 山中亮輔
HT 大島僚太 → 遠藤航
HT 原川力 → 井手口陽介
HT 豊川雄太 → 中島翔哉
HT 荒野拓馬 → 鈴木武蔵
60分 浅野拓磨 → 久保裕也
60分 矢島慎也 → 南野拓実



マッチレポート
U-21日本代表タイ・バングラデシュ遠征5日目、いよいよ試合当日です。
午前中、選手たちは、ホテル近くの公園で体幹トレーニングのメニューをもくもくとこなしました。「遠征の全ての活動が予選のための準備であって、試合をするためだけに来た訳では無い」という手倉森誠監督の言葉通り、試合日といえども遠征のテーマである暑熱順化に取り組みました。

U-21タイ代表との国際親善試合は18:00にキックオフ。4-4-2の布陣で試合に臨みました。U-21日本代表は、前半から試合を優位に進めます。16分、敵陣でのセットプレーからMF矢島慎也選手が右サイド深くまで攻め込みクロスを供給。中で待つMF豊川雄太選手の右足でのシュートがゴール左隅へ見事に決まり、待ち望んでいた先制点をあげることができました。その後もDF亀川諒史選手のミドルシュートや、荒野拓馬選手、浅野拓磨選手の両FWが積極的に仕掛けゴールを狙い決定機を作るも、相手のしぶとい守備に阻まれ、前半を1-0で折り返しました。
交代人数無制限(再出場不可)という今回の試合のルールに則り、後半はスターティングメンバーを9人入れ替えて追加点を狙いにいったU-21日本代表ですが、同点に追いつきたいタイの猛攻を受けます。しかし、交代出場のGK櫛引正敏選手が好セーブでゴールを割らせません。U-21タイ代表も55分、61分、63分と合計で10名の選手交代を行いました。
浅野選手の鋭い裏への抜け出しなどにより徐々に攻撃のリズムを掴んできた日本は57分にPKを獲得。浅野選手が自ら蹴りましたが、相手のGKの好セーブに合い、残念ながら追加点を奪うことはできませんでした。

60分には、昨日チームに合流したばかりのFW久保裕也選手とFW南野拓実選手がそれぞれ、浅野選手、矢島選手と交代しました。これで今回召集されたフィールドプレーヤーは全員がピッチに立ちました。両選手の出場により攻撃のギアがあがったU-21日本代表は、MF中島翔也選手の積極的なドリブル、MF井手口陽介選手のミドルシュート、久保選手の裏への飛び出しで追加点の獲得を目指します。しかし、いずれもゴールを割ることはできませんでした。

守備ではDF岩波拓也選手、三浦弦太選手を中心に落ち着いて対応し、相手にチャンスを作らせません。互いにゴールを割ることができず後半も45分が経過したその時、久保選手からのパスをゴール前でFW鈴木武蔵選手が落ち着いて左足で決め、待望の追加点をあげました。そのままホイッスルが鳴り、U-21日本代表は第一戦を2-0の勝利で飾ることができました。
選手たちは、二部練習、暑熱順化のハードなトレーニングと、体に疲労がたまっているにもかかわらず、ピッチ上で切れの良い動きと日本代表としての誇りを見せました。遠征2戦目は、12月18日にダッカでバングラデシュA代表と対戦します。

監督・選手コメント
手倉森誠 監督
前後半でメンバーを全員入れ替えましたが、後半のメンバーは力みが見られました。縦のスピードや攻撃から守備へ切り替える早さなど、チームとして意識しようとしたことを選手たちがピッチ上で表現してくれました。特にボールへ向かう姿勢はオマーン(AFC U-22選手権)の時より遥かに良くなりました。ただ、力みから体力を消耗しすぎる場面がありましたし、決めるところで決めきらないといけません。日本代表としての誇りと覚悟を示そうとする姿勢は存分に発揮されていましたし、チームとしてのまとまりも良いので、18日のバングラデシュ戦も「オリンピックのメダル獲得」という目標の可能性を感じさせるような戦いをしたいです。

