鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

豊川、負傷にてU-21日本代表合宿不参加

2014年03月24日 | Weblog
豊川選手 U-21日本代表トレーニングキャンプ不参加のお知らせ
2014年03月24日(月)

本日24日(月)より都内で行うU-21日本代表候補トレーニングキャンプにおきまして、豊川雄太選手が怪我のため不参加となりましたので、お知らせいたします。


本日より参加予定であったU-21日本代表候補トレーニングキャンプを負傷のため辞退した豊川である。
これは残念。
リオデジャネイロ五輪へ向けてのこのチームに合流することは豊川にとって良い刺激になったはず。
とはいえ、これが最後のチャンスというわけではない。
鹿島にて実績を積み重ね、次なる機会を得ようではないか。
それはそれとして、怪我の具合が気になるところ。
次節・Fマリノス戦には間に合うのであろうか。
豊川のポジションにはカイオとジャイールという助っ人が控え、アツも虎視眈々とポジションを狙っておる。
ここはレギュラーの座を明け渡したくないところ。
続報を待ちたい。

U-16日本代表、トレーニングマッチ・Fマリノス戦

2014年03月24日 | Weblog
U-16日本代表候補 トレーニングキャンプ(3/21~24@神奈川) 横浜F・マリノスユースとトレーニングマッチを行う


トレーニングマッチ
2014年3月23日(日) 10:00キックオフ 60分
マリノスタウン(横浜市)

U-16日本代表 0-1(前半0-1、後半0-0) 横浜F・マリノスユース

得点者
4分 失点(横浜F・マリノスユース)

スターティングメンバー
GK:千田奎斗
DF:田中康介、中川創、麻田将吾、イヨハ理ヘンリー
MF:佐々木匠、西本卓申、佐藤颯汰
FW:菅大輝、杉浦文哉、坂井剛

サブメンバー
GK:鶴田海人、井上聖也、染谷大河
DF:三上孝太、阿部雅志、梶山幹太、斧澤隼輝、青山夕祐
MF:藤川虎太朗、小野湧哉、尾上翔也、半谷陽介、吉田峻、杉田将宏
FW:黒川淳史、渡邊陽、長谷川元希

交代
ハーフタイム 坂井剛 → 半谷陽介





監督・選手コメント

吉武博文 監督
主導権を握って相手陣内深くまで押し込み、ゴール前へと攻めこむ回数と時間を増やしプレーの質を上げるということを目標にしましたが、殆ど相手に主導権を握られシュート2本に終わるという残念な結果となりました。相手の守っていないところを観察・予測し、有利に試合を進めることができませんでした。ピッチ全体を広く深く使いながらも、ボール付近には人を集めるという98JAPANのスタイルを観ることはできませんでした。適切なポジショニングからタイミングよくボールを出したり受けたりすることに取り組んできましたが、試合の中では発揮する場面は少なく、今後の課題となりました。

イヨハ理ヘンリー 選手(FC.フェルボール愛知)
守備の時に積極的にボールを奪いに行く、高い位置で攻撃に転じるという部分ではある程度イメージしていたプレーができました。しかし、攻撃面では自分のマークの背後を取る回数が少ない、ポジションが低すぎる、という課題が残りました。もっとゴールに近い位置でボールを受けられるようにならなければいけないと感じました。

佐々木匠 選手(ベガルタ仙台ユース)
今日の試合では多くの課題が見つかりました。相手を観て、仲間と相談して、良いポジションを取る。ボールが来る前に相手のマークを外す。これらを意識して習慣になるようにしていきたいです。そして、次のプレーのイメージをもっともっと広げていきたいと思います。

佐藤颯汰 選手(日章学園中学校)
今日はアンカーとしてプレーしましたが、相手をしっかり観ることができませんでした。また、ポジショニングについても理解が浅く、困惑する時間帯がありました。ボールを止めて、次のプレーを決めておく、いつ出すか相手に読まれにくくすることを意識していましたが慌ててしまうとできることもできなくなってしまうので、明日から改善していきたいと思います。

スケジュール

日時 予定
3月23日(日) 0-1 練習試合 対 横浜F・マリノスユース(マリノスタウン)

今後の活動予定

4/22~5/3 イタリア遠征
5/26~6/8 アゼルバイジャン遠征
7/7~16 タイ遠征
8/4~7 国内トレーニングキャンプ(調整中)
8/26~9/3 直前キャンプ(調整中)
9/4~20 AFC U-16選手権タイ2014


Fマリノスとのトレーニングマッチを行ったU-16日本代表である。
西本卓申くんはMFとして先発フル出場を飾っておる。
機動性と賢さ、パスワークに参加する技術を有しておると評価されたということであろう。
この98JAPANに馴染み、いずれ鹿島を、そして日本を牽引する選手として成長していって欲しい。
楽しみな逸材である。

セレッソ戦レビュー

2014年03月24日 | Weblog
【J1:第4節 鹿島 vs C大阪】レポート:3万人を越える観衆を集めたカシマスタジアムだったが凱歌をあげたのはC大阪。フォルランが遂にJリーグ初ゴールを決める!(14.03.24)
3月23日(日) 2014 J1リーグ戦 第4節
鹿島 0 - 2 C大阪 (15:04/カシマ/32,099人)
得点者:19' 長谷川アーリアジャスール(C大阪)、86' フォルラン(C大阪)
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夜7時キックオフだった第2節以来のホームゲームに県立カシマサッカースタジアムが紅く染まった。集まった観衆は32,099人。近年、浦和戦以外で3万人を越える来場者数が3万人を越えたのは、2010年5月1日のG大阪戦以来のこと。たくさんの視線がピッチに向けられるなか、両チームが白熱した試合を展開した。

