鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

鳥栖戦レビュー

2014年03月16日 | Weblog
【J1:第3節 鳥栖 vs 鹿島】レポート:流れを読み、流れを引き寄せ、流れをつかむ。全員が流れに乗って首位をキープした鹿島。流れの中で決めきれず、うまさと若さとに屈した鳥栖(14.03.16)
3月15日(土) 2014 J1リーグ戦 第3節
鳥栖 0 - 3 鹿島 (15:04/ベアスタ/13,013人)
得点者:40' 青木剛(鹿島)、59' 土居聖真(鹿島)、72' 豊川雄太(鹿島)
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勝利した鹿島・トニーニョ セレーゾ監督の言葉から紹介したい。
「我々は、ニュートラルな状態からどこかのタイミングでギアを入れていこうかなという入り方をした」
決して、意図した試合の入り方ではなかったようだ。一方で鳥栖の試合の入り方を「いつも通り、立ち上がりから100%のアグレッシブで来ていた」と感じていた。トニーニョ セレーゾ監督だけでなく、試合を観に駆け付けた13,013人のサポーターも同様に感じていただろう。だが、終わってみると鳥栖の0-3。GK林彰洋の「鹿島のしたたかさを感じた」という言葉にうなずける内容だった。と同時に、先制点の重みとサッカーの奥深さを再認識した試合でもあった。

キックオフは鹿島。それでも、開始20秒には左サイドMF金民友のクロスに中央でFW豊田陽平がシュートを放つことができた。トニーニョ セレーゾ監督(鹿島)が評した「アグレッシブに来ていた」姿はここにも見ることができた。12分にも、MF藤田直之のクロスにFW池田圭がヘディングでゴールを狙うシーンもあった。間違いなく、試合開始直後から鳥栖のペースで試合は進行していた。“流れに乗って”プレーをしていたといえる。この流れを支えていたのは、鳥栖の守備の距離感。センターバック菊地直哉は「距離感は悪くなかった」と感じていたし、MF谷口博之も「前半は鳥栖のゲーム」と言い切った。見ている側もプレーする側も、“鳥栖の流れ”を感じていた。

その流れを一変させたのが鹿島の“型”だった。40分に鹿島左サイド奥深くで得たFKをMF小笠原満男が低い弾道で、鳥栖ゴール前に蹴り込んだ。鳥栖の守備はゾーンで組んでいるので、その前に早いボールが入るとクリアをするのは難しい。DF青木剛がコースを変えて鳥栖のゴールに流し込んで鳥栖の流れを断ち切った。「一番警戒していたセットプレーで先制点を取られてしまったことが、今日一番大きかった」とDF安田理大は試合後に語った。それだけ、この先制点が鳥栖にショックを、鹿島にパワーを与えた。小笠原の1本のキックで鹿島に“流れを引き寄せた”ことになる。

鳥栖も“流れを引き戻す”べく果敢に攻め、集中して守った。53分には、左CKから豊田がシュートを放ち、55分にはGK林が素早い反応で追加点を阻止した。それでも、鹿島の流れは変わらなかった。59分には、FWダヴィが自ら持ち込み中央のFW土居聖真に合わせて追加点を挙げた。“流れを加速”した得点だった。鳥栖は、64分にMF水沼宏太とMF高橋義希を入れて得点を取りに来たが“流れは戻らず”じまい。72分に 鹿島・MF豊川雄太に3点目を奪われて今季初の敗戦となった。

失点を重ねた要因を菊地が冷静に振り返ってくれた。「失点を重ねていくと選手間が広がってくるし、ボランチのところも自由にやられてしまう。スペースできれば相手のトップ下の選手も受けられるようになる」。確かに、先制点以降は鳥栖の距離感ではなく、鹿島の距離感でサッカーが行われていた。谷口の言葉を信じて次節に期待したい。「(先制されるまでは) 内容が悪くはなかったので引きずらないようにしたい」。

と試合の振り返りはここまでで、最後にこの試合の“流れを変えた”理由を探っておきたい。試合の入りは、トニーニョ セレーゾ監督の指摘したとおり鳥栖の流れであった。20歳前後の選手を5人起用していることもあり、一気に試合に入り込むのは経験上難しいのかもしれない。「(若い選手は)試合に出続けることによっていろいろなものを得られるし、それらを選手たちが飲み込んで戦っている」(トニーニョ セレーゾ監督)ことを考えると致し方ないかもしれない。しかし、そこで失点しないのが鹿島のうまさなのであろう。34歳の小笠原のFKを31歳の青木が決めて“(鳥栖の)流れを断ち切り”、30歳のダヴィがお膳立てをして21歳の土居が決めて“流れを引き寄せ”た。最後は、19歳の豊川がとどめを刺して、ラスト10分間では20歳の伊東幸敏に代えて34歳の中田浩二を起用する手堅さを見せた。合わせてルイス アルベルトとカイオを公式戦で初起用し、今後の経験を積ませる交代も見せた。ベテランの試合勘を信じ、若手の勢いを買い、耐える時間帯と攻める時間帯を読むトニーニョ セレーゾ監督の手腕と日ごろからの練習で培った信頼関係が、この試合の流れを大きく動かしたのかもしれない。「試合の入り方を反省し…」と言ったトニーニョ セレーゾ監督の言葉を100%信じていいのかどうか、筆者の頭ではいまだにこの試合の流れをつかみ切れていない。

