鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

浦和戦報道・コメント

2006年12月30日 | Weblog
本田出番なし、現役に別れ/天皇杯

試合に敗れ引退するMF本田(左)はDF岩政と抱き合う(撮影・鹿野芳博)
 鹿島の主将本田の現役最後の仕事は、10冠の夢破れた仲間を出迎えることだった。涙も見せず「お疲れ」といつも通りにねぎらう。背中で執念のゴールを決めたDF岩政には「すみません」と謝られた。
 交代枠は最後まで1つ残っていたが、1点を追いかける展開に守備的MFに出番は回ってこなかった。だが「元日にみんなと優勝を分かち合えればベストだったけど厳しい世界だから」と納得。「何らかの形で残るにしても、別の仕事をするにしても、鹿島愛は変わらない」と語った。
 05年世界クラブ選手権を制したアウトゥオリ監督も、日本ではタイトルと無縁に終わった。

[2006年12月30日8時25分 紙面から]

鹿島今年も無冠…本田ベンチで終戦

<浦和・鹿島>号泣する岩政をなぐさめる本田
 【鹿島1―2浦和】今季限りで現役引退を表明した主将・本田泰人(37)に勝利をプレゼントすることはできなかった。鹿島DFリーダー岩政が「本田さんを正月の舞台に立たせたい」と話すなど、チームを15年間支えた“ミスターアントラーズ”のため一丸となって戦ったが、4シーズン連続の無冠が決まり10冠目のタイトルは幻に終わった。

 前半40分に先制されながらも後半24分に岩政がセットプレーから背中で押し込んで執念の同点ゴールを奪った。しかし、ポンテに決勝点を決められ万事休す。ベンチ入りした本田は最後までウオーミングアップを続けて出番を待ったが、声が掛かることはなかった。

 サポーターから万雷のコールを浴びた本田は「涙が出そうになった。終わったなという感じ。再び常勝軍団と呼ばれる強いチームをつくってほしい」と言い残し会場を去った。また、来季からクルゼイロで指揮するアウトゥオリ監督も「何とかタイトルを獲らせてあげたかった」と無念の表情を浮かべた。
[ 2006年12月30日付 紙面記事 ]


【第86回天皇杯準決勝 浦和 vs 鹿島】試合終了後のパウロ アウトゥオリ監督(鹿島)コメント [ J's GOAL ]
●パウロ アウトゥオリ監督(鹿島)
「今日の試合では、我々がシーズン中に抱えていた課題と、いい部分が出た。
立ち上がりは良くて、チャンスがありながらも決められない。自分たちがボールを保持している状況でミスをしてしまい、流れを失ってしまった。
また攻撃の効率性ということでも、レッズのポンテが決めたのに対し、ウチは決められなかった。シーズン中の問題がそのまま出てしまった。ミスを少なくしたチームが勝ったのだと思う」


【第86回天皇杯準決勝 浦和 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本田泰人選手(鹿島)※この試合の出場はなし、今季で引退
「これで終わったという感じ。本音は元日に行って終わりたかったが、チームメイトには感謝している。来年につながる試合だったと思う」
Q:他の選手に何か声はかけたか?
「特に声をかけるといったことはなかった。いつもどおり自分の役割をやることだけを考えていた。
サポーターには感謝の気持ちでいっぱいです。負けから学ぶこともある。今後もアントラーズには常勝と言われる強いチームでいてもらいたい」
●岩政大樹選手(鹿島)
「決定力の差だと思う。シュート2本で2点取られた感じだから。崩された場面はほとんどなかったと思う。ボールもウチがキープしていたし。勝ちが得点だけで決まってしまうのは残念です」
Q:同点弾の場面は?
「とにかく飛び込もうと思ってた。セットプレーは相手の守りがルーズだったし、チャンスがあると思っていた」
●柳沢敦選手(鹿島)
「個人の能力の差というよりも、浦和はチームとしての戦い方が優れていると思う。今年はイタリアから戻ってきて、チームに慣れるのにも時間がかかってしまい、思ったような活躍はできなかった。来年はもっとチームのために仕事ができればと思う」


サッカー天皇杯:浦和、1点差で鹿島振り切る 準決勝
 浦和は後半37分、小野のヒールパスを受けたポンテが右足で決勝点を挙げた。前半40分、小野が外側から巻き込むようなシュートをゴール右隅に決め先制。鹿島も後半24分に左FKから岩政が体ごと押し込んで一度は追いついたが、最後は決定力の差が出た。

 ▽
鹿島・アウトゥオリ監督 チームがここ4年タイトルを取れないのには、原因がある。新しい外国人選手や監督を連れてきても、改善は出来ない。私はこれで退任するが、もっと皆さんが驚くような改革をしたかった

驚くような改革を日本人選手だけで行う。
これほど期待させておきながら、叶わぬ夢を最後に語られても、虚しいだけである。
タイトルと同様、結果が全てであろう。
出来なかったこと・やらずに去ることが事実であり、鹿島アントラーズは存続する。
変わらないこと変わることもこの先あろう。
それもまた事実である。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地に足をつけて (いけ)
2007-01-01 01:25:25
改革の夢に踊ってしまった自分に反省。何度もコメントされた試合運びを改善してほしかった。捲土重来を祈っている。ありがとう、さよなら。お疲れさまでした。
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