鹿島新体制会見 なお大迫の穴補強へ
2014年1月20日
J1鹿島が20日、カシマスタジアムで新体制会見を行った。移籍で磐田からDF山本脩斗と、ポルトガル・SCブラガからMFルイスアルベルトが、新人ではユースから昇格したGK小泉勇人、帝京大可児高からMF杉本太郎、千葉国際高からMFカイオ、筑波大からFW赤崎秀平が加入した。来日前のルイスアルベルト以外の5人が会見に出席した。
今オフにFW大迫勇也がドイツ2部・ミュンヘン1860へ移籍。昨季、リーグ戦で19得点を挙げたエースの穴は大きい。井畑滋社長は「今回の補強につきましては、これで終了ということではなく、進めております。大迫選手の抜けた穴、攻撃的な選手の補強に全力を挙げている。点の取れる選手の獲得へ努力しているところです」と説明した。
新加入選手の意気込みは以下の通り。
DF山本「歴史と伝統のあるチームに来られて光栄に思います。しっかり試合に出てチームのために頑張りたい」
GK小泉「日本代表で活躍している西川選手、権田選手と対戦したい」
MF杉本「今はうれしい気持ちというより、新しいスタートなので、やってやろうという気持ちが強いです」
MFカイオ「練習をたくさんして、全身全霊を込めて貢献したい。最後にはタイトルをとりたい」
FW赤崎「去年から指定選手として早めに参加させていただいていた。正式にプロとして踏み出せたので、素直にうれしい気持ちが一番強いです。早くフィットして試合に出て点を取ってチームに貢献できるようにしたい」
新入団4人のコメントを報じるデイリーである。
山本脩斗は、歴史あるクラブへの加入を喜んでおる。
かつては好敵手と呼ばれたジュビロからの移籍だけにかかる期待の重圧をはねのけて欲しいところ。
ルーキーの小泉は日本を代表するGK二人の名を挙げ対戦したいと述べる。
しかしながら、その二人以上に曽ケ端は偉大なるプレイヤーである。
その壁を乗り越えてポジション掴むべく努力に努力を重ねて欲しい。
杉本太郎は新しいスタートを強く心に誓っておる。
若手というレッテルを一日も早く剥がすのだ。
カイオはタイトルを口にした。
新卒とはいえ、助っ人でもある。
ここは優勝に貢献して名を上げるのだ。
そして赤である。
プロとしての意気込みを強く語っておる。
学生時代とは異なるプロリーグのスピードに一日早くも慣れ、戦力として一本立ちするのだ。
また、井畑社長は更なる補強について示唆しておる。
攻撃的な選手が誰であるのか興味深い。
噂の杉本健勇なのか、二列目のブラジル人なのか、はたまた二人共なのか。
攻撃の担い手を補強し、爆発的な得点力を得て勝利を積み重ねようではないか。
楽しみである。