結果がすべてのプロフェッショナルの世界。しかし、結果に至るまでの過程を問われるのも事実。ワンプレーで状況を好転させ、1つのミスで結果を逃してしまうのがサッカー。流れを変えるのも、流れをつかむのも、プレーの質次第。常にアラートな状態で神経を集中させ、いかなる状況にも瞬時に対応しないといけないのがサッカーなのである。

以上
2014.03.16 Reported by サカクラゲン


トニーニョ・セレーゾ監督のコメント引用から入り、試合の経緯を説明したサカクラゲン氏のレポートである。
鳥栖番として悔しさもあろうが、手堅くまとめたと言ってよかろう。
しかしながら、この試合における重要なポイントであるPKについて述べぬのは片手落ちではなかろうか。
曽ケ端のスーパーセーブもさることながら、それに至るファールについてコメントすべきである。
そもそもペナルティエリア外でのプレイであり、青木は先にボールに触れておる。
つまりファールですらなく、そこを見損なったとしてもPKではない。
このジャッジには少々残念な気持ちにさせられた。
このプレイ以前にジャッジされたオフサイドの判定が正しかっただけに余計に悲しい。
この試合では、ダヴィのイエローカードも妥当ではないし、豊川に至っては足の裏を見せてきた相手にこそイエローカードが正しい。
偏ったジャッジに負けなかった強さこそが、この試合のレポートである。
強い鹿島が還ってきた。
これからも強さを維持していきたい。
期待しておる。

Osvaldo、鹿島移籍を拒否

2014年03月16日 | Weblog
Reviravolta de Osvaldo faz São Paulo recusar oferta de clube japonês17
Guilherme Palenzuela
Do UOL, em São Paulo 15/03/201406h00

Há um mês, a diretoria do São Paulo tentou envolver o atacante Osvaldo em uma troca com o Fluminense pelo meia Wagner, sem consentimento do jogador. Naquele momento, Osvaldo já tinha recuperado a titularidade com Muricy Ramalho, mas não estava jogando ainda em nível muito inferior ao que o levou à seleção brasileira, há cerca de um ano. O São Paulo queria negociar Osvaldo. Um mês depois, a situação mudou completamente, e baseada na reviravolta em campo do jogador: o São Paulo recusou uma proposta de empréstimo do Kashima Antlers (JAP) pelo atleta.

Osvaldo nega, mas a diretoria do São Paulo confirma. Diz que houve sondagens, já recusadas. A proposta do Kashima Antlers foi de empréstimo até o fim de dezembro, com opção de compra ao término do contrato. Os mesmos dirigentes que há um mês diziam que o melhor para o clube e para Osvaldo seria o empréstimo, no qual teria mais chances de jogar e recuperar o bom futebol, hoje o tratam como titular importante para o time montado por Muricy Ramalho.

O Kashima Antlers é treinado por Toninho Cerezo, bicampeão mundial pelo São Paulo, e procura um atacante para suprir a saída de Yuya Osako, negociado em janeiro com o Munique 1860, da Alemanha. Osako, de 23 anos, foi o algoz do São Paulo na Copa Suruga, em agosto de 2013: o atacante marcou três vezes na vitória do Kashima Antlers por 3 a 2, e afundou o time de Paulo Autuori na crise antes de retornar ao Brasil.

Osvaldo também não demonstrou tanto interesse na proposta do clube japonês. O jogador chegou a pensar em sair neste início de ano, pelo mau momento que durou quase um ano. Osvaldo também se aborreceu com a possibilidade de ser trocado por Wagner com o Fluminense, pois só soube da proposta após o início da negociação – rompida pela falta de tempo para inscrever os jogadores nos estaduais do Rio de Janeiro e de São Paulo.

Na última quarta-feira, a estreia foi de Alexandre Pato, mas o destaque foi Osvaldo. Ele foi o autor do gol tricolor na vitória por 1 a 0 sobre o CSA, em Maceió. Nas outras partidas anteriores, manteve bom desempenho. Foi um dos melhores do São Paulo no clássico contra o Corinthians, vencido por 3 a 2, e fez um dos gols no 4 a 0 sobre o Audax.

Em junho de 2013, o Metalist, da Ucrânia, procurou o São Paulo por Osvaldo. Chegou a ser apresentada uma proposta de 6 milhões de euros à diretoria que até então era comandada por Adalberto Baptista. Como Osvaldo havia sido convocado para a seleção brasileira havia menos de três meses, a má fase era encarada como algo que logo se encerraria, e o São Paulo apostou em mantê-lo.