注目を集めたのはやはりフォルラン。どういうプレーを見せてくれるのか、観客だけでなく、対戦する鹿島の選手たちも探りながらの試合開始だったが、さすがワールドクラスというプレーよりも動きの少なさが目立つ。スピード感あふれるC大阪の攻撃リズムに一人だけ乗れていない感じが漂っていた。それでもC大阪の攻撃は迫力があった。長谷川アーリアジャスール、山口蛍のフィジカルは強く、杉本健勇の高さがポイントになり、南野拓実が前を向いて積極的に仕掛けていく。すると19分、鹿島が不必要なファウルをおかしたことでFKを得ると、そのクリアを山下達也が奪い、最後は長谷川アーリアジャスールが逆サイドに突き刺す強烈なミドルシュートを打ち込み先制点をあげる。

第3節まで無失点で来ていた鹿島にとっては初めて与える先制点。しかも、相手はリーグ戦6連勝中のC大阪。DFのミスから失点したことで自らビハインドを背負うことになってしまった。
しかし、ここから鹿島が圧倒的に攻める展開が続くようになる。「チーム全体でコンパクトにやる狙いがあった」(長谷川)C大阪は、自陣に引いてカウンターを狙うようになる。鹿島はダヴィを起点にして相手DFラインの裏を狙う攻撃を仕掛けていくが、これを山下がダヴィと激しく体をぶつけ合いながら防ぐ。山口の早いカバーリングもあり、ダヴィがチャンスを迎えた場面は少なく、狭いサイドに追いやられることが多かった。

後半になると鹿島のトニーニョ セレーゾ監督が動く。豊川雄太と土居聖真を下げ、本山雅志とジャイールを投入し状況の打開を図る。しかし、本山は切れ味鋭いドリブルと絶妙なポジショニングで攻撃のタクトをふるったが、ジャイールはコンディションがまだ整っていないのか足を止めてのプレーが多く、サイドに開いてスピードを生かした突破という持ち味は見られなかった。「攻撃に関してはボックス付近までは運ぶんだけれども、そこからの崩しがうまくできていない」というセレーゾ監督の分析通り、あと一歩の精度が足りず、攻めている割には決定機をつくれなかった。
逆にカウンターから何度となく相手ゴールを脅かしたのはC大阪。曽ヶ端準のセービングによってなかなか追加点を奪えなかったが、86分、柿谷曜一朗が左サイドを崩しゴール前に待っていたフォルランにお膳立てのパスを送ると、これをフォルランが難なく沈め貴重な追加点となるJリーグ初得点を決めた。

鹿島としては、追撃しているなかでの失点。ヤマザキナビスコカップでも同様に追加点を奪われたことで試合を苦しくしただけに悔いが残る失点だった。
「1-0でいくことが相手のプレッシャーにもなるし、勢いをもって攻めているところで取られてしまった。こっちが先に決めていれば流れが変わったけれど、それにしても簡単にやられすぎた。厳しさがまだまだ足りないと思う」
ゴール前で獅子奮迅の働きを見せた曽ヶ端は怒りを押し殺しながらコメントを残す。どんなときでも明るさを失わない昌子源も、さすがに失点に絡んだショックを隠せず「F東京戦、このC大阪戦は良い勉強になった」と静かな口調で語った。

1年間、様々な経験を積み重ねることで若いチームは成長していく。大事なのは同じ過ちを何度も繰り返さないことだ。

以上
2014.03.24 Reported by 田中滋


「同じ過ちを何度も繰り返さないこと」と締める田中氏のレポートである。
この試合、若きチームは経験不足を露呈してしまった。
ここは致し方のないところ。
このような経験を積んで選手はより成長していくものである。
少々痛い授業料ではあったが、これはアウェイの戦いにて返してもらおうではないか。
攻略の糸口は見えておる。
次なる戦いが楽しみである。

U-17日本代表、2014サニックス杯国際ユースサッカー大会準優勝

2014年03月24日 | Weblog
U-17日本代表 2014サニックス杯国際ユースサッカー大会 決勝戦


2014サニックス杯国際ユースサッカー大会 決勝戦
2014年3月23日(日) 13:30キックオフ 40分ハーフ
グローバルスタジアム(福岡/宗像市)

U-17日本代表 0-2(0-1、0-1)横浜F・マリノスユース

得点者
36分 田崎遼太郎(横浜F・マリノスユース)
68分 田崎遼太郎(横浜F・マリノスユース)

スターティングメンバー
GK:小島亨介
DF:伊藤克尚、中山雄太、町田浩樹、吹ヶ徳喜
MF:小川紘生、鈴木徳真、市丸瑞希、坂井大将、長沼洋一
FW:岸本武流

サブメンバー
GK:阿部航斗
DF:佐久間理央、庄司朋乃也、大桃海斗
MF:岩本和希、杉山雄太、縄靖也、鎌田啓義、浦田樹
FW:木彰人、杉森考起

交代
ハーフタイム 市丸瑞希 → 浦田樹
55分 吹ヶ徳喜 → 杉森考起
64分 岸本武流 → 木彰人
74分 鈴木徳真 → 杉山雄太



マッチレポート

2004年以来の決勝進出となった日本は、初優勝を目指し、横浜F・マリノスユースと対戦しました。
試合序盤から日本がボールを動かし、複数の選手がボールに絡むことによってシュートまでの形を幾度も作り、
相手ゴールに襲いかかりますが、GKの好セーブもあり得点を決めることができません。

