元代表DF中田獲りへ J1昇格の切り札だ!…山形
J2山形が元日本代表DF中田浩二(33)=鹿島=に獲得オファーを出したことが11日、分かった。山形は今季J2で一時首位に立つ躍進を見せたが、終盤に失速。最終的に10位でJ1復帰を逃した。浮き沈みの大きかったシーズンの反省を生かし、奥野僚右監督(44)がチームの大黒柱として経験豊富な中田獲得を熱望。J1昇格の切り札として獲得を目指す。
中田は今季、けがに悩まされ、リーグ戦5試合の出場にとどまった。だが、復帰後のリーグ最終柏戦(1日)では、巧みなDFラインコントロールで別格の存在感を見せ、勝利に貢献。鹿島からも契約延長オファーを受け、複数の他クラブから獲得の打診がある中で、中田の決断に注目が集まる。
(2012年12月12日06時03分 スポーツ報知)
再生第一弾!DF中田浩二獲りへ…山形
J2山形がJ1鹿島の元日本代表DF中田浩二(33)の獲得に乗り出していることが11日、明らかになった。先週末に正式オファーは鹿島側に送付済みで、移籍実現の可否は本人の決断に一任されているという。
J1復帰に向けて山形がビッグネームに白羽の矢を立てた。奥野体制2年目となる来季に向けてクラブ側は今季の戦いを検証した結果、ピッチ上で精神的に柱となる存在の必要性を痛感。02年、06年と2大会連続してW杯に出場し、鹿島でも国内3大大会(リーグ戦、ナビスコ杯、天皇杯)で11回の優勝を経験した男を指名する形となった。
中田は97年に帝京高(東京)から鹿島に入団。同期の小笠原、本山(ともにMF)と2000年の3冠達成に貢献するなど鹿島の黄金時代を支えた。日本代表でも02年の日韓W杯ではトルシエ・ジャパンの代名詞でもある「フラットスリー」の担い手として初のベスト16進出に貢献した。04年から5年間はフランス1部のマルセイユに2年、スイス1部のバーゼルに3年在籍と海外経験も豊富で、若い選手の成長を期待するチームには見本となる存在になりえる。
今季は若返りを図るチーム事情もあり出場5試合にとどまり退団をうわさされていた。奥野監督は鹿島コーチ時代に中田を指導している。山形入りとなれば指揮官を支える役割も期待できる。ラブコールで元代表選手の心を動かすことが、モンテ再生の第一歩となる。
(2012年12月12日10時32分 スポーツ報知)
山形が中田コにオファーとのこと。
これは驚きのニュースである。
確かに奥野監督への契約延長する際に中井川GMが
「DFをまとめる、声を出せる選手にオファーを出している」と述べており、その条件に合致するのは中田浩二と言って間違いは無い。
奥野監督との縁もあり、可能性も否定できぬ。
中田コとしては、今季は怪我に悩まされ不本意なシーズンであった。
しかしながら、リーグ最終戦では先発出場し完封勝利に多大な貢献をしており、能力に陰りは見えぬ。
鹿島としては、実績と経験を大きく買っており
契約延長のオファーをしておる。
とはいえ、中田コが負傷離脱しておった際には青木が穴を埋め、
源も成長著しい、そして山村も控えておる。
また、来季は植田くんも入団する。
来季のCB陣容は豪華絢爛と言って良かろう。
中田コが絶対なレギュラーとなるかは確実とは言えぬ。
そして、山形以外からの打診もある模様。
これは悩みどころと言って良かろう。
中田コがどのような決断をするのか注目である。