Desde a proposta ucraniana a diretoria do São Paulo fala em oferecer um novo contrato a Osvaldo. A queda de rendimento do jogador, junto à crise pela qual o time passou em 2013, provocou mudança nos planos. Até agora o vínculo, que vai até o fim de 2015, não foi renovado.


鹿島からのオファーを断ったOsvaldoである。
鈴木満常務強化部長が匂わせ、トニーニョ・セレーゾ監督が首を縦に振っていたセレソン経験のあるアタッカーとはこの選手だった模様。
この交渉は不調に終えたが、ジャイールが来た。
ダヴィも好調であり、この二人の連携が深まればJリーグに於いて敵はおるまい。
前への推進力深め勝利を目指したい。
楽しみである。

鳥栖戦報道

2014年03月16日 | Weblog
鹿島開幕3連勝、青木ヘッド/鳥-鹿3節

鳥栖対鹿島 前半40分、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島DF青木剛(右)

<J1:鳥栖0-3鹿島>◇第3節◇15日◇ベアスタ

 鹿島は開幕3連勝、鳥栖は完敗でクラブ初の開幕3連勝を逃した。

 首位攻防戦は鹿島が先制した。前半40分、左FKをDF青木剛(31)がヘディングで決めた。鹿島はホームの地の利をいかす鳥栖の猛攻を浴びながらもワンチャンスを逃さなかった。後半は一転、鹿島ペースで、同14分に加点した。鳥栖は日本代表FW豊田陽平(28)がPKを失敗するなどゴールが遠い。鹿島は同27分、MF豊川雄太(19)がダメ押し点を決めた。
 [2014年3月15日18時4分]

鹿島6年ぶり開幕3連勝で単独首位

鳥栖対鹿島 後半、ゴールを決め遠藤(左)と喜ぶ鹿島FW土居(撮影・栗木一考)

<J1:鳥栖0-3鹿島>◇第3節◇15日◇ベアスタ

 鹿島が3-0で鳥栖を破り、リーグ2連覇を達成した08年以来6年ぶりの開幕3連勝。単独首位に立った。

 前半40分、DF青木剛(31)がセットプレーから頭で先制。後半にFW土居聖真(21)、MF豊川雄太(19)のゴールで突き放した。鹿島は前節仙台戦でリーグ最速の400勝を達成。リーグ対戦成績で過去4戦2分け2敗の鳥栖戦だったが、勢いが違った。

 それでも大黒柱のMF小笠原満男(34)に慢心はない。「(鳥栖に)危ない場面をつくらせた。もっと高い意識で戦わないと。このままでいいわけがない。いつか痛い目にあう」と気を引き締めた。
 [2014年3月15日20時6分]

鹿島敵地で3発、鳥栖に昨季のリベンジ
<J1:鳥栖0-3鹿島>◇第3節◇15日◇ベアスタ

 鹿島が敵地で宿敵鳥栖を撃破し、リーグ2連覇を達成した08年以来6年ぶりの開幕3連勝で首位をキープした。鳥栖とのリーグ対戦成績は、過去2分け2敗だった。だが、J1屈指の運動量を誇る鳥栖のハードワークを攻守で上回る気迫を見せ、00年第1ステージ以来14年ぶりの開幕から3戦連続完封勝利も成し遂げた。トニーニョ・セレーゾ監督(58)は「今日の試合はDF陣に自信になった。経験を積むということで良かった」とたたえた。

 鹿島は昨年11月23日のリーグ戦で鳥栖に1-2で敗れて優勝争いから脱落し、7年ぶりの無冠に追い込まれる屈辱を味わった。この日、前半40分に先制点を挙げたのは、4カ月前の鳥栖戦でパスミスが痛恨の敗戦につながりサポーターの前で号泣していたDF青木剛(31)。「今季はどんな形でも鳥栖に勝つことが目標。アウェーでゼロに抑えて勝てたことが一番」と喜んだ。リベンジの思いが、チームに充満していた。【菊川光一】
 [2014年3月16日7時44分 紙面から]


鹿島・豊川、初得点で「セレーゾへの恩返し」

鳥栖-鹿島 後半、3点目を決め喜ぶ鹿島・豊川=ベアスタ

 J1第3節(15日、鳥栖0-3鹿島、ベアスタ)熊本・大津高から入団2年目の19歳、豊川が初ゴールを決めた。「セレーゾへの恩返し」と喜びを語る。ゴールを決めるとベンチ前へ駆け寄り、開幕戦からスタメンに抜てきしてくれた監督と抱き合った。

 昨季は出場がなかったが、積極的な仕掛けが魅力で「走ることは(Jでも)通用する」と手応え上々の様子だ。今後へ「うちにはいい選手がいっぱいいるので、結果を出していきたい」と力強く話した。(共同)