FW 9 鈴木武蔵 選手 (アルビレックス新潟)
最後に点を取れて良かったですが、今日の自分自身のプレー内容はあまり良くなかったです。前半に出場したメンバーが良いプレーをしていたので、自分を含めた後半のメンバーは少し気負っていたように思います。今日の課題である、“仲間との距離感”を明日からの練習で修正し、次のバングラデシュ戦でも得点を決めたいです。

MF 17 豊川雄太 選手 (鹿島アントラーズ)
チームのみんなが繋いでくれて取れたゴールですので、みんなに感謝しています。今日の試合には、国を背負って戦うという誇りを持って臨みました。積極的にシュートを打つこと、得点することを最低限の目標としていましたので、点が取れて良かったです。
遠征の残りの日々でも、「リオデジャネイロでメダルを取る」というチームの目標に向かって自分をもっとアピールしていきたいです。まだ1点取っただけです。18日にもう一試合あるので、そこでまた得点しアピールしたいです。





U-21タイ代表に快勝したU-21日本代表である。
豊川も植田も先発出場しハーフタイムにて退いた。
先制点の豊川も、完封した植田も結果が伴ったと思われる。
このチームでの実績を積み重ね、リオ・デ・ジャネイロ五輪を目指すのだ。
楽しみにしておる。

丸橋、セレッソ残留

2014年12月15日 | Weblog
【14/12/15】契約更新について【丸橋祐介選手】
下記の選手と2015年シーズンの選手契約更新に合意しましたので、お知らせいたします。

≪丸橋 祐介(まるはし ゆうすけ)選手≫   

■生年月日 : 1990年9月2日(24歳)
■2014年シーズン出場記録 :
◇リーグ戦            33試合/ 3得点
◇ヤマザキナビスコカップ     2試合/ 0得点
◇AFCチャンピオンズリーグ  7試合/ 0得点
◇天皇杯               3試合/ 0得点
■丸橋祐介選手コメント :
「時間をかけていろいろ考えましたが、やっぱり僕はセレッソというチームでタイトルを獲りたいというのが一番の気持ちです。セレッソのために戦って、一年でJ1に戻ってきたいと思います。これからもセレッソのために一生懸命プレーしますので、応援をよろしくお願いします」




鹿島がオファーを出しておった丸橋であるが、セレッソに残留とのこと。
これは残念。
とはいえ、丸橋には丸橋のサッカー選手人生がある。
その価値観を否定してはならぬ。
今回は縁がなかった。
それだけである。

U-21日本代表・豊川、先制ゴール

2014年12月15日 | Weblog
U21日本、タイを完封!豊川&武蔵弾

先制点を上げたU-21日本MF豊川はU-21タイの選手と競り合う(撮影・木下淳)

<国際親善試合:U-21日本2-0U-21タイ>◇14日◇バンコク・ラジャマンガラ国立競技場

 リオデジャネイロ五輪を目指すU-21(21歳以下)日本代表は、U-21タイ代表と対戦し、2-0で勝利した。

 日本は、今回の遠征で試そうとしている「4-4-2」のシステムでスタート。2トップには荒野拓馬(札幌)と浅野拓磨(広島)が入り、前日13日に合流した久保裕也(ヤングボーイズ)と南野拓実(C大阪)はベンチスタートだった。

 その中でまず輝いたのがMF豊川雄太(鹿島)だ。所属の鹿島と同じ左サイドハーフで先発し、前半16分、MF矢島慎也(浦和)の右クロスに右足を合わせて先制点を奪った。

 多くの選手を試したい日本側からの申し入れで交代は無制限。日本は後半開始からメンバー9人を入れ替え、さらに同15分にはFW久保、南野を投入した。

 ロスタイムに入ってから久保のアシストに、FW鈴木武蔵(新潟)が合わせて2点目を挙げて試合を終えた。
 [2014年12月14日22時44分]