そして、マリノスユースも守備に対する意識が非常に高く、前線からプレスをかけ、ボールを日本陣内で奪い、素早いカウンターで攻撃を仕掛けてきます。
36分には日本のパスミスを見逃さずにマリノスユースがボールを奪い、中央突破を仕掛けられ、先制点を許してしまいます。
後半に入っても、日本がボールを支配するも肝心な場面でパスミスやコントロールミスをしてしまい、得点を奪うことができません。
そして、68分には日本の不用意なパスミスから再びボールを奪われ、左サイドからドリブル突破を許し2失点目。
日本はその後も選手交代で試合の流れを変えようとしますが、シュートは打つも決定的な場面を多くつくることができず、試合はこのまま終了。
0-2で敗れ、日本は準優勝でサニックスカップを終えました。
残念な結果になりましたが、決勝まで進出し大勢の観衆がいる中で試合ができたことは、選手にとっては非常に良い経験になりました。



表彰式・ベストイレブン
試合後には表彰式が行われ、日本は準優勝の記念盾、メダル、副賞を受け取りました。
さらに大会ベストイレブンの表彰があり、日本からは坂井大将選手(大分トリニータU-18)、鈴木徳真選手(前橋育英高校)の2名が選ばれました。

監督・選手コメント

内山篤 監督
選手たちは、大会前の短い期間で、チームコンセプトを理解してくれようと努力してくれました。試合の中で自分を知り、味方を知り、相手を知ることによって良い判断を選択してプレーをすることにチャレンジし、プレーの共有、理解を選手間でしようとしてくれました。決勝戦は残念な結果で終わってしまいましたが、日本も選手が良い判断で動き出し、それがチームとして共有し連動したプレーが出来た時は攻撃のチャンスが多く作れたと思います。しかし、大会を通じてですが、得点につながらず、失点をしてしまう部分については、パスミスが多く簡単にボールを奪われるなど個人技術の問題が目立った大会でもありました。日本代表でプレーする以上、多少のプレッシャーがある中でも正確にボールコントロールができる選手になっていってもらいたいと思います。選手にはこの経験を今後のサッカー人生に活かしてもらいたいです。大会期間中、応援して頂いた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

杉山雄太選手(コンサドーレ札幌U-18)
決勝戦は、チーム一丸となって気合いを入れて臨みました。結果は0ー2で負けてしまいましたがたくさんの収穫を得られた試合でした。このサニックス杯国際ユースサッカー大会では優勝目指してやってきた中で準優勝という結果に終わってしまったことは少し悔しさが残りますが、この大会を通して経験したことを今後にいかしていきたいです。

小島亨介選手(名古屋グランパスU18)
今日の決勝での試合は、なかなか自分たちの攻撃と守備ができない時間が多く、それが内容と結果に出てしまった試合だと思います。個人的には自分がボールを持ったときに、守備から攻撃への切り替えを早くすることを意識したので、前線のフリーな選手に素早くボールを配球できました。でも、2失点しているので自分たちが攻撃している時の次の守備の準備をもっとこまめにやらないといけないと思いました。もっとチームの状況や流れを感じ取ってプレーできるように、これからチームに帰って意識してやっていきたいです。

杉森考起選手(名古屋グランパス)
今日の試合は負けている状態からの途中出場で、流れを変え、点を取ることを考えてプレーしましたが、それができませんでした。今回のサニックス杯を通して、引いて守ってきたり、ゴール前を固めてくる相手をなかなか崩すことが、個人としてもチームとしてもできなかったと思います。その要因として、自分はスピードを落としてしまうパスやワンタッチのタイミングでのプレーが少なかったことだと思います。良かったところは最後は負けましたが、決勝に行けたのはチームみんなが一丸となって戦えたからだと思います。

鎌田啓義選手(アルビレックス新潟ユース)
2位という結果で終わってしまいましたが、チーム一丸で戦えたと思います。内容と結果にこだわってプレーするという目標のなか、試合全体を通して決して内容は悪いとは思いませんでした。しかし優勝できなかったのは悔しいです。個人としてはもっと積極的にシュートを打つことや、どの位置、どのような体の向きでボールを受けた方がいいのかという、たくさんの課題が残りました。そのような課題を今後に生かして行きたいと思います。今回の大会では国際チームなど色々なチームと試合ができて良い経験になりました。この経験も生かしていきます。

大桃海斗選手(帝京長岡高校)
今日の試合はなかなかペースを掴めず失点してしまいました。自分は決勝戦に出場することができなくて残念ですが、自分の力不足で出場できなかったので、しっかりと反省をして自チームに帰って、この経験をいかしていきたいと思います。応援してくださったみなさん、応援ありがとうございました。