鳥栖-鹿島 後半、3点目を決め喜ぶ鹿島・豊川(19)と飛び付いて祝福する遠藤=ベアスタ


鳥栖-鹿島 前半、鳥栖・豊田(下)を抑えて、先制ゴールを決める鹿島・青木=ベアスタ


鳥栖-鹿島 後半、2点目を決め喜ぶ鹿島・土居(28)と肩を落とす鳥栖・安田(13)=ベアスタ


鳥栖に勝利し、サポーターの声援に応える遠藤(左端)ら鹿島イレブン=ベアスタ


19歳豊川がプロ初弾!鹿島、開幕3連勝で単独首位

後半、3点目を決め喜ぶ鹿島・豊川

 J1第3節(15日、鳥栖0-3鹿島、ベアスタ)鹿島が鳥栖に3-0で快勝して3連勝とし、得失点差で単独首位に立った。力みなく右足を振り抜くと、ボールはネットに突き刺さった。2-0の後半27分、高卒2年目の19歳・MF豊川雄太がプロ初ゴール。「正直あまり覚えていないけど、超うれしいです」。好きなブラジル代表FWネイマールをまねたダンスも決めてみせた。

 今季開幕戦で先発に起用され、プロ初出場を果たすと3試合目で初得点だ。比較的近い佐賀での試合とあって、出身の熊本から家族や大津高の元チームメートら約40人が駆けつけており、「決められてよかった」。昨年、祖母を亡くしたが「距離も近いし、力を貸してくれたのかな」と、初ゴールをささげた。

 これで鹿島は2008年以来となる開幕3連勝で、10年の第16節以来の単独首位。「結果を出し続けていきたい」という若武者が、チームの新たな希望となる。(伊藤昇)
(紙面から)


鹿島、開幕3連勝!鳥栖との“首位攻防戦”に3発完勝
J1第3節 鹿島3―0鳥栖 (3月15日 ベアスタ)

 鹿島は敵地で鳥栖と対戦し、3―0で完勝した。1―0の後半14分には21歳MF土居が追加点を奪い、後半27分には高卒2年目のMF豊川がだめ押しとなるプロ初得点。

 土居は「ごっつぁんだったけど、あそこにいないと決められない。チームを助けたいし、1年間通してやっていければ」と冷静に振り返り、豊川は「かなり嬉しいっす。正直あんまり覚えていないけど力を入れずに振り抜けたと思う」と興奮の面持ちだった。

 “首位攻防戦”で勝利し、開幕から3連勝。首位を守った。
[ 2014年3月15日 18:12 ]

鹿島2年目の豊川、初得点で「恩返し」 抜てきの監督と抱き合う
J1第3節 鹿島3―0鳥栖 (3月15日 ベアスタ)


鳥栖―鹿島 後半、3点目を決め喜ぶ鹿島・豊川
Photo By 共同


 熊本・大津高から入団2年目の19歳、鹿島の豊川が初ゴールを決めた。「セレーゾへの恩返し」と喜びを語る。ゴールを決めるとベンチ前へ駆け寄り、開幕戦からスタメンに抜てきしてくれた監督と抱き合った。

 昨季は出場がなかったが、積極的な仕掛けが魅力で「走ることは(Jでも)通用する」と手応え上々の様子だ。今後へ「うちにはいい選手がいっぱいいるので、結果を出していきたい」と力強く話した。
[ 2014年3月15日 20:27 ]

曽ケ端“ダヴィのおかげ”豊田PK止めた!首位攻防戦で完勝
J1第3節 鹿島3―0鳥栖 (3月15日 ベアスタ)


<鳥栖―鹿島>後半、3点目を決め喜ぶ鹿島・豊川(19)と飛び付いて祝福する遠藤
Photo By 共同


 首位攻防戦で鹿島が完勝した。鳥栖相手に敵地で3―0。開幕から3戦連続無失点は3冠を達成した00年の第1ステージ以来で、文句なしのスタートダッシュ成功だ。

 分岐点は2―0の後半23分だった。青木がエリア内で相手を倒しPKを与えた。キッカーは日本代表の豊田。押し込まれる展開の中、1点差に迫られればプレッシャーとなったが、元日本代表GK曽ケ端が右に跳んで見事セーブした。

 守護神を“アシスト”したのはダヴィだった。曽ケ端は「最初は逆に跳ぼうと思った」というが「(豊田の背後にいた)ダヴィが右、右と指さしていた」ととっさに方向を変更。その読みが当たり、試合の流れを引き戻した。ダヴィは「豊田のPKを去年、何回か見て右に蹴っていたのを覚えていた」とニヤリ。2得点にも絡み攻守にMVP級の活躍を見せた。

 快勝にも主将のMF小笠原は「危ないシーンもあった。このままで良いと思ったら、いつか痛い目を見る」と話し、曽ケ端も「改善点はある」とかぶとの緒を締めた。高卒2年目FW豊川はプロ初得点。思い切りのいい若手と手綱を締めるベテランとが融合する鹿島の連勝街道は、まだまだ止まりそうにない。
[ 2014年3月16日 05:30 ]

