鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

札幌・杉山、レギュラーの風格

2012年08月17日 | Weblog
札幌GK杉山高速スローでチャンスメーク

練習後、険しい表情を見せるGK杉山(撮影・永野高輔)

 スギちゃんのワイルドスローで神戸討ち! 札幌は16日、札幌・宮の沢で紅白戦を行いGK杉山哲(31)が主力組に入った。18日の次節神戸戦(札幌厚別)は9戦連続の先発が濃厚となった。神戸と前回対戦した6月9日ナビスコ杯では素早いスローイングから同点弾を演出。守護神ながら再度、攻撃の起点となり11年ぶりのJ1連勝を狙う。

 札幌の起点はハモンだけじゃない。最終ラインからもチャンスメークして、攻撃の幅を広げる。神戸戦に向け杉山は「僕が早くリスタートすることで、流れを切らないようにしたい」と意気込んだ。6月のナビスコ杯神戸戦ではキャッチングからの素早いスローイングで岡本の同点弾をアシストした。高速スロー再現で、神戸連破を目指す。

 課題も武器に変える。今季の公式戦全59失点中、CK、FKから2タッチ以内で与えた失点は16。約4分の1をセットプレーで失っており、対策が急務となっている。前節仙台戦も前半12分に、最初のCKから失点した。それでも「あれは僕が前に出ていれば避けられたかもしれない。キャッチから、早いスローイングで味方につなげば逆にチャンスになる」と前向きだ。

 石崎信弘監督(54)は「クロスへの対応と、その後の判断も早い。周りもそれを意識するようになった」と相乗効果を口にした。2度目の完封勝利へ、守護神が“隠れ司令塔”となり10年ぶりホーム3連勝をお膳立てする。【永野高輔】

 ◆杉山のスローイングからの得点VTR 6月9日のナビスコ杯神戸戦(ホームズ)で、1-2の前半37分に相手シュートをキャッチ後、自陣右サイドで走りだしていたMF岡本に素早くスローイング。岡本が約25メートルドリブルして、左足のミドルシュートを決め同点に追いついた。
 [2012年8月17日11時42分 紙面から]

GK杉山、元同僚トリオ封じた!18日神戸戦…札幌

鋭い眼光で相手を威圧するGK杉山

 コンサドーレ札幌のGK杉山哲(31)が16日、J1第22節・神戸戦(18日、札幌厚別)でMF野沢拓也(31)、FW田代有三(30)、DF伊野波雅彦(26)の元鹿島トリオ封じを狙う。

 今季神戸に新加入した3人とは、昨季まで8年間在籍した鹿島で一緒にプレーしており、特徴は熟知。今季セットプレーの失点が多い石崎信弘監督(54)は「あのキックは怖い」と野沢のプレースキックを警戒するが、9試合連続先発出場が濃厚な守護神は、「速くて曲がるというより、人に合わせて正確に蹴る。(鹿島時代は)受けることも多かったし、軌道は分かっている」と頼もしい。福岡大の後輩でメル友の田代についても「高さも強さもあるのでカバーが大切」と零封への青写真は完璧だ。

 自己節制が好調を支える。寮生活の鹿島時代から生活リズムは毎日同じ。就寝時間が午前0時を回ることはなく、必ず7時間半の睡眠を確保する。今年5月に入籍したが、真夜中の五輪テレビ観戦とは無縁。「自分のやりたいようにさせてくれている」と新妻に感謝する。

 「次も勇気を持って戦うことが大事」と杉山。11年ぶりのJ1で2連勝、10年ぶりのホーム3連勝へ。背番号30の存在が欠かせない。
(2012年8月17日11時00分 スポーツ報知)


次節・神戸戦も先発が予想される札幌の杉山である。
すっかり信頼を勝ち得、レギュラーポジションを掴んだ様子。
規則正しい生活をし、常に備えておった結果が実を結んだと言えよう。
素速いスローイングで得点機を演出するのだ。
杉山のセービングで勝利に導いて欲しい。
注目しておる。

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