U21豊川が先制弾 代表初ゴールに笑顔

先制点を上げたU-21日本MF豊川はU-21タイの選手と競り合う(撮影・木下淳)

<国際親善試合:U-21日本2-0U-21タイ>◇14日◇バンコク・ラジャマンガラ国立競技場

 タイ・バングラデシュ遠征中のU-21(21歳以下)日本代表がU-21タイ代表と親善試合を行い、2-0で勝った。

 先制は前半16分。4-4-2システムの左MFで先発したMF豊川雄太(19=鹿島)がゴール前に進入。MF矢島の右からの折り返しに右足を合わせ、GKの動きを見てゴール左隅に流し込んだ。

 9月の仁川アジア大会(韓国)は原則、各クラブ1人しか招集できないため参加できなかった。来年3月のリオデジャネイロ五輪アジア1次予選(マレーシア)に向けたアピールとなり「みんながうまくつないでくれたので、GKを見て狙うだけでした。個人的には初めての東南アジアだったし、暑い中でも走ることを意識して、点も取れて良かったですね」と、代表初ゴールに笑顔を見せていた。
 [2014年12月15日6時10分]

U21豊川代表初弾 監督も思い切り絶賛
<国際親善試合:U-21日本2-0U-21タイ>◇14日◇バンコク・ラジャマンガラ国立競技場

 タイ・バングラデシュ遠征中のU-21(21歳以下)日本代表がU-21タイ代表と対戦し、勝利を収めた。

 MF豊川雄太(20=鹿島)が代表初ゴールを決めた。前半16分、MF矢島の右からの折り返しに合わせ、右足でゴール左に流し込んで先制。所属の鹿島と同じ左MFで先発し「やりやすかったし、みんながうまくつないでくれたので」。来年3月の五輪1次予選に向けて結果を出し「東南アジアは初めて。マレーシアはもっと暑いし、慣れていきたい」と話した。

 今季、鹿島で08年内田篤人以来6年ぶりとなる10代での開幕先発を遂げたアタッカー。J1最終節の鳥栖戦も先発し、視察していた手倉森監督からアドバイスを受けた。ボールの受け方や飛び出すタイミングなどを教わり「うまく修正できた」。前半でお役御免となったが、指揮官から「運動量、仕掛け、思い切りがいいね。新メンバーの中で競争に入ってくる可能性を最も示した」と絶賛された。相手は9月のアジア大会で日本の8強を上回る4強に食い込んだ新興勢力。そこをたたき、予選メンバー入りを猛烈にアピールした。
 [2014年12月15日7時47分 紙面から]

手倉森J、国際親善試合でタイに快勝!豊川&鈴木がゴール

前半、先制ゴールを決め喜ぶ豊川=バンコク(共同)

 リオデジャネイロ五輪を目指すサッカーのU-21(21歳以下)日本代表は14日、バンコクでの国際親善試合でU-21タイ代表に2-0で快勝した。仁川アジア大会は準々決勝敗退に終わったが、再出発の一戦を白星で飾った。

 日本は前半16分、矢島(浦和)の折り返しを豊川(鹿島)が蹴り込んで先制。メンバーを大きく入れ替えた後半は攻めあぐねたが、試合終了間際に鈴木(新潟)が決めた。

 今回の遠征は、来年3月に五輪アジア1次予選を兼ねてマレーシアで行われるU-23(23歳以下)アジア選手権予選に向けた強化が目的。18日にはダッカでバングラデシュのフル代表と戦う。(共同)


前半、先制ゴールを決める豊川=バンコク(共同)


前半、先制ゴールを決める豊川=バンコク(共同)


豊川 初得点決めた 手倉森監督から動き出しアドバイス生かす
国際親善試合 U―21日本代表2―0U―21タイ代表 (12月14日 タイ・バンコク)