【鹿島】曽ケ端、豊田PK止めた!3連続完封勝利で4年ぶり単独首位

後半27分、鹿島・豊川(右)がゴールを決め、雄たけびを上げて喜ぶ

 ◆J1第3節 鳥栖0―3鹿島(15日・ベストアメニティスタジアム) 鹿島はGK曽ケ端準(34)が鳥栖の日本代表FW豊田陽平(28)のPKを止めるなど3―0で勝ち、4年ぶりに単独首位に立った。横浜MはMF富沢清太郎(31)が先制ゴールを決め、徳島を3―0で撃破。両チームともシーズン開幕から3連続完封勝利で、横浜MがJリーグ史上4チーム目、鹿島が5チーム目の快挙となった。

 ベテランと若手の融合した鹿島が、絶好調男・豊田を完封して開幕ダッシュを決めた。延長やPK勝ちを除く90分間の開幕3連続完封勝利は清水(06年)、名古屋、G大阪(ともに07年)、横浜M(14年)に続く5チーム目。単独首位は10年第16節以来だ。それでも主将のMF小笠原は「危ない場面を作っちゃいけない。もっと高い意識を持ちたい」と気を引き締めた。

 勝負の分かれ目は2―0の後半24分。開幕2戦3発の豊田が蹴ったPKを、GK曽ケ端が左に跳んで止めた。「向こうはイケイケの状態だったから良かった」。1点差に詰め寄られれば同点、逆転にもなりかねない危険な流れを寸断した。

 常に練習開始の1時間前に到着して入念な準備を行っている守護神は、07年第29節から213試合にわたってフルタイム出場を継続中。練習中に若手へ厳しい指示を飛ばすのは「戦えないといけない。戦わないと勝てない」という信念から。この日のように至るところで接触プレーが頻発した激しい展開も、31歳のDF青木を中心に全員が体を張って食い止めた。

 後半14分に21歳のFW土居が追加点、同27分には19歳のMF豊川がプロ初ゴールを決めるなど、若手も存在感を見せた。初先発だった1日の開幕戦前に、緊張から7回もトイレに行った豊川は、得点後にベンチ前でダンスを踊って喜んだ。「自分にはかなり大きな1点だけど、これからもっと取っていかないといけないです」。全世代に共通するのは勝利への欲求。J史上唯一の3冠を獲得した00年にも指揮を執っていたセレーゾ監督の下、常勝軍団の魂は受け継がれていく。
(2014年3月16日06時02分 スポーツ報知)

鹿島「今は良い流れ」=Jリーグ
 鹿島が3戦無失点の3連勝で単独首位に。立ち上がりは鳥栖の素早い寄せと左サイドを起点とした攻撃に手を焼いたが、徐々に落ち着きを取り戻して3ゴールを決めての快勝だった。トニーニョ・セレーゾ監督は「ゼロに抑えられたことは新たな自信になる」と喜んだ。
 豊川ら20歳前後の5選手を先発で起用し、若返りを図る中で結果を出している。鳥栖は過去2年勝てない苦手だったため、「フィジカルの強さを味わう意味でも申し分ない相手。良いテストになった」と指揮官。
 先制ゴールの青木は「今は良い流れ。慢心せず継続したい」と気を引き締めた。(2014/03/15-19:24)

首位対決は鹿島に軍配、3得点で完封勝利…鳥栖は豊田がPK失敗
 J1第3節が15日に行われ、サガン鳥栖と鹿島アントラーズが対戦した。

 開幕2連勝で勝ち点6、得点6、失点0と全く同じ成績で、首位に立っている両チームの一戦。ホームの鳥栖は、豊田陽平や安田理大らが先発出場。一方の鹿島は、ダヴィや遠藤康、小笠原満男らが先発メンバーに名を連ねた。

 鳥栖は開始早々にチャンスを迎え、左サイドからのクロスに豊田が反応。強烈な左足シュートを放ったが、GK曽ヶ端準が横っ飛びで弾き出した。鳥栖は以降も出足の早いプレスでセカンドボールを拾い、鹿島を押し込んでいく。鹿島は体を張った守備で応戦。ファウルでプレーが止まる場面が多い、激しい試合展開となった。

 先制点を奪ったのは鹿島だった。41分、左サイドのタッチライン際でFKを得ると、小笠原からのボールに青木剛が頭で合わせた。セットプレーから鹿島が先制し、1-0で前半を終えた。

 後半、鹿島は59分に追加点を奪う。昌子源からのロングフィードにダヴィが反応すると、左サイドで粘りを見せ、ペナルティーエリア内へ進入。中央へ折り返すと、土居聖真が押し込んだ。

 2点ビハインドの鳥栖は、69分に水沼宏太が倒され、PKを獲得。反撃の絶好機を得たが、豊田のシュートはGK曽ヶ端に弾き出され、得点を奪えなかった。

 ピンチを脱した鹿島は、73分に3点目を記録。左サイドからのクロスのこぼれ球を、豊川雄太が豪快な右足ボレーで合わせ、リーグ戦初得点でリードを3点に広げた。

 試合は3-0で終了。鹿島が敵地で快勝し、3試合連続の完封勝利で、単独首位に立った。

鹿島、横浜FMが3連勝。大宮、神戸は接戦を制して初白星
第3節の9試合が3月15日(土)に開催され、共に開幕から2連勝で迎えた鳥栖と鹿島の対決は、0-3で後者に軍配が上がった。横浜FMも快勝で3連勝を飾り、大宮は川崎F、神戸はF東京にそれぞれ競り勝ち、今シーズンの初白星をつかんだ。



