鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

大迫、代表に呼ばれるためには所属クラブで結果を出し続けないといけない

2014年01月02日 | Weblog
大迫 W杯メンバー生き残りへ“3度目の正直”なるか?

ゴール前の勝負強さをアピールしたい鹿島の大迫
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 W杯ブラジル大会の日本代表23選手発表まで5カ月。昨年の活躍で一躍1トップの有力候補となった鹿島のFW大迫は“3度目の正直”でW杯メンバー入りを狙う。

 07年U―17W杯、12年ロンドン五輪はアジア予選で主力としてプレーしながら、大会直前でメンバーから落選。今回も柿谷、ハーフナーらとの定位置争いはし烈で「現状のままでW杯に行ける保証は何もない。代表に呼ばれるためには所属クラブで結果を出し続けないといけない」と危機感を募らせている。昨年11月16日のオランダ戦で鮮やかな右足弾を決めるなど国際Aマッチ通算6試合3得点を記録。先発した試合は3戦3発と抜群の決定力を誇り、ゴール前の勝負強さで生き残りをアピールする。

[ 2014年1月2日 05:30 ]

「現状のままでW杯に行ける保証は何もない」とメンバー選出に危機感を持つ大迫である。
確かにそのように感じるのもわからないではない。
事実、当確と思われておったロンドン五輪では本大会でのメンバー落ちを体験しておる。
このような思いは二度としたくないと考えるのは当然であろう。
しかしながら、「代表に呼ばれるためには所属クラブで結果を出し続けないといけない」と本人が申すように、コンスタントに試合に出場し結果を出し続けることが肝要なのである。
既にチームメイトとプレイスタイルを共有しておる鹿島でのプレイが、代表選出への近道であることは紛れもない真実である。
それは大迫も頭では理解しておるのではなかろうか。
とはいえ、それとは別にチャレンジしたい気持ちが膨らんでおることも事実であろう。
それもまたフットボーラーとして当然の考えである。
ここで簡単な助言がある。
広島のミキッチのコメントである。
「Jリーグのレベルは高いのに、なぜ日本の若い選手たちは外国のリーグに行きたがるのか? その理由がまったくわからないんだ。こんなに素晴らしいスタジアムとサポーターの雰囲気があって、さらにパーフェクトな運営がなされている。プレーの質も高い。それなのに、なぜJリーグより下のクラブに行く必要があるんだろう」
「香川真司のように、ドルトムントみたいなビッグクラブからオファーがあれば移籍するのはわかる。だが、そうではないクラブだったら話は別だ。ヨーロッパで12年間プレーした自分の感覚からしたら、アウクスブルクやベルギーリーグのチームのクオリティーはJリーグより下だ。自分からしたらケルンもそう。ヨーロッパならどこでもいいという感覚が理解できない」
この言葉を噛みしめて欲しい。
ビッグクラブからの好条件のオファーであれば、誰もが諸手を挙げて歓迎する。
しかしながら、二部のクラブへの移籍に賛成するものは少なかろう。
ここは冷静になって正しい決断をするのだ。
大迫の去就に注目である。

ノジマステラ神奈川吉見夏稀、本山と野沢を尊敬

2014年01月02日 | Weblog
世界へ羽ばたく、若き才能
掲載号:2014年1月 1日号

 大きな夢を抱き活躍する、座間ゆかりの20歳のアスリートがいる。プロボクサーの井上尚弥選手(栗原小学校出身/栗原中央)と、女子サッカーの吉見夏稀選手(同/相模原市)だ。世界へ飛躍しようとする2人に、2014年の夢について語ってもらった。

世界への期待かかる1年

 相模原青陵高校時代に、高校生として史上初のアマチュア7冠を成し遂げた井上選手。2012年に大橋ボクシングジム(横浜)に移り、プロに転向。その戦績から「怪物」と称され、2012年10月にライトフライ級でデビューした。そして2013年は「内容の濃い1年」だった。

 1月、タイ王者のガオプラチャン・チューワッタナ選手を1ラウンドKO。4月、同級1位だった佐野友樹選手に10ラウンドTKO勝ち。そして、昨年のハイライトとも呼べるのが、8月にスカイアリーナ座間で行われた日本タイトルマッチだ。地元の大声援を受け、驚異的なタフネスを発揮した王者・田口良一選手を判定で破った。「地元から多くの方が応援に来てくれて嬉しかった」と振り返る。さらに、12月に行われた東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチでは、冷静に試合を進め、へルソン・マンシオ選手に5ラウンドTKO勝ちをおさめた。

 1年間で4戦。どの試合でもファンの期待と声援に応えてきた。テレビや雑誌などメディアへの露出も増え、外出すると声を掛けられることも多くなったという。取り巻く環境の変化は大きいはずだが、戸惑う様子は見られない。「みんなに応援されるような人間になりたい」と更なる成長を目指している。

 2014年は、世界王座への期待がかかる1年だ。世界戦への試金石とされていた東洋太平洋タイトルマッチでは、充分な内容を見せた。世界王座奪取の日本人最速記録(現在は7戦)を更新するには、次戦で世界戦に挑戦する必要がある。次戦が世界戦になるのか、東洋太平洋の防衛戦になるのかは未定だという。

 「世界戦になった場合に1回で王者となれるよう、これまで以上に練習に集中します。2013年より更に濃い1年にしたい」と意気込み、「座間市民の皆さんもぜひ応援お願いします」と呼びかけていた。

なでしこリーグ目指す

 吉見選手は、2012年に創設された女子サッカーチーム「ノジマステラ神奈川」の一員として、女子サッカー1部「なでしこリーグ」入りを目指している。

 兄や友達の影響で、4歳からサッカーを始める。小学生の頃は地元の「A・C・ROSSO(ロッソ)」に所属していた。小学校卒業後、「サッカー選手になる」という夢をかなえるため、養成機関「JFAアカデミー福島」(福島県)へ。12歳で親元を離れる選択について「迷いはありませんでした」

 福島の公立学校に通いながらトレーニングに励む日々。卒業まであと1年のところで発生したのが東日本大震災だった。避難を余儀なくされ地元へ。そんな中、参加したのがノジマステラのセレクションだった。

 当初はサイドバックを務めていたが、2012年の夏頃からボランチに転向。ファーストタッチで相手をかわすプレーが得意。経験を積むことで、視野も広くなり、足元の技術も向上してきた。尊敬する選手は鹿島アントラーズの本山雅志選手と野沢拓也選手で、「ボールを持ったら何をするか読めない。他の人にない感覚を持っている」と話す。

 昨年9月、ナイジェリア代表と戦う日本代表「なでしこJAPAN」に初選出。「『何で自分が』って驚きました」と振り返る。試合出場は無かったが、合宿では川澄奈穂美選手などトップレベルのプレーを目の当たりにして刺激を受けた。

 チャレンジリーグ(=2部)に所属するノジマステラ。2014年は昇格をかけた勝負の1年だ。「ボランチとしてチームを引っ張りたいです」と語る。さらに視野は2020年の東京オリンピックへ。「アカデミーの仲間と一緒に出ようと約束しました。7年は長いようで短い。日々のトレーニングを怠らず、後悔しないよう頑張ります」――。






なでしこJAPANの吉見夏稀の記事である。
本山と野沢を尊敬するとのこと。
さすがにプレイヤーの目は鋭い。
この二人のテクニックはJリーグでも突出しておる。
同時にピッチに立てば素晴らしいファンタジーで観客を魅了する。
今年も吉見夏稀選手に勇気を与えるべく本山と野沢には活躍して欲しいところ。
楽しみにしておる。