積極的サッカーで勝利せよ

鹿島 きょうホームでナビスコ杯川崎戦
2010/09/01(水)　本紙朝刊　スポーツ　Ａ版　6頁

準々決勝第１戦 １カ月ぶり「勝利」を
　Ｊリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第１戦は１日、各地で４試合を行い、アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）出場で予選を免除された鹿島は、同じく免除の川崎とカシマスタジアムで対戦する。キックオフは午後７時。リーグ戦で５試合連続勝ちのない鹿島にとって勝利が持つ意味は大きい。約１カ月ぶりの公式戦白星で第２戦へのアドバンテージを得られるか。
　鹿島は２００２年以来の優勝を目指す。その初戦はくしくも昨年の準々決勝で辛酸をなめた川崎との再戦となった。リーグ戦では最近５試合勝ちはないが、８月28日の浦和戦では明るい兆しも見られた。曽ケ端は手応えを感じつつ、「浦和戦の時のような積極的なサッカーをすることが大事」とポイントを挙げる。


【写真説明】
シュート練習を行う興梠＝クラブハウスグラウンド

積極的サッカーを期待する曽ケ端である。
確かに未勝利で終えた8月はアグレッシブさに欠けたやも知れぬ。
最後まで強く当たりに行ければ、勝ちきれた試合もあったであろう。
しかしながら、それは過去のこと。
9月の訪れと共に積極性を増した我等に敵はないはず。
そして、慎三のシュート練習の成果を確かめたい。
残暑残る聖地へ集い、ゴールという奇跡を共に味あおうではないか。