<日本・タイ>前半16分、先制ゴールを決め喜ぶ豊川
Photo By 共同


 MF豊川がU―21代表初ゴールを決めた。前半16分にMF矢島の折り返しを冷静にゴール左隅に流し込んで先制点。得点以外にも中盤からの飛び出しや仕掛けでアピールに成功した。

 試合前に手倉森監督からは動き出しのアドバイスをもらったといい「味方がうまくつないでくれました」と満足げ。今季、鹿島で多くの出場機会を得た新鋭は「(リオ五輪アジア1次予選の)マレーシアはもっと暑いけど、東南アジアは初めてなんでプレーできて良かった」と今後のU―21代表定着に意欲を見せた。
[ 2014年12月15日 05:30 ]

【U21】豊川先制弾!鈴木追加弾!タイ代表に快勝
2014年12月14日22時27分 スポーツ報知


前半、先制ゴールを決める豊川(共同)

 ◆国際親善試合 タイ0-2日本(14日、バンコク・ラジャマンガラ国立競技場)

 タイ・バングラデシュ遠征中のU―21(21歳以下)日本代表は14日、タイ・バンコクのラジャマンガラ国立競技場でU―21タイ代表と対戦し、2―0で勝利した。前半16分にセットプレーからMF矢島(浦和)が右からマイナスのクロスを出すと、最後はMF豊川(鹿島)が右足で決めて先制。後半はメンバーを大幅に入れ替えて攻めたが、終了間際のFW鈴木(新潟)が左足で追加点を挙げるにとどまった。第2戦は18日にダッカでバングラデシュのA代表と対戦する。

【U21】豊川&鈴木弾で快勝も再三好機潰し指揮官不満げ
2014年12月15日6時0分 スポーツ報知


前半、先制ゴールを決める豊川(共同)

 ◆国際親善試合 U―21タイ代表0-2U―21日本代表(14日、バンコク・ラジャマンガラ国立競技場)

 16年リオ五輪を目指すU―21日本代表は14日、U―21タイ代表とバンコクで親善試合を行い、2―0で勝利した。前半16分、FKからMF豊川雄太(20)=鹿島=が右足で決めて先制。終了間際にはFW鈴木武蔵(20)=新潟=が追加点を挙げた。次戦は18日にダッカでバングラデシュのフル代表と対戦する。

 快勝にも、手倉森誠監督(47)は不満げだった。前半16分に先制しながら、後半13分にMF浅野(広島)がPKを失敗するなど、再三のチャンスを生かし切れず「点の取りどころで決めきることが必要だ」と攻撃面を課題に挙げた。

 来年3月の五輪アジア1次予選(マレーシア)を見据えた暑さ対策も狙いの一つだったが、バンコク市内の気温は当初の予想を下回る27度。現地入り後も高温多湿の環境を意識したトレーニングメニューに取り組んだが、当てが外れた格好。

 新戦力が経験を積んだことは明るい材料だ。後半に初招集のFW久保(スイス1部ヤングボーイズ)、途中合流のFW南野(C大阪)を投入するなどメンバーを大幅入れ替え。終了間際のカウンターで1点を加えたFW鈴木は「ちょっと力が入りすぎた」と反省したが、チーム内の競争意識は高まりつつある。

サッカーU21日本、タイに快勝
2014年12月14日


 日本-タイ 前半、先制ゴールを決める豊川=バンコク(共同)

 【バンコク共同】リオデジャネイロ五輪を目指すサッカーのU-21(21歳以下)日本代表は14日、バンコクでの国際親善試合でU-21タイ代表に2-0で快勝した。仁川アジア大会は準々決勝敗退に終わったが、再出発の一戦を白星で飾った。

 日本は前半16分、矢島(浦和)の折り返しを豊川(鹿島)が蹴り込んで先制。メンバーを大きく入れ替えた後半は攻めあぐねたが、試合終了間際に鈴木(新潟)が決めた。

 今回の遠征は、来年3月に五輪アジア1次予選を兼ねてマレーシアで行われるU-23アジア選手権予選に向けた強化が目的。18日にはダッカでバングラデシュのフル代表と戦う。