伊藤克尚選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
決勝ということで沢山の人が見てくれているなかでプレーすることができて、楽しかったし、いい経験になりました。試合は、自分達のミスがかなり多く、ショートカウンターを受けて、2失点してしまいました。普通にできていれば、勝つチャンスもあった試合なのに自分達で悪い方向にもっていってしまったので、もったいなかったです。でも、良いプレーも沢山出せたので、良かったです。優勝はできませんでしたが、このチームで6試合戦えて、本当に楽しくサッカーができました。



スケジュール

 サニックス杯国際ユースサッカー大会2014
3月20日(木) 2-0 対 U-17タイ代表
(グローバルスタジアム)
6-0 対 ディナモ・バルナウルユース
(グリーンフィールドA)
3月21日(金) 0-1 対 杭州緑城ユース
(グリーンフィールドB)
3月22日(土) 2-2
PK 9-8 決勝トーナメント1回戦
対 アビスパ福岡ユース
(グリーンフィールドC)
2-0 決勝トーナメント準決勝
対 市立船橋高校
(グローバルスタジアム)
3月23日(日) 0-2 決勝トーナメント決勝
対 横浜F・マリノスユース
(グローバルスタジアム)

サニックス杯国際ユースサッカー大会2014 順位表

優勝 横浜F・マリノスユース
準優勝 U-17日本代表
3位 市立船橋高
4位 ヴィッセル神戸U-18


2014サニックス杯国際ユースサッカー大会にて準優勝を果たしたU-17日本代表である。
町田くんは決勝戦も先発フル出場を果たしておる。
結果は残念であったが良い経験を積めたと言えよう。
町田くんの成長に期待大である。

1860ミュンヘン・大迫、フル出場も不発

2014年03月24日 | Weblog
大迫フル出場も3戦連発ならず…ホームで初の不発
14/3/23 23:29

[3.23 ブンデスリーガ2部第26節 1860ミュンヘン0-1カイザースラウテルン]

 ブンデスリーガ2部は23日、第26節を行い、FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンはホームでカイザースラウテルンと対戦し、0-1で敗れた。大迫は1トップでフル出場したが、不発。3試合連続ゴールはならなかった。

 前節のE・アウエ戦(2-2)で移籍後初アシストを含む1ゴール1アシストを記録し、入籍後2戦連発中だった大迫。さらにホームでは加入後3戦連発中だったが、ともに連続ゴールはストップした。

 スコアレスで折り返した後半10分に先制点を許すと、その後も大迫が前線で奮闘したが、最後まで1点が遠かった。後半アディショナルタイムには左FKのチャンスにゴール前まで上がってきたGKガーボル・キラーイがヘディングシュートで合わせたが、ゴール上へ。チームは3試合ぶりの無得点で5試合ぶりの黒星を喫した。

シュートわずか2本…大迫、攻撃の形つくれず
 1860ミュンヘンの日本代表FW大迫勇也は23日、ドイツ2部リーグのカイザースラウテルン戦(ホーム)に1トップでフル出場したが、チームは0-1で敗れた。攻撃の形を作れず、大迫も前後半にシュート1本ずつだけ。5日にモデルの三輪麻未と結婚後、3戦連発はならなかった。試合後は珍しく、取材エリアに姿を見せなかった。(ミュンヘン=円賀貴子通信員)
(紙面から)


シュート2本に抑えられ不発に終えた1860ミュンヘンの大迫である。
チームはホームにて敗戦し、悔しい思いをした様子。
とはいえ、取材エリアに顔を出さぬのはよろしくない。
公の場にてコメントを待つ者こそが真に大迫を応援している民なのである。
自分一人では何も出来ぬことがサッカーの常。
次は活躍してくれると心から応援している者共へメッセージを伝え、そして実践するのだ。
大迫活躍の報を待っておる。

シャルケ・篤人、しっかり治して頑張ります

2014年03月24日 | Weblog
内田、復帰のめど立たず「いつとかは、はっきり言えない」
 【ゲルゼンキルヘン(ドイツ)22日】右太もも裏肉離れと腱(けん)の損傷でリハビリ中の日本代表DF内田篤人(25)=シャルケ04=が22日、チーム合流後初めてスポーツ報知の単独取材に応じ、戦列復帰のめどが立っていないことを明かした。

 現在はシャルケのトレーナーと1対1で患部以外の筋力トレなどに専念しており、「(ボールを使う練習を行うまで)時間がかかります」と言う。4月中旬のプレー復帰を目指しているが「いつ復帰とかは、はっきり言えない」状況。W杯代表メンバーは5月13日の30人登録締め切りまでに決定するが「どうですかね」と見通しは立っていない。「しっかり治して頑張ります。限られている時間の中でしっかりやって、自分の脚とクラブのドクターを信じてやるだけだと思う」と話した。
[2014/3/24-06:05 スポーツ報知]


戦列復帰の目処立たぬシャルケの篤人である。
「いつ復帰とかは、はっきり言えない」とのこと。
ここはリハビリに集中し、完治させて復帰して欲しいところ。
躍動する篤人を楽しみにして次なる報を待つ。

