鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

札幌・杉山、ポジション争いに参戦

2012年02月10日 | Weblog
守護神争い、三つどもえ

守護神の座を争う(左から)杉山、高木貴、李昊乗

李、J1対応に危機感/高木貴、安定セーブが武器/杉山「野性味取り戻す」

 9日まで行われたグアムキャンプで、札幌の今季の正GK争いも幕を開けた。けがの高原、曵地は長期離脱中。去年の守護神李昊乗、前回J1だった2008年を経験する高木貴に加え、鹿島から移籍の杉山の3人によるアピールが続いた。(原田隆幸)

 「そんなんじゃ、J1で戦えないぞ」―。グアムの強い日差しを浴び、赤池GKコーチの厳しい指示がグアムのピッチに響く。

 2年前の正GK高原は右アキレスけん断裂からのリハビリが続き、キャンプに不参加。左膝を故障中の曵地は帯同したが、別メニュー調整が続いた。ポジション争いは当面、3人に絞られている。

 今季初実戦だった6日の韓国・Kリーグの仁川ユナイテッドとの練習試合で先発したのが杉山。「ミスしていい。積極的にと思っていた」との言葉通り、ゴール前に迫る相手選手を恐れずに飛び出し、無失点に抑えた。

 昨年まで8季所属した鹿島では、元日本代表GK曽ケ端らに阻まれ、リーグ戦での出場ゼロ。「鹿島は安定したプレーを意識してやってきた。加えて札幌では自分の本来の野性味あるプレーを取り戻したい」。新天地に懸ける思いは強い。

 29歳の高木貴も負けてはいない。09、10年を他チームで過ごし、札幌に復帰した昨季は開幕直前に右太ももを負傷し、正GKの座を李昊乗に譲った。

 「サッカーできないのが一番ストレスがたまる。もう繰り返さない」と、グアムでは練習の前後は体のケアに余念がなかった。練習試合では安定したセーブで、出場した30分間は無失点だった。

 2人の挑戦を受ける李昊乗は「今年はJ1だし、今のままじゃレギュラーはとれない」。練習試合では終盤30分間に出場。PKでは最後は詰められたものの、いったんは最初のシュートを防ぎ、反応の速さを見せた。

 赤池GKコーチは「李昊乗は去年活躍したといっても、J2でのもの。J1でどれだけできるかはまだ未知数」と強調。「去年はミドルシュートでの失点が多かった。J1はその質がさらに上がる。ミドルへの対応やDFラインとの連係を見極めたい」。守護神争いはまだまだ続く。


札幌でレギュラー争いを演じておる杉山である。
鹿島で培った安定したセービングは大いなる武器であろう。
的確なコーチングも好材料である。
是非ともポジションを得て欲しい。
そして鹿島と対戦するのだ。
楽しみにしておる。

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