再出発の一戦でタイに快勝 国際親善試合

日本-タイ 前半、先制ゴールを決める豊川=バンコク(共同)

 リオデジャネイロ五輪を目指すサッカーのU-21(21歳以下)日本代表は14日、バンコクでの国際親善試合でU-21タイ代表に2-0で快勝した。仁川アジア大会は準々決勝敗退に終わったが、再出発の一戦を白星で飾った。

 日本は前半16分、矢島(浦和)の折り返しを豊川(鹿島)が蹴り込んで先制。メンバーを大きく入れ替えた後半は攻めあぐねたが、試合終了間際に鈴木(新潟)が決めた。

 今回の遠征は、来年3月に五輪アジア1次予選を兼ねてマレーシアで行われるU-23(23歳以下)アジア選手権予選に向けた強化が目的。18日にはダッカでバングラデシュのフル代表と戦う。(共同)


日本-タイ 前半、先制ゴールを決め喜ぶ豊川=バンコク(共同)




U-21タイ代表相手に先制点を決めたU-21日本代表の豊川である。
先発起用に応え、結果を出したことは喜ばしい。
折り返しをワンタッチにてゴール。
豊川の決定力が活かされた得点である。
これからゴールを積み重ね、このチームの主軸となっていって欲しい。
期待しておる。

チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ

2014年12月15日 | Weblog
[ JPFA:チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ ]


開門後はコンコースで柳沢選手の先着7なのユニフォーム購入者向けサイン会も!ベガルタ仙台ブースはあっという間に長蛇の列!

[ JPFA:チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ ]


両チーム揃っての集合写真を撮影し、いよいよキックオフ!

[ JPFA:チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ ]


後半アディショナルタイムに入ってからゴールを決めた中田浩二選手を選手たちが胴上げで祝福。まだ試合中ですが、「チャリティーマッチ」では、こうして引退選手を送り出すのが、もはや恒例?!

[ JPFA:チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ ]


試合終了後のセレモニーでは、小笠原満男選手(鹿島)から、今季限りでの引退を発表した柳沢敦選手(仙台)と中田浩二選手(鹿島)への花束贈呈。3ショットで写真に収まりました

[ JPFA:チャリティーサッカー2014 チャリティーマッチ ]


セレモニー終了後、チャリティーシートをご購入いただいたお客様と選手達が試合後にピッチで記念撮影を行いました!

引退柳沢2発!最後のユニホーム姿を披露

ゴールを決めた東北ドリームスFW柳沢はイレブンから胴上げされる(撮影・たえ見朱実)

<チャリティーサッカー2014:東北ドリームス12-8JAPANスターズ>◇14日◇ユアスタ

 今季限りで現役を引退する仙台FW柳沢敦(37)が、本拠ユアスタで最後のユニホーム姿を披露した。

 東北ドリームスの背番号13で先発出場し、前半15分に左45度から右足でチーム初得点。後半35分にはDFラインの裏へ抜け出し、GKをかわして右手を上げながら2点目を決めた。

 試合後は全選手による胴上げと引退セレモニーが行われ、鹿島でチームメートだったMF小笠原満男(35)から花束を受け取った。同じく今季限りで引退する鹿島DF中田浩二(35)と3人で記念写真に収まり「鹿島での思い出がよみがえったし、京都や仙台での仲間もいて幸せな時間を過ごせた」と笑顔だった。
 [2014年12月14日19時14分]

仙台・柳沢が2発!「1度やってみたかった」“カズダンス”披露

後半、ゴールを決めて仲間から胴上げされる東北ドリームス・柳沢敦=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)

 東日本大震災復興支援慈善試合チャリティーサッカー2014(14日、ユアテックスタジアム仙台)東北地方にゆかりのある選手が中心の「東北ドリームス」が日本代表らによる「JAPANスターズ」に12-8で勝利した。