セレッソ戦コメント・報道

2014年03月24日 | Weblog
2014Jリーグ ディビジョン1 第4節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・今日の試合に関しては、重要性などの意味では、誰もが何も言わずに分かっていたと思う。そういった意味では、立ち上がりから最後まで良かったと思う。
・細かい点に関しては、また終わったばかりだし、負けた後なので気持ちも高ぶり、整理出来ていない部分もある。攻撃面では、ボックスの前までは行けたが、そこからの崩しがなかった。そこで後半から本山とジャイールを入れて、変化を加えたが、難しい時間が多かった。今日に関しては、C大阪の攻撃陣とウチの攻撃陣で差が出てしまった。普段と比べたら、精度が低かったし、ダヴィにとってはボールと仲良くなれない日だった。ただ、こういうことは、サッカーにおいてはあること。
・(交代で入った選手に関して)本山は良かったと思うし、非常にいい入り方をしたと思う。しかしジャイールは少し緊張していたのか、自分の期待通りではなかった。カイオは若さもあり、今日のカシマの雰囲気で少し緊張していて、できたこととできなかったことがあった。そこは修正していかなければいけない。
・(観客数が3万2,000人を超え)観客が多いということはとても良かった。これだけ多くの方が来てくださったことは、スペクタクルの意味では非常に大きい。サッカーにはサポーターが必要だし、ピッチ上では魅力ある選手たちが素晴らしいプレーを見せ、またサポーターの皆さんが喜んでくれることが一番。我々はやるべきること、つまり皆さんを喜ばせなければいけないと思う。
・今のアントラーズは若いチームなので、浮き沈みはあるだろうし、老練なチームにやられることもあるだろう。しかし我々は前に進むしかないし、毎日謙虚に練習を重ねていけば、きっと報われると思う。



【昌子 源】
1失点目は、トラップしてしまった。ユキ(伊東選手)に託した部分もあって、お見合いになってしまった。追いつきムードの中での失点は、F東京戦と同じ。反省しないといけない。(フォルランは)うまかった。ヘディングを競らせないようにした。細かい技術を感じた。チームとして、フォルランに取らせようという意識を感じた。サイドから南野がスピードに乗って入ってくると怖かった。押せ押せの展開の中での失点はなくさないといけない。先取点を取られても取り返すのが鹿島の強み。もっと耐えて、カウンターを食らわないように。2失点目はクリアミス。中にクリアしてしまったが、外に弾いておけば、なかった失点。ミスが多い。危ないシーンの前に、止められる部分もある。そこで止めておかないと。もっとはっきりしたプレーをしないといけない。F東京戦とC大阪戦は良い勉強になった。しっかり修正して、次の横浜FM戦で勝点3を取って、また常勝軍団と呼ばれるように頑張りたい。

【山本 脩斗】
前半で失点して、先制されたのはきつかった。自分たちの形、ボールをつなぎながら、というところはできていたし、後半も自分たちのペースだったが、決められなかった。どこかで攻め急ぎをしていた部分もあったと思う。最後のペナルティーエリア付近での攻撃は、もう少しアイデアを持ってやっていかないといけない。それは次の課題だと思う。

【青木 剛】
セットプレーつながりから先制されて、そこから相手は、どんどん攻撃的に来るというよりは、しっかり守備のブロックを作ってカウンターという流れが多くなっていった。自分たちがボールを回しながら攻めて、相手が守ってカウンターという展開だった。その中で相手に追加点を取られてしまって、自分たちが取れずに終わってしまった。自分たちが追いつかなければいけない状況の中で、相手もやっぱり、奪ってカウンターというところは狙っていたと思うが、前がかりになる中で追加点を与えない、ということができればベスト。自分たちが取るか相手が2点目を取るか、というギリギリのところだと思うが、相手に追加点を与えずに、先に同点に追いつければ違う展開になったと思う。(フォルランは)ボールが入った時に懐の深さを感じた。シンプルにプレーしながら、周りと連係しながら動き出しを意識してやっていると思った。まだ4試合終わっただけ。順位や他のチームとの兼ね合いはそんなに意識はしないが、やっぱり一度首位に立ったからには、ずっとその位置で、最後まで行きたい。次もまた直接対決になるが、横浜FM戦までの1週間、準備期間がある。しっかり準備したい。

2014年03月23日(日)

本日行われたJ1第4節C大阪戦は、0-2で負けを喫しました。

【J1:第4節 鹿島 vs C大阪】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(14.03.23)
3月23日(日) 2014 J1リーグ戦 第4節
鹿島 0 - 2 C大阪 (15:04/カシマ/32,099人)
得点者:19' 長谷川アーリアジャスール(C大阪)、86' フォルラン(C大阪)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:ヤマザキナビスコカップの時は『選手が寝ていた』と仰っていました。今日はそこまで悪いことはなかったと思いますが、何が結果に結びつかなかったのでしょうか?
「水曜はどうしても休む期間が短かったので、多少疲労性の影響もありうるだろうという予測の元で送り出しました。ただ、今日に関しては試合の重要性や意味において、何も言わずとも意欲や目的意識は自然に高まりますから、そういった部分に関しては立ち上がりから最後の終わり方まで非常に良かったのではないかと思います。