鳥栖 0-3 鹿島 3/15(土)15:00@ベアスタ
昨シーズンまで鳥栖に2分2敗と分が悪かった鹿島が、試合巧者ぶりを発揮して開幕から無失点の3連勝を飾った。立ち上がりこそ鳥栖の勢いに押されるも、次第に「中盤でボールを保持することで、そこを活用できるようになった」(トニーニョ セレーゾ監督)。そして、41分にはMF小笠原 満男のFKをDF青木 剛がヘディングで合わせ、待望の先制点を挙げた。後半に入ると鳥栖の反撃を粘り強くしのぎつつ、FWダヴィの突破から2点を追加。59分にFW土居 聖真が押し込み、73分には19歳のMF豊川 雄太がJリーグ初得点でリードを3点に広げた。中盤ではMF小笠原 満男が攻守に存在感あふれるプレーを披露し、チームを勝利に導いた。

鳥栖にとって絶好の得点チャンスは68分。MF水沼 宏太への反則で得たPKを、FW豊田 陽平がキック。ところが、ゴール右隅を狙ったシュートは、見事な反応を見せた鹿島GK曽ヶ端 準のセーブに防がれた。試合を通じて左サイドからの攻め、MF藤田 直之のロングスロー、ハードワークなどを生かして鹿島ゴールに迫ったものの、最後までゴールネットを揺らすには至らなかった。


曽ケ端のPKストップの陰にダヴィありも扱いが大きいが、ここは豊川の初ゴールであろう。
今季よりポジションを得た二年目の19才の活躍は世代交代の象徴と言えよう。
しかしながら、単に若手を起用すれば良いというものではない。
満男や曽ケ端、そして青木と言った経験多き先輩が支えてこその世代交代である。
また、新戦力である山本脩斗も、プレイも素晴らしいが、世代の谷間を埋める存在として際立っておる。
一致団結した鹿島の進撃は始まったばかりである。
楽しみにしたい。

シャルケ・篤人、ロボットのようだけど、走り始めている

2014年03月16日 | Weblog
シャルケ内田W杯へ「無理のしどころ」

ドイツ出発を前に、成田空港で取材に応じる内田(撮影・鈴木正章)

 右太もも裏を痛め長期離脱している日本代表DF内田篤人(25=シャルケ)が、サッカー人生を賭した決意を語った。日本でのリハビリを終え所属クラブに戻るため、15日に成田空港から渡欧。患部は肉離れだけでなく、腱(けん)も損傷。再発の可能性もあるため、5月上旬のW杯メンバー発表までに復帰できるかは微妙な状況だが「サッカー人生の大事なポイント。無理のしどころかなと思う」と言い切った。

 普段通り淡々とした言葉の中に、覚悟が垣間見えた。順調に回復しているとはいえ、復帰までの見通しは見えていない。その中で内田は「W杯は大事ですし、サッカー人生の大事なポイント。脚が治るかどうかは脚に聞かないと分からないけど、無理のしどころかなと思う」と話した。

 2月9日のハノーバー戦で負傷。癖となっている肉離れに加え、腱も損傷しており「けがして2~3日で肉離れじゃないと思った。膝が爆発したと」。日本に緊急帰国し、手術を回避してリハビリを続けてきた。ただ「普通に歩けるようになって走り始めた。でもロボットみたい。自分の脚じゃないみたい」と現状の厳しさは自覚している。

 それでも気持ちは前を向いている。都内の施設では同様に離脱中のMF長谷部(ニュルンベルク)とともにリハビリ。故障から復帰を目指す新体操のサイード横田仁奈ら他競技の選手とも交流し、思いを語り合った。「みんなの復帰した姿を見たいし、僕も見せたい。僕の人生で必ずプラスになると思う」と言った。

 帰国中にはザッケローニ監督と会い「しっかり治してと言われた」という。日本代表のW杯メンバー発表は5月上旬。「もう1回、再発したら駄目なんで。メンバー発表に合わせたいけど、間に合わないなら間に合わないでね」と冷静に話した。メンバー発表まで残り2カ月弱、W杯1次リーグ初戦コートジボワール戦(6月14日)まで3カ月。日本の不動の右サイドバックは1歩1歩、復帰への階段を上っていくしかない。【菅家大輔】
 [2014年3月16日7時58分 紙面から]