 仙台のFW柳沢がホームで“ラストマッチ”を迎えた。「東北ドリームス」で先発して2得点。前半15分に1点目を決めた際には、「1度やってみたかった」という“カズダンス”を披露した。かつて鹿島の黄金期を築き、同じく引退するMF中田とともに胴上げされ、「気持ちよかったです」と表情は晴れやかだった。
(紙面から)


慈善試合後に肩を組む、今季限りで引退した元日本代表の柳沢(左)と中田(右)。中央は小笠原=ユアテックスタジアム仙台


前半、ゴールを決める柳沢敦(左)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・中井誠)


試合終了後、スタンドにボールを蹴り入れる東北ドリームス・柳沢敦=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


試合終了後、笑顔でスタンドに手を振る東北ドリームス・柳沢敦(左)と中田浩二(右)=ユアテックスタジアム仙台(撮影・土谷創造)


引退の柳沢2得点&中田1得点 “有終ゴール”魅せた
復興支援試合 東北ドリームス12-8JAPANスターズ (12月14日 ユアスタ)


<東北ドリームス・JAPANスターズ>東北ドリームスの一員として出場した柳沢(左)と中田(右)
Photo By スポニチ


 今季限りで引退した元日本代表の仙台FW柳沢と鹿島DF中田が“有終ゴール”を決めた。岩手出身の鹿島MF小笠原が主将を務める東北ドリームスの一員として出場。柳沢は2得点を挙げ、中田も1点をマーク。

 試合後にはセレモニーも行われ、「最後に楽しいゲームができて良かった」と柳沢。中田も「いい形で終わらせてもらった」と感謝した。2人と鹿島の黄金期を支えた小笠原は「最後に2人とプレーできてうれしかった」としんみりしていた。
[ 2014年12月15日 05:30 ]

震災慈善サッカーに引退の柳沢、中田ら参加「支援活動を続けていきたい」
2014年12月14日18時45分 スポーツ報知


試合後、引退する仙台・柳沢(左)と鹿島・中田(右)が花束を手に鹿島・小笠原と記念撮影

 東日本大震災の復興支援を目的とした慈善試合、チャリティーサッカー2014が14日、ユアテックスタジアム仙台で行われ、気温1・3度の寒さの中、今季限りで引退した元日本代表の柳沢(仙台)中田(鹿島)らが1万1475人のファンを楽しませた。

 本拠で最後の勇姿を見せた柳沢は「僕自身、感謝の気持ちしかない。これからも支援活動を続けていきたい」と熱く語り、中田も「形は違うかもしれないが、協力していきたい」と話した。

 試合は東北のチーム、出身者が中心の東北ドリームスが日本代表などによるJAPANスターズに12―8で勝った。日本代表の武藤(FC東京)はサンタクロース姿でプレー。プロ野球楽天の銀次も参加し、3ゴールで盛り上げた。

 今回が4度目の開催。熱心な支援を続ける岩手県出身の小笠原(鹿島)は「風化させてはいけない。今は日本どこでも大きな災害が起きている。各自の防災意識が必要だと思う」と訴えた。

柳沢「幸せ」最後の雄姿!本拠ユアスタでサヨナラゴール
2014年12月15日6時0分 スポーツ報知


後半35分、柳沢(上)はゴールを決め、試合中にチームメートから胴上げされた


 ◆東日本大震災復興支援チャリティサッカー2014 東北ドリームス12―8JAPANスターズ(14日・ユアスタ)

 東日本大震災復興への貢献を目的とし、日本プロサッカー選手会主催で行われた。今季限りでの現役引退を表明しているJ1ベガルタ仙台の元日本代表FW柳沢敦(37)が、東北ドリームスで先発出場。0―3で迎えた前半15分に、右足で技ありのゴール。ファンの前で2得点を決め“有終の美”を飾った。