試合に関しては全て起きたことが頭に入っているかと言ったらそうはいきません。敗戦後ですので、どうしても頭に血が上っている状態です。全部、明確に頭の中で整理できているかといえば整理できていない部分もあります。ただ、その上で発言させてもらうと、攻撃に関してはボックス付近までは運ぶのだけれど、そこからの崩しがうまくできていない部分がありました。ラストパスやフィニッシュや斜めの侵入の仕方だったり、もう少しそこから深さやゴールに向かうことが動き出しやパスでできるのに、それが少し消極的になっていたというところで交代策で改善しようという狙いがありました。大きなこの試合においての違いは、攻撃陣の技術力というか技術が上手くいった攻撃陣が試合の中で違いを見せたのではないかと思います。どうしてもセレッソさんの攻撃陣というのは質の高い選手がいますし、技術能力も高いですから、ペナルティエリア付近やエリア内では我々よりも精度や正確さでは良かったところが違いだったと思います。残念ながらうちの攻撃陣は、うまく技術的なところで物足りないところがありました。彼らとの差はどうしてもあるものなので、その差の中で能力や質が普段に比べて大きかったと思います。
お客さんという意味ではすごくよかったと思います。これだけのお客さんが見に来てくれるということは選手にとってもクラブにとってもよかったと思います」

Q:3万2千人を越えるサポーターが入った一方で無観客試合もありました。改めてサポーターについてコメントをお願いします。
「これだけ多くのお客さんがいたほうが、サッカーのスペクタクルに関しては良いと思います。サッカーはファンがいて、サポーターがいて、そうした方々がTVを見たり、スタジアムに来たりすることで魅力が加わります。当然ながら競争力の高いチームがピッチに立てばおもしろい試合が見られ、それに対してサポーターが建設的な応援合戦をしていけばとても良いと思います。お客さんがいることは良いことだと思いますし、お客さんがいないというのは何らかの理由があってのことだと思います。我々は我々がやるべきこと、お客さんを魅了することをやり続けなければいけないと思います。

交代をハーフタイムで2つしましたけれど、先ほど言った通り、ラストパスや斜めの侵入が無かったということで、もう少しそういったところを本山選手の経験からできるのではないかと求めた部分がありました。非常に良い試合への入り方をしたと思います。豊川選手は前半で打撲したところがあってジャイール選手を入れたのですが、お客さんが多かったせいかデビュー戦だったせいか、ちょっと緊張があったのかもしれません。僕の観点から期待したパフォーマンスには達しませんでした。緊張やデビュー戦ということがあったのかもしれませんが、あまり思ったような形にはなりませんでした。最後、カイオ選手を入れて、ダヴィと代わって入れたのですが、今日はダヴィがボールと仲良くなれない日でした。そういう日も選手にはあるので、うまく収まるというか、ボールが自分の足下に吸い付かないところがあったのでカイオを入れました。カイオはどうしても若い部分があるし、ホームスタジアムの雰囲気に緊張もあったのかもしれません。動き出しの部分では思ったようなプレーをしてくれた部分もありましたし、できなかった部分もありましたが、まだ若いので修正しなければいけない部分があるのは当然ですし、だいぶ良かったのではないかと思います。今日は遠藤選手も非常にすばらしいパフォーマンスを前後半共に継続して、運動量や積極性を見せ続けたと思います。ダブルボランチに関しても良かったですし、あとは青木選手が今までの培った経験からしてみれば、もうちょっと落ち着いてあのゾーンからのビルドアップをもう少し期待したようにできるのではないかと思います。ただ、チーム全体としては非常に積極性を持ってアグレッシブさを出していました。若いチームですので浮き沈みはあるかもしれないし、強豪だったり、個の能力の高い選手とあたって失敗することもあるだろうし、得ることもあるだろうと思います。ただ、我々はそのまま前進し続けなければいけないのであって、再び謙虚さをもって練習に向かい、真摯に取り組んでもらえば必ず成長があると思います」

以上

【J1:第4節 鹿島 vs C大阪】試合終了後の各選手コメント(14.03.23)
●遠藤康選手(鹿島):
「1点目は自分たちのミスから。もったいない。でも取れるチャンスはあった。1点を追いかけるなかで2点目を取られるのが一番良くない」

Q:相手はかなり右サイドに蓋をしてきたように見えたが?
「あまり前を向けるときがなかった。それでもやんないといけない。チャンスはあったので決めきるのが自分の課題」

Q:振り返ってこうしておけば良かったという点は?
「振り返れば全部こうしておけば良かったと思う。ただ、攻撃に関してはみんな良く動いてどうにかしようという気持ちを見せていた」

Q:ジャイール選手はぶっつけ本番?
「でも実戦でやった方がジャイールの特長もわかる。ドリブルも上手いしパンチもある。これからが楽しみ」

Q:次は1週間空くが?
「練習する時間もあるので連敗しないようにしっかり切り替えて準備したいです」


●曽ヶ端準選手(鹿島):
「切り替えるしかしようがない。失点してから向こうが引いてカウンターという形になっていった。ある程度、ボールを支配してつくれたんですけど、2点目をあの時間帯で取られるのはよくない。1-0でいくことが相手のプレッシャーにもなるし、勢いをもって攻めているところで取られてしまった。もちろん相手はカウンターを狙ってくるが、あの点は問題だった」

Q:取られないようにするためにはどうすればいい?
「もちろんこっちが先に決めていれば流れが変わったけれど、それにしても簡単にやられすぎた。厳しさがまだまだ足りないと思う。技術だけでは足りないし、戦わないと点も入らないし守れない。そこはセレッソの選手たちはあった。若くて巧い選手でも、球際の激しさなどがあった」

