J1鹿島、8日仙台戦 絶対連勝 なるかリーグ最速400勝
【写真説明】パスを出す野沢(左)に詰める青木(中央)と遠藤=クラブハウスグラウンド
J1第2節は8日、各地で9試合を行い、4年ぶりに開幕戦を白星で飾った鹿島はカシマスタジアムで仙台と対戦する。キックオフは午後7時。ホーム初戦も前節同様、勝負強い試合運びを見せられるか。Jリーグ最速の通算400勝も懸かり序盤戦を占う試金石だ。
鹿島は開幕戦で全てセットプレーを起点に4ゴール。強みを存分に発揮し、課題の守りも無失点で抑えた。20歳前後の若手5人が先発して勝利を挙げ、自信と落ち着きが出たのは大きい。19歳の豊川は「気持ちは1試合目と同じ。走って勝利に貢献できれば」と気力が充実している。
若い選手を支えるベテラン勢も頼もしい。本山は「勝っていくことで自信が付き、勝ち方も分かってくる」と言えば、青木は「今はいい流れ。継続したい」と手応えを口にした。さらにリーグ戦400勝を目前とし、青木は「モチベーションになる」と語った。
鹿島は7日の前日練習で、小笠原や遠藤らがFKを何本も蹴って感触を確かめた。今回も得点源にしたい。初戦を落とした仙台は連敗阻止に強い気持ちで臨んでくるだろう。GK曽ケ端は「しっかりした気持ちで試合に入ること」を説いており隙は見せない構えだ。
東日本大震災の被災クラブ同士が3月に対戦するのは3年連続。注目度も高い。内容の濃い戦いを披露したい。
「今はいい流れ。継続したい」とチーム状態の良さを口にする青木である。
大迫の穴を埋める補強が成されなかったことで不安の多い開幕となったが、チームは好調を維持しておる様子。
ここで連勝を飾れれば更に勢いづくであろう。
若いチームはそういうものである。
その若さの象徴である豊川は「気持ちは1試合目と同じ。走って勝利に貢献できれば」と気合いを口にしておる。
開幕戦は公式戦デビューであったが、ヘディングシュートを2本放っており、ゴールに近いということが覗える。
今日は初ゴールが拝めるのでは無かろうか。
左サイドからゴール前に走り込む動きは仙台DF陣を混乱に陥れるであろう。
豊川の活躍で勝利を呼び込みたい。
期待しておる。