 思いを込めた一撃がゴールネットを揺らすと、ユアスタが沸いた。3点をリードされた前半15分だ。またぎフェイントでDFをかわすと、右足を振り抜いた。ボールはゴール右隅へ。直後には尊敬する横浜FCのFW三浦知良(47)の代名詞でもある“カズダンス”も披露。「一度はやってみたかった。恥ずかしながらもチャレンジした」と笑顔で振り返った。

 約4000人の被災者が招待されたゲーム。11年から復興支援に携わってきた37歳は、プレー以外でも見せた。前半3分の直接FKのチャンス。柳沢の発案で、GKを含めた10選手がボールを蹴るフェイントをした後、蹴らずに素通りした。最後に残った柳沢が右足でシュート。壁に当たってはね返されたが、会場は大喜びだった。

 前半22分にベンチに退いたが、後半32分から再びピッチへ。3分後には相手GKをかわし、無人のゴールへ右足で流し込んだ。その直後に、37歳を胴上げした鹿島MF小笠原満男(35)は「まだ(現役で)やれる。ヤナさんと一緒にプレーできてうれしかった」とねぎらいの言葉をかけた。

 試合後には“引退セレモニー”も行われ、会場からは大きな拍手が送られた。「最後のホームグラウンド。幸せな時間でした」。感謝の思いも込めて、声援に応え続けた。「サッカーを通じて、さらにこういう活動を増やしていければ」と柳沢。引退しても被災地への思いは変わらない。今後もサッカー人として、可能な限りの支援を続けていく。(高橋 宏磁)

サッカー引退の柳沢ら支援訴え
2014年12月14日


 東日本大震災の復興支援を目的とした慈善試合で、子どもたちと記念撮影をする柳沢(後列右から3人目)ら=ユアテックスタジアム仙台

 東日本大震災の復興支援を目的とした慈善試合、チャリティーサッカー2014が14日、ユアテックスタジアム仙台で行われ、気温1・3度の寒さの中、今季限りで引退した元日本代表の柳沢(仙台)中田(鹿島)らが1万1475人のファンを楽しませた。

 本拠で最後の勇姿を見せた柳沢は「僕自身、感謝の気持ちしかない。これからも支援活動を続けていきたい」と熱く語り、中田も「形は違うかもしれないが、協力していきたい」と話した。

 試合は東北のチーム、出身者が中心の東北ドリームスが日本代表などによるJAPANスターズに12-8で勝った。

武藤サンタ&楽天・銀次がハット!計20ゴールに観客大喜び
14/12/14 19:45

[12.14 チャリティーマッチ 東北ドリームス12-8JAPANスターズ ユアスタ]

 4年連続4度目の開催となった東日本大震災復興支援のチャリティーマッチ「日本プロサッカー選手会 チャリティーサッカー2014」が14日、宮城県仙台市のユアテックスタジアム仙台で開催された。

 東北にゆかりのある選手で構成する「東北ドリームス」と、日本代表歴のある選手らで構成する「JAPANスターズ」の対戦。MF小笠原満男(鹿島)キャプテン率いる東北ドリームスが、FW武藤嘉紀(F東京)キャプテン率いるJAPANスターズに12-8で勝利した。

 キックオフ時の気温1.3度、終了時はなんと0.5度。小雪の舞うユアスタには岩手、宮城、福島、栃木県から招待した約4000人を含む1万1475人が集い、両チーム合わせて20得点のゴールショーを堪能した。凍えるような寒さだったが、心は温まっていた。

「キャプテンだったし、チャンスがあれば決めようと思ってやった。ゴールするほどプレゼントも増えるので、できる限り狙った」。前半4分のJAPANスターズの先制点を皮切りに計3得点を決めた武藤が笑顔を浮かべる。ゴールが決まると、選手のサイン入りグッズと交換できるボールが投げ込まれるとあって、試合前から“ひと足早いクリスマスプレゼント”を意識してのプレー。狙いどおりのゴールショーにご満悦の表情を見せた。