Q:連勝が途切れたが?
「負けることはもちろんある。歯が立たなくて負けたわけじゃない。やることをしっかり準備して、続けていかないといけないと思います」

●昌子源選手(鹿島):
Q:失点の場面は?
「ペナルティエリアはトラップするところではない。僕が胸トラップしたところをかっさらわれてしまった。もったいない失点だったと思います。F東京戦、このセレッソ戦は良い勉強になった。収穫が合った試合でした。1週間しっかり準備して、また常勝軍団と呼ばれるようにしたい。セレーゾ監督も言ってましたが、鹿島は首位に居続けるべきチームだと思う。今日は負けになったけれど居続けられるようにしたい」

●青木剛選手(鹿島):
「相手が先制してからどんどん出てくると言うよりは守ってカウンターという形だった。うちが攻めてセレッソがカウンターという展開で失点してしまった。自分たちが追いつかなければいけない状況で相手も奪ってカウンターを狙っていたと思う。追加点を与えないことがベストだと思うが、自分たちが取るか相手がカウンターでとるかギリギリのところだとは思う。でも、自分たちが点を与えず、点が取れていれば違う展開になっていたと思います」

[ J1:第4節 鹿島 vs C大阪 ]

鹿島は3/11に加入したばかりのジャイール(写真)を後半から投入するが、反撃も実らず0-2で敗戦。リーグ戦で今季初黒星を喫した。

リーグ戦初黒星の鹿島MF遠藤「チャンスはあった」
14/3/24 03:13

[3.23 J1第4節 鹿島0-2C大阪 カシマ]

 J1は23日に第4節を迎え、首位の鹿島アントラーズはホームでセレッソ大阪と対戦した。今シーズン、3試合を終えて無失点だった鹿島だが、MF長谷川アーリアジャスール、FWフォルランにゴールを許し、0-2で敗れた。

 序盤から両チームが激しく球際で競い合う中で、先にゴールを許してしまった。セットプレーの流れから与えた先制点。何度かプレーを切るチャンスがあっただけに、MF遠藤康は「1点目は自分たちのミスから。もったいない」と振り返る。さらに「でも、(その後も点を)取れるチャンスはあった。1点を追いかける中で、2点目を取られるのが一番良くない」と、決定機を生かせなかった攻撃面、耐えきれなかった守備面の両方を悔やんだ。

 C大阪がFWダヴィへのパスの供給源となっていた遠藤に対し、厳しいマークを仕掛けてきた。「あまり前を向くことができなかった」と話す遠藤は、「それでもやんないといけない。チャンスはあったので、決めるのが自分の課題」と、その中でも放ったチーム最多4本のシュートを決められなかったことを反省した。

 ただし、次につながる試合でもあったと遠藤は言う。「攻撃に関しては、みんなよく動いて、どうにかしようという気持ちを見せていた」と言い、後半から出場したMFジャイールについても「ぶっつけ本番に近かったけど、実戦でやった方が特長も分かる。ドリブルも上手いし、パンチ力もある。これからが楽しみ」と、チームに新たなオプションを加えてくれることを期待していた。

 リーグ戦3連勝と良いスタートを切った鹿島だが、ナビスコ杯のFC東京戦(1-3)とC大阪に連敗を喫した。29日には、昨季リーグ2位の横浜F・マリノスと対戦する。遠藤は「練習する時間もあるので。(リーグ戦で)連敗しないように、しっかり切り替えて頑張りたいです」と、次節を見据えた。

(取材・文 河合拓)

公式戦連敗も収穫を強調する鹿島DF昌子「また常勝軍団と呼ばれるように」
14/3/24 03:39

[3.23 J1第4節 鹿島0-2C大阪 カシマ]

 鹿島アントラーズの強みと言えるかもしれない。セレッソ大阪に0-2で敗れ、今季リーグ戦初黒星を喫した試合後、鹿島の選手たちは異口同音に自分たちの課題を言葉にした。

 GK曽ヶ端準は「こっちが先に決めていれば、流れは変わっていたと思うけれど、それにしても簡単にやられ過ぎた。厳しさが、まだまだ足りないと思う。技術だけでは足りないし、戦わないと点も入らないし、守れない。そこはセレッソの選手たちにあった。若くて、うまい選手たちも、球際の激しさなどがあった」と、若返りをはかっているチームの課題を口にした。

 先制点のシーンで、PA内でボールを失ったDF昌子源は、より具体的に反省する。「PAはボールをトラップするところではない。僕が胸トラップしたところを、かっさらわれてしまった。もったいない失点だったし、もっとハッキリしたプレーをしないといけなかった」と、自身のプレーを悔やんだ。

 開幕からの連勝が3で途切れたが、曽ヶ端は「負けることは、もちろんある。歯が立たなくて負けたわけじゃないし、やることをしっかり整理して、続けていかないといけない」と、これまでやってきたことを継続することが肝要だと口にした。

「(ナビスコ杯の)FC東京戦、C大阪戦は、いい勉強になった。特に収穫があった試合でした。次は横浜FM戦なので、課題をしっかりと修正して、勝ち点3を何がなんでもつかみに行きたい。また常勝軍団と言われるように、頑張りたい」と、21歳の昌子は言う。

 試合に敗れたものの首位をキープしていることを知らされると、昌子は「それは良かったです。そういう面で、まだ運も鹿島に味方してくれていると思うし、鹿島はこのまま首位に居続けるべきチームだと思う。(トニーニョ・)セレーゾ監督もそう言っていましたし、選手全員もそう思っているので。今日は負けてしまいましたけど、首位にいられるので、次からは勝ち続けて、首位に居続けられるように頑張ります」と、この連敗を教訓に、より強いチームになると誓った。