内田、右脚深刻…W杯やっぱりピンチ「再発したら無理」

成田空港からドイツへと出発した内田。W杯出場に暗雲が漂う

 ブンデスリーガ・シャルケの日本代表DF内田篤人(25)が15日、チームに合流するため、成田空港発の全日空機でドイツへ出発した。2月9日のハノーバー戦で右太ももを痛め、治療とリハビリのために帰国していたが、試合への復帰時期が未定で、ブラジルW杯出場がピンチになったことが判明。「再発したら(W杯出場は)無理。やるだけやって(選出するかは)監督に決めてもらいたい」と悲壮な覚悟を明かした。


ドイツへ出発した日本代表DF内田篤人

 ドイツ出発直前の成田空港。DF内田の淡々とした語り口に、悲壮感がにじんだ。

 「再発したら(W杯出場は)無理。やるだけやって(メンバーに選出するかはザッケローニ)監督に決めてもらいたい」

 2月9日のハノーバー戦で負傷し、「肉離れではない。膝が爆発したかと思った」と長期化を覚悟した。同14日に帰国し、手術は回避。しかし、検査で太ももの肉離れに加え、腱(けん)の損傷も判明した。今は歩けるまで回復したが、「自分の足じゃないみたい」と説明。試合への復帰時期は未定だ。

 前回の2010年南アフリカW杯は代表入りしながら、戦術変更や体調不良で出場機会がなかった。ザッケローニ監督の就任で主力となり、W杯最終予選で8戦中5試合に先発した。控えのDF酒井宏樹(ハノーバー)やDF酒井高徳(シュツットガルト)も、内田をしのぐ力はまだない。

 「無理しちゃいけないのは分かるが、W杯はサッカー人生の中で大事なポイント。足が治るかどうかは足に聞かないと分からないが、無理のしどきだと思う」と内田。都内のリハビリ施設では右膝を再手術したMF長谷部誠(ニュルンベルク)のほか、バドミントンや新体操の選手からも刺激を受けた。「人生で必ずプラスになる出会い。復帰した姿を見せたい」。5月上旬のW杯メンバー発表まで、時間との勝負に挑む。(林健太郎)
(紙面から)

内田、右太もも回復「順調」ランニングも開始

国内でのリハビリを終え、ドイツへ出発する内田篤人

 国内でリハビリを行っていた日本代表DF内田篤人(25)=シャルケ04=が15日、成田空港からドイツに向けて出国した。肉離れ、腱(けん)損傷と診断された右太ももは「順調」としながらも「無理のしどきなのは分かっている。でも、再発したら(W杯出場は)無理。そこだけは気をつけたい」と慎重にリハビリを続けていく考えだ。

 2月のハノーバー96戦で負傷後、国内で約1か月、リハビリに取り組んだ。当初は歩行に松葉づえが必要だったが、今では「ロボットのよう(ぎこちない)だけど、走り始めている」という。今後はシャルケ04のトレーナーの下、4月中の実戦復帰を目指す。

 国内でのリハビリ施設では、新体操のサイード横田仁奈(20)、バドミントンの與猶(よなお)くるみ(21)ら他競技の選手とも交流した。「いろいろ話して、すごく刺激をもらった。みんなの復帰した姿を見たいし、みんなに復帰した姿を見せたい」。W杯メンバー発表(5月)まで約2か月。失敗の許されないリハビリは今後も続く。
[2014/3/16-06:03 スポーツ報知]


順調に回復していると語るシャルケの篤人である。
4月中の復帰を目標にリハビリを続け、W杯を目指す。
しかしながら、再発すればW杯出場は絶望となり、日本代表に暗雲が立ちこめる。
ここは慎重にリハビリを続けるところである。
復帰の報はしばし先になろう。
順調に回復へ向かうことを願っておる。

1860ミュンヘン・大迫、初アシストそして同点弾の活躍

2014年03月16日 | Weblog
大迫、初アシストに劇的同点弾!!入籍後2戦連発で今季4ゴール目
14/3/15 22:55

[3.15 ブンデスリーガ2部第25節 E・アウエ 2-2 1860ミュンヘン]

 ブンデスリーガ2部は15日、第25節を行い、FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンは敵地でE・アウエと対戦し、2-2で引き分けた。前半2分に大迫のアシストで先制すると、一度は逆転されたが、後半アディショナルタイムに大迫の2戦連発となる移籍後4得点目で引き分けに持ち込んだ。

 試合はいきなり動いた。1860ミュンヘンは前半2分、DFマルクス・シュタインヘファーの右CKを大迫が頭でそらし、ゴール前に詰めたDFグジェゴジュ・ボイトコビアクが右足で押し込んだ。大迫の移籍後初アシストで先制点。開始早々にリードを奪った。

 その後も大迫が前線で体を張ってチャンスを演出するが、チームとして2点目を奪えず、逆に決定的なピンチを相手のシュートミスに救われるなど、試合は一進一退の攻防となった。前半は1点リードで折り返したが、後半4分に自陣での不用意なパスミスから同点ゴールを許し、1-1に追いつかれた。