 ルーキーの武藤にとっては初のチャリティーマッチ参加だった。試合前、参加選手全員で「3・11」の記録ビデオを見て、試合の意義を再確認したうえで披露した数々のプレー。「被災地に来て肌で感じたことがあった。こういう試合に参加させてもらって、サッカー選手として何かを与えることができるということを誇らしく思った」と言う。

 一方、勝利を収めた東北ドリームスにはプロ野球・楽天イーグルスの銀次内野手が昨年に続いて特別参加し、観客を喜ばせた。後半は実際にピッチに立って約13分間ほどプレーを披露。サッカー未経験者とは思えないボールタッチでPK、直接FK、そして流れからもゴールを決めてスタンドを沸かせた。「3打点もなかなかないのに3得点とは驚いている。会心のゴール? FKですね。僕も岩手県出身者として、野球を通じてもこれからも支援できるようにやっていきたい」と、こちらもしてやったりの笑みだ。

 イベントの中心選手である岩手県出身の小笠原は、今夏に大規模な土砂災害に見舞われた広島のDF千葉和彦ともいろいろ話したと言い、「近年は土砂災害や大雪など、災害が多い。震災は忘れた頃にやってくるから防災の意識を高めないといけない」と訴える。「今回は自ら参加したいと手を挙げた選手が多いと聞いている。気持ちのある選手が多い。震災を風化させないよう、メッセージを発信していきたい」と最後まで真剣な表情で力説していた。

(取材・文 矢内由美子)

柳沢“現役ラストシーズン最終試合”は赤ユニで2ゴール
14/12/15 07:04
[12.14 チャリティーマッチ 東北ドリームス12-8JAPANスターズ ユアスタ]

 今シーズン限りでの現役引退を発表したFW柳沢敦(仙台)がホームスタジアムでもあるユアスタで最後の勇姿を披露した。最も長くプレーした鹿島時代と同じ赤いユニフォームに身を包み、背番号は在籍した全5クラブ(鹿島、サンプドリア、メッシーナ、京都、仙台)で付けていた「13」。東北ドリームスの一員として先発出場し、随所に“らしい”プレーを見せた。

 最初に柳沢らしさが出たのは前半2分。ポストプレーからの巧みな落としでチャンスの起点になった。パスの巧さに定評のあった13番らしいプレーだった。

 前半12分のヘディングシュートは枠外だったが、同15分にPA内から待望のチーム1点目を決めると、その後は鋭い動き出しからDFラインの裏を取ったり、味方のスペースをつくったりという真骨頂のプレーを連発。“テレビで見るより生で見たほうが断然良さの伝わる選手”としての本領を発揮した。

 いったんはベンチに下がったが、後半にも再登場。後半35分にはDFラインの裏へ抜け出し、GKをかわしながら自身2得点目を決めた。

 やさしい性格でチームメイトからもファンからも愛され、リスペクトされた。驚くのは、ライバルチームの選手からも愛されたこと。Jリーグ最終節の広島戦では、広島の選手から胴上げされたのに続き、この日は東北ドリームスの全選手から胴上げ。同じく引退するDF中田浩二(鹿島)も後半アディショナルタイムにゴールを決めた際に胴上げされており、ともに宙で笑顔を見せた。

 11年、京都から仙台に移籍し、Jリーグ開幕直後に東日本大震災が起きた。「僕が仙台に来てから震災が起きてこういう活動が始まったので、いろいろな思いがある。来年も続けられるように少しでも協力していきたい。今日は今までにない感じのサッカーで楽しかったし、鹿島での思い出がよみがえった。京都や仙台での仲間もいて、幸せな時間を過ごせた」と最後までやさしげな笑みを振りまいた。

(取材・文 矢内由美子)




チャリティーマッチの様子である。
サッカーの持つ力を感じさせる。
この試合が催されることに意義がある。
これからも存分に楽しんで欲しい。