(取材・文 河合拓)

鹿島初黒星で4戦連続完封記録ならず

つめかけた大勢のサポーターを背に引き揚げる鹿島MF小笠原(中央)らイレブン(撮影・江口和貴)

<J1:鹿島0-2C大阪>◇第4節◇23日◇カシマ

 首位鹿島が今季初黒星を喫した。前半19分、右CKのクリアが甘くなったところを、MF長谷川アーリアジャスールにペナルティーエリアの外から決められて今季初失点。

 開幕4戦連続完封勝ち(90分以内)のJ新記録はならなかった。

 反撃したい鹿島は後半開始から2人を交代。トップ下の土居聖真に代えて本山雅志、左MFの豊川雄太に代えて、追加登録されたばかりのジャイールを投入した。2人を中心に攻撃は活性化したが、押し込んでいた41分にカウンターから追加点を献上。FWフォルランに初ゴールを許した。

 トニーニョ・セレーゾ監督は「まだ若いチーム。個の能力が高い相手だと失敗も目立つ」と振り返り、MF遠藤も「いい流れで1点を追っていた中、カウンターでの2失点目は良くない」と反省した。得失点差で辛くも首位はキープした。
 [2014年3月23日19時57分]

鹿島初黒星…今季最多3万人に応えられず
<J1:鹿島0-2C大阪>◇第4節◇23日◇カシマ

 鹿島が大観衆に勝利を届けられなかった。この日カシマには3万2099人。今節のJ1で唯一3万人を超えた。トニーニョ・セレーゾ監督(58)は「敗戦でまだ頭に血が上っているが、まず言いたい。これほど多くの方々に来てもらえた。選手にとって喜ばしい」と感謝した。

 無観客試合を念頭に「あらためて、お客さんがいることは素晴らしい」と言った。大観衆を知るセレーゾ監督らしい。ブラジル代表の「黄金のカルテット」として78、82年W杯に出場。セリエAでも9季プレーした男は、こう続けた。

 セレーゾ監督 我々がピッチでスペクタクルな試合をし、サポーターがスタジアムで楽しむ。これがサッカーの魅力。面白い試合を見て建設的な応援合戦を展開してもらうから、サッカーが魅力あるものになる。

 前節までの3戦連続完封勝ちは、初の3冠を遂げた00年以来。敗れたが、期待してくれたファンを前に「彼らを魅了し続けなければならない」と再確認した。
 [2014年3月24日8時0分 紙面から]

鹿島、首位キープも…開幕からの連勝3で止まる
 J1第4節(23日、鹿島0-2C大阪、カシマ)C大阪に完敗。首位はキープしたが、開幕からの連勝は3でストップした。「攻撃陣の技術と能力の差が大きかった」とセレーゾ監督。前半19分にクリアミスから先制を許し、その後はゴール前を固めた相手の守備に苦しんだ。終了間際にはFWフォルランに初ゴールも献上。DF昌子は「追い上げムードの中での失点が痛かった。やはりフォルランはうまかった」と唇をかんだ。
(紙面から)

鹿島 “お得意様”相手にリーグ戦初黒星、指揮官「完敗」
J1第4節 鹿島0―2C大阪 (3月23日 カシマ)


<鹿島・C大阪>敗戦に肩を落とす鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 鹿島は過去3年で6連勝していたお得意様に敗戦。得失点差で首位は守ったものの、リーグ戦初黒星を喫したトニーニョ・セレーゾ監督は完敗を認めた。

 「若いチームなので沈むこともあるし、個が高いチームと当たると失敗が目立つ」と指摘。「技術と能力の差が出た」と相手の強力攻撃陣に脱帽した。後半開始から投入された本山は「次に生かせれば」と切り替えを強調した。
[ 2014年3月24日 05:30 ]

【鹿島】セレーゾ監督、C大阪攻撃陣に脱帽「質も技術も高かった」
 ◆J1第4節 鹿島0―2C大阪(23日・カシマスタジアム) 鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督(58)が完敗を認めた。ボールをコントロールしている時間は長かったが、2失点。攻撃陣もゴール前で創造性と精度を欠き、無得点。開幕からの連勝も3でストップした。指揮官は「C大阪の攻撃陣は質も技術も高かった。ウチはエリアの付近まで行くが、そこからの崩しができなかった」。
(2014年3月24日06時02分 スポーツ報知)

鹿島初黒星
J1第4節(23日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は0-2でC大阪に敗れ、開幕からの連勝が3で止まった。通算成績は3勝1敗の勝ち点9で首位を守った。

鹿島は前半19分に先制された。後半開始から本山と初出場のジャイールを送り込んだが得点を奪えず、41分にフォルランのJ1初ゴールを許して突き放された。

サポーターが差別的な横断幕を掲げた問題で処分を受けた浦和は、Jリーグ史上初の無観客試合で清水と対戦し、1-1で引き分けた。

横浜Mは甲府に0-1で敗れて今季初黒星を喫し、3連勝でストップした。


「ドリブルも上手いしパンチもある」とジャイールを評するヤスである。
来日して間がなく、コンビネーションは今一歩であったが、連携を磨けば力を発揮してくれよう。
結果は残念なものであったが、この経験を糧に若い選手は成長を遂げる。
次なる試合に備えようではないか。
楽しみにしておる。