 その後も大迫を中心に果敢にゴールを目指すが、2点目が遠い。後半18分にはボイトコビアクの左クロスに大迫が飛び込むが、わずかに届かず。同25分のシュートもGKの正面を突いた。すると後半41分に痛恨の2失点目。1-2と逆転され、敗色濃厚となる中、後半アディショナルタイムに右クロスを大迫がヘディングで叩き込み、土壇場で2-2の同点に追いついた。

 日本代表のニュージーランド戦が行われた今月5日にモデルの三輪麻未と入籍した大迫。7日のアーレン戦(4-0)に続いて入籍後2戦連発となるゴールを奪い、加入後6戦4発と着実に結果を残している。

大迫4点目 1G1Aでチームを敗戦から救う


順調にゴールを重ねる大迫

2014/03/15 23:20:00

アディショナルタイムに頭で同点弾

15日に行われたブンデスリーガ2部第25節のエルツゲビルゲ・アウエ対1860ミュンヘン戦で、FW大迫勇也は1ゴール1アシストの活躍でチームを敗戦から救った。

アウェーに乗り込んだ1860ミュンヘンは開始2分でいきなり先制。右からのCKに対してニアでジャンプした大迫がヘディングで合わせると、GKの前にこぼれたボールをヴォイトコヴィアクが押し込んだ。

だが、後半に入り49分に同点に追いつかれた1860ミュンヘンは、さらに86分に逆転のゴールを許す。敗戦の危機に立たされたチームを救ったのは、またも大迫のゴールだった。

アディショナルタイムの92分、アトルンクが右サイドのゴールライン際を突破してクロスを上げると、大迫がマーカーに競り勝って高い打点からヘディング。これが決まって2-2となり、1860ミュンヘンがアウェーで勝ち点1をもぎ取った。

2試合連続ゴールの大迫は、これでデビューから6試合で4得点。順調にゴールを重ねる一方で、チームは勝ち切れない試合が多く、昇格圏とのポイント差は徐々に開きつつある。


1G1Aでチームに勝ち点をもたらせた1860ミュンヘンの大迫である。
チームに先制点をもたらすアシスト、試合終了間際の劇的同点弾と、ファンへ強く印象付ける活躍はとても嬉しい。
これからも素晴らしい活躍を続けて欲しい。
良い報を待っておる。

神戸・マルキーニョス、今季初ゴール

2014年03月16日 | Weblog
【J1:第3節 神戸 vs F東京】試合終了後の各選手コメント(14.03.15)
3月15日(土) 2014 J1リーグ戦 第3節
神戸 2 - 1 F東京 (19:04/ノエスタ/10,089人)
得点者:52' マルキーニョス(神戸)、62' 森岡亮太(神戸)、67' エドゥー(F東京)

●マルキーニョス選手(神戸)
「(加入後、初得点について)自分のキャリアで新しい選択をして、多くのサポーターの前で得点できて本当に幸せです。
(ゴールシーンを振り返って)あの場面、ペドロがうまく相手のバックパスを読んで取ってくれて、彼に声をかけて、彼が僕の方にパスを送ってくれた。それを決めることができて良かったと思いますし、ゲームのシチュエーションを考えると先制点が大事だった。それを自分が取れたことは良かったと思う。
(新チームでプレッシャーは感じる?)プレッシャーを受けることは本当に幸せなことだと思う。そういう中でできていることが幸せです。チームは良くなっているけれど、もっとよくなると思うし、そうしていかないといけない。皆さんも知っているように、今日の神戸はそれほど良くはなかった。ただ重要な勝点3を取れた。今までいい試合をしてもゴールを取れずに勝ちきれなかったが、今日は勝つことができた。これからの安定感を考えれば、今日の勝点3は良かったと思います」

[ J1:第3節 神戸 vs F東京 ]


ホームで今シーズン初勝利を狙う神戸は52分、古巣との対戦となったペドロ ジュニオール(神戸/#7)のパスカットから最後はマルキーニョス(写真/#18)がゴールを決め先制。マルキーニョスはこれが神戸での初ゴールとなった。

神戸マルキーニョス移籍後初ゴール

神戸対東京 後半、神戸FWマルキーニョス(左)が先制ゴール決める

<J1:神戸2-1東京>◇第3節◇15日◇ノエスタ

 神戸が、新エースFWマルキーニョス(37)の移籍後初ゴールなどで、今季初勝利を挙げた。後半7分に東京のバックパスの乱れから、マルキーニョスが先制弾。同17分にはMF森岡亮太(22)が、ゴールを決めて2-0とした。

 その後、東京に1点を返されたものの、2-1で接戦を制した。

 これがクラブのJ1通算150勝目。

 マルキーニョスは「(ゴールを)決められて良かったです。(これからも)多くのゴールを、みなさんに届けたい。勝利できたことがうれしい」と笑顔で話した。
 [2014年3月15日21時25分]


今季初ゴールを記録した神戸のマルキーニョスである。
この先制弾もありチームは勝利。
改めてマルキーニョスの力を感じさせられた。
このマルキ擁する神戸との対戦は4月19日となる。
強い気持ちで抑え込みたい。
対戦が楽しみである。