U-21日本代表 AFC U-22選手権オマーン2013
終了間際の一発に沈む イラン代表に惜敗
AFC U-22選手権オマーン2013 準々決勝
2014年1月20日(月) 現地時間20:00キックオフ 45分ハーフ
Seeb Sports Stadium(オマーン/マスカット)
U-21日本代表 0-1(前半0-0、後半0-1)U-23イラク代表
得点者
84分 AMJED KALAF AL-MUNTAFIK(イラク)
スターティングメンバー
GK:櫛引政敏
DF:川口尚紀、西野貴治、山中亮輔、植田直通
MF:吉野恭平、原川力、中島翔哉、矢島慎也、喜田拓也
FW:鈴木武蔵
サブメンバー
GK:杉本大地、ポープ・ウィリアム
DF:松原健、亀川諒史
MF:石毛秀樹、金森健志、為田大貴、秋野央樹
FW:荒野拓馬、浅野拓磨、幸野志有人
登録外メンバー
DF:奈良竜樹
交代
55分 喜田拓也 → 金森健志
67分 矢島慎也 → 荒野拓馬
87分 原川力 → 浅野拓磨
監督・選手コメント
手倉森誠監督
結果は残念ですし、悔しいです。
この大会、グループステージを3連勝で突破し、得点もたくさん挙げていたのがイラクだったので、彼らの攻撃力を抑えるために前半は守備から入りました。序盤は思った以上にイラクにパワーがあり、勢いに押されましたが、中盤以降は一進一退となり自分たちのやり方で試合をできました。アンカーを置いた4-3-3の形から後半途中より2トップへと変えることで相手を仕留めようと思っていました。
90分で決着がつくとイラクの監督も私も考えていました。最後の1点を我々が取ると思っていたのですが、相手に奪われてしまいました。
いよいよこの大会からリオ五輪に向けた準備がスタートしました。今回の大会をシミュレーションと捉えると今日の準々決勝は勝たなくてはいけない試合でした。そういう意味では課題の残る大会となりました。ただU-21で臨み、上の世代を相手にプレーし、A代表経験者が10名以上いるイラクと戦えたことは非常に良い経験となりました。イラクに負けたこと、悔しさという財産を大切にしていきたいと思います。
最後にオマーンで私たちをサポートしてくださった日本人会の皆さん、大会関係者、滞在ホテルの皆さん、みなさんの温かいサポートのおかげで良い経験ができました。ありがとうございました。
吉野恭平選手(東京ヴェルディ)
イラクは球際も強く、スピードも早かったです。体を全然当てることもできませんでした。守備の際にフィルターになれず、センターバックを助けられませんでした。攻撃ではつなぎに顔をだす回数も少なかったですし、失点につながりそうな場面も作ってしまい、攻守にわたり課題の残る試合となりました。攻守両面において高めていかなくてはいけません。もっと攻撃に顔を出して、ボールを支配して、ゲームをコントロールする部分を高めていきたい。次にイラクとやるときは絶対に勝利という結果を残したいと思います。
原川力選手(愛媛FC)
イラクに攻めこまれてはいましたが、ピッチの中ではみんな落ち着いてプレーできていました。点を決められる感じも全くなかったのですが、一発でやられてしまいました。もったいない試合でした。
ボールを奪って素早くカウンターというチームのやり方は何回かでましたが、その質も量もともなっていなかったと感じます。個人的にもシュートを1本も打てませんでした。もっと前と絡みたかったが、なかなか絡めず、自分の持ち味をなかなか出せない試合となりました。
スケジュール ※現地時間
01月9日(木) 15:30 練習試合 対オマーン アーミー クラブ
AFC U-22選手権 オマーン 2013
01月12日(日) 20:00 グループステージ第1戦 対イラン(Royal Oman Police Stadium)
01月14日(火) 20:00 グループステージ第2戦 対クウェート(Royal Oman Police Stadium)
01月16日(木) 17:00 グループステージ第3戦 対オーストラリア(Royal Oman Police Stadium)
01月20日(月) 20:00 準々決勝 対イラク(Seeb Sports Stadium)
01月23日(木) 17:00 準決勝
01月25日(土) 19:30 3/4位決定戦(Seeb Sports Stadium)
01月26日(日) 19:30 決勝(Sultan Qaboos Stadium)
テレビ放送予定 ※日本時間
日本が進出していない場合
決勝 CSテレ朝チャンネル2 01月27日(月)
20:00~
U-21日本代表のチャレンジはベスト8にて散った。
流石にフル代表を数多く抱えるイラクには分が悪かった模様。
植田は先発フル出場したが、最後の最後に競り負け失点に絡んでしまった。
これは無念であろう。
この大会で、このチームのアジアでの立ち位置が朧げながら見えたように思う。
今回招集外であった選手も含め、チームとしての熟成し、リオデジャネイロ五輪を目指すのだ。
チームの成